リジログ 2025

いいぞ 野球は

第二の打率

2008-02-03 23:17:08 | Weblog
そういえば先週の中国新聞に、「新球場を学童に対しても使えるように配慮する・・・」という記事がありました。

実はここで1月7日に(http://blog.goo.ne.jp/fgakudoubu/d/20080107)こんなコメントをしていたのですが、やっぱりもともと学童のようなひとまわり小さな球場の使い方は想定されなかったということですね。

でも、どなたかがそれに異を唱え、球場側としてもそれを検討の俎上にあげてくれたのはよかったなぁと感じます。

今日のNHKスペシャルではMLBのレッドソックスの経営戦略が紹介されていました。まさにビジネスですね。どうやったらお客さんが喜んでもらえるか、いい選手をとるか、そしてお金が入るか。私もビジネスの参考にしよう(^◇^)

その中で、「第二の打率」とか「防御率ではない投手の評価指標」が紹介され、レッドソックスは、その独自の指標の高い選手を確保すること、つまり打率や防御率のいい選手はすでに評価も高く、年俸も高い。そういう選手はどうしても獲得競争になる。レッドソックスは独自の指標が、一般的な指標と比べて優れている選手を発掘し、獲得する。そうやって獲得した野手と投手一人ずつが番組では紹介されました。中軸のオルティーズ選手と岡島選手です。
オルティーズ選手はその「第二の打率」が普通の打率より高く、岡島選手は「防御率ではない投手の評価指標」が高い時に獲得したそうです。他球団とあまり競合していないときに。

第二の打率とは(塁打数-安打数+四球+盗塁)÷打数。いかに長打力があり、出塁率が高いか、という打者としてのパワー係数とでもいうのでしょうか、そういう公式です。投手のはいたって簡単で(三振÷四球)の数値が高いほどよいという指標。岡島投手といえば、私はよく四球を出す投手というイメージでしたが、それはTVによく映っていた巨人時代であって、MLBに移る直前の日ハム時代はコントロールが改善され、巨人時代にその数値が2.95だったのが、2006年は4.50にまで上昇していたようです。

番組で紹介されるさまざまなことに一つ一つ感心させられましたが、このような新しい客観的な指標づくりというのが、ビジネスにつながる!ということが一番インパクトがありました。


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