野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

米粒くらいの小さな黄色い花をつけるコメツブツメクサ

2020年05月13日 10時21分12秒 | 

野原の小さな場所でも健気に咲くコメツブツメクサ。ほんとうに米粒くらいの小さな黄色い花をつける。がんばれ!と声援を送りたくなる。

(2020-04 川崎市 道端) 

コメツブツメクサ(米粒詰草)
1年草
ヨーロッパ〜西アジア原産。道ばたや河原などに群生する。茎はよく分枝し、高さ20〜40cmになる。葉は3小葉からなり、葉柄は長さ2〜5mmと短い。小葉は長さ0.5〜1cmの倒卵形。花序は直径7mmほど。花は黄色で長さ3〜4mmと小さく、5〜20個が球状に集まる。花は受粉後すると垂れ下がり、そのまま乾いて残る。豆果は枯れた花弁に包まれて成熟し、長さ約2mmの楕円形。花期は5〜7月。(野に咲く花)
学名は、Trifolium dubium
マメ科シャジクソウ属
シャジクソウ属は花が終わっても花弁が落ちず、また短い花柄を持つシロツメクサ、コメツブツメクサ、クスダマツメクサは受粉がすんだ花から順に下向きになる。
よく似たコメツブウマゴヤシは、葉に毛が多く、花が終わると花弁が落ちる。


氷期の生き残りの残存植物という珍しいミツガシワ(20-069)

2020年05月13日 08時53分48秒 | 

森林公園の水辺に生えていたミツガシワ。目立たない花だが、よくみるとオオトキワツユクサのような豪奢な白い花だ。氷期の生き残りの残存植物だというのは驚きである。

(2020-04 川崎市 公園) 

 

ミツガシワ(三槲、Menyanthes trifoliata)はミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草。日本を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。

地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。4-5月に白い花を総状花序に多数つける。

亜寒帯や高山に多いが、京都市の深泥池や東京都練馬区の三宝寺池など暖帯の一部にも孤立的に自生している。これらは氷期の生き残り(残存植物)と考えられ、これらを含む水生植物群落は天然記念物に指定されている。北海道岩内郡共和町の町の花。

睡菜(スイサイ)と称し苦味健胃薬として用いる。

 

 

 


リップにいたるまで花全体が深紅の豪華なラン「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)

2020年05月13日 07時50分00秒 | 

リップにいたるまで花全体が深紅の豪華なラン「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」。「宝石箱」という命名にふさわしい蘭で、人気の高い品種らしい。

(2020-02 東京都 神代植物公園) 

ラン「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」
Cattlianthe Jewel Box ‘Scheherazade'AM/AOS

  (Gur.aurantiaca × C.Anzac)<RHS品種登録01/12/1962>

■(交配種)カトリアンセ ジュエルボックス 'シェヘラザード'

春咲きのミディカトレアの中から、パンチの効いた紅い品種、ジュエルボックス‘シェヘラザード’です♪

ジュエルボックスというネーミングどおり、太陽の光を浴びると、きらきら輝く赤い宝石のよう♪輝いていますがシックで、高級感も感じられる「ジュエルボックス」、一つの花茎から、複数リンの花が咲いてくるのも楽しみの一つです。

 ▼開花時期は?
主に、春咲きの品種です。

栽培温度にもよりますが、4月から5月頃に開花するミディカトレアです。

この時期の花は自然温度環境下だと思いますので、あまりずれることなく花を楽しむことができます。 

▼カトリアンセ ジュエルボックスはどんなラン?

数々の名花を生み出した今はなきアメリカ、スチュアート社が育種したベストセラー品種。

原種オウランティアカと、濃紫紅色の名花アンザックの交配から生まれたジュエルボックスは、

やや小振りな花形ですが存在感のある花色と育てやすさで、現在も人気のあるベストセラーカトレアの一種です♪

 ▼カトリアンセってどんなラン?育てやすい?

Cattlianthe[Ctt.]=Cattleya×Guarianthe

カトリアンセ=カトレア属×グアリアンセ属、は違う属との属間交配から生まれた品種です。

胡蝶蘭と並ぶ、洋ランの代表的存在のカトレア。カトレアの花言葉「優雅な貴婦人」ともうたわれる人気のランの一つ。

主に中南米を原産とするランで、原種だけでなく昔から交配も盛んで、華やかで派手な大輪系から素朴なミニ系まで、花の大きさも雰囲気もさまざまです。

カトレア類は特に、お日さまが好きなので、春から秋にかけては風通しのよい屋外で、十分に日光にあててあげると(35%ほど遮光します)よく育ちます。

水やりは、乾きと湿りをはっきりとつけるように育てると、良い結果となるでしょう。

冬は室内のリビングなど光が差し込む場所に取り込みましょう。

環境が合えば毎年花が咲く可愛らしいランです。

比較的に、寒さにも強いので冬期はご家庭の室内でも育てることができます。♪

 

 


少しオレンジ色を帯びた豪奢な赤バラ「トルナード」(薔薇シリーズ189)

2020年05月13日 07時12分57秒 | 

少しオレンジ色を帯びた豪奢な赤バラ「トルナード」。世界有数の育種家となったドイツのコルデス社によるバラ。ビロードのような質感のある花弁と緑の葉との対比もきれい。一枝にたくさんの花がつくのであたりが華やかになるバラだ。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

バラ「トルナード」

品種名 トルナード(Tornado)
登録名 Rosa 'KORtor'
作出年 1973年
作出者 Kordes(Germany)
系統 Floribunda Rose
花色 赤, red
交配 
Europeana × Marlena