今年は何もかも早い。三月から、アカバナユウゲショウがもうピンクの花を開いていた。かつては夕方に花を開いたので夕化粧という名前をもらっていたらしいが、今では昼間でも小さな花を開いている。バス通りのバス停の後ろにひっそりと咲いていた。
(2020-03川崎市 道端)
ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ) [夕化粧]
花の色 ピンク
開花時期 5月 、 6月 、 7月 、 8月 、 9月
花言葉臆病
花の特徴 茎の上部の葉の脇に淡いピンクの花をつける。 花径は10ミリから15リくらいで、花びらは4枚ある。 花びらの先は丸くなっている。 花びらには濃い紅色の筋が入り、中心部は黄緑色である。 雄しべは8本あり、花粉のある葯の部分は白い。 雌しべの先端は紅色で4つに裂け、十字状になる。 名の由来は夕方から咲くことによるが、現在では昼間から咲いている。
葉の特徴 葉は互い違いに生える(互生)。 長さは3センチから5センチ、幅は1センチから2センチの広い披針形である。 葉の周りには浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、波打っている。 根際から生える葉には不規則な切れ込みが入ることもある。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 和名の由来は夕方から咲くことによるが、現在では昼間から咲いている。 白粉花(オシロイバナ)の通称も「夕化粧」で紛らわしいため赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)の名で区別することもある。
生育地 道端や空き地、川原
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 20~60cm 茎には柔らかい毛が生える。
分布 原産地は北アメリカ南部から南アメリカ 日本へは明治時代に観賞用として渡来 現在は野生化し、本州の関東地方から西に分布
名前の読み ゆうげしょう(あかばなゆうげしょう)
分類 アカバナ科 マツヨイグサ属
学名 Oenothera rosea