大空を見上げて

日頃感じていること

おくりびと

2009-02-24 | Weblog
 昨日のニュースで日本作品がアカデミー外国語映画賞を始めて受賞したとの事。
この度受賞した「おくりびと」の映画は昨年9月に夫婦で観に行き人間の生死を考える心に残る映画でした。
死者の納棺を職業に選んだ主人公(俳優:本木雅弘)の演技が見事で、日本人の死生観や人の絆を描いた映像の力が宗教や文化を越えて人の心を掴んだのだなーと思います。
日本人の心の最深部の表現が世界中の人に通じる感動を与えての素晴らしい受賞だと思います。

私も今年68歳と年を重ねています。
時々フッと今迄亡くなった肉親や友人、知人達の顔が頭に浮かび又その人達との生前のいろいろな事を思い出しながら懐かしく時をすごす事があります。
この「おくりびと」の納棺の場面は他人事ではなく自分の事の様に観ていました。
私はブログに宗教的な事はなるべく書かないようにしています。
私はやがて旅立つ時は「人生よありがとう」言いながら喜びと感謝しながら笑って旅立てたらいいなぁーと思っています。
         
コメント (2)
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