![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c6/671b2f46d21599b5329c60224835c32a.jpg)
面白いのは、
こういう事です。
28年前のネガをおそらく28年ぶりに出して
スキャナにかける。
画面にポンと出てくるのはこれなのです。
お、これ良いかナ…と思って、ブログに使おうと思う。
ゴミやらホコリやらで汚れているので
パソコンで
スポットを潰していくわけです。
コマを作業しやすいように拡大して
ポツポツと消していく。
こんなもんかな ってまた全体が見えるように戻すと
きれいにはなってるんだけど
その28年ほっとかれてました、という感じがなくなる。
ポンと出て来た時の衝撃はなくなる。
あれ、これじゃぁ無かったなぁ…
これはどういう事なんだろうと。
じゃあ、スキャニング1発で取り込んだままの
姿こそがこの写真のもう一つ背負ってる時間として
残していいのか
いやそれを残すのは、あざとい事で
写真としてはずるい味付けになるのか。
テレビのパロディドラマなんかでは
わざとフィルムにスクラッチが入っているような
古っぽい雰囲気にすることもありますね。
音楽でも、レコード針が
ゴミを拾うような音を効果として入れる事がある。
そういう事か?
でも、まあどちらかで完成形とせよ、
それだけを出せ、と言われれば
ゴミとりをした方になりますが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/96/f25d463c1d6976ba399df1d8a8b7cd1a.jpg)
因みに
この写真には現像ムラもあります。
いろんな捉え方はあります。
現ムラ? 技術不足じゃん。
いや、この作者の荒っぽい性格として有りだ。
とりあえず、これぐらいになると
スポットのようには修正は出来ない。
これはこれでこの写真の一部。
そうすると、一周回って効果とか技法とかに
なりうる事もあります。
まあ自粛で時間を持て余している証拠ですね。
今日も長くなってしまった。
どんどん先に進もう。