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いいぞ 野球は

「思いのままに」

2008-02-15 00:08:14 | Weblog
「楽しまんと仕事じゃない」「どうせするなら楽しい仕事を」私の直上の上司の口癖です。

組織の中でもかなりきついポジションであるがゆえに、自分で言い聞かせているのもあるかもしれないのですが、その口癖が私を含む数人の部下にとって、心の救いと安心感をもたらせ、きつい状況のさなかでも、このリーダーのもとでがんばろう!と思えるようになります。きっとそれは、その上司がその口癖を口でいっているだけではなく、私から見ても本人が本当に楽しんでやっているようにみえるから、説得力があります。

今注目されている人の一人で、会社の立て直しだったでしょうか、そんな分野で活躍している星野佳治さんの言葉に「任せれば人は楽しみ動き出す。楽しむからこそ人は動き出す。任せる側も失敗することを恐れない。だから任される側も失敗することを恐れずにチャレンジできる。こんな組織文化が大切」とあります。「失敗してもしつこく繰り返す。追求して成功体験を得る。それが社内の財産になる」と、言い切っておられます。かっこいいです。

先日、スポーツニュースでは、こんな場面がありました。王監督が新しいチームリーダーである川崎選手にアナウンサーを介して寄せた色紙に「思いのままに」と記していました。監督は新リーダーである川崎選手のことを「自分ががむしゃらに、純真に、一生懸命やっているから、他の選手に受け入れられている。だからいまのその気持ちのまま『思いのまま』やってほしい。それだけだ。」とコメントされていました。その色紙をもらって、監督のコメントを聞いた川崎選手は「(今までリーダーとして意識して取り組んできたことが評価され)これからも自分を信じてやっていける」と満面の表情だったのが印象的でした。「思いのままに」という短いコトバで「監督はおまえのことを信じとるで!」というメッセージが100%以上の威力になったんだなぁと、私は見ていて思いました。

世の中にもこういう話はきっと多くあるのだと思いますが、一生懸命がんばることのかっこよさ、おそらくだれもが持っているであろう、そういう秘めた能力を引き出してくれるのも、自分の能力だけではどうにもならない部分、すなわちどんな人と仕事をするのかということが大きいのではないか、というところに行き着きます。

もうチョコレートの数を意識する年齢でもありませんが、今年も食べきれないくらいたくさんいただき、イケメンはつらいなぁ(^u^)と感じつつ、こんな話は聞けば聞くほど元気が出るので、そんなチョコの数ほど、元気の出る話をこれからも記したいですね。


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