野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

野草の「ジュウニヒトエ」の仲間で、紫の花をたくさんつけるアジュガ(20-059)

2020年05月06日 09時06分54秒 | 

野草の「ジュウニヒトエ」の仲間で、紫の花をたくさんつけるアジュガ。シソ科の花らしい花弁が目立つ。ほおっておいても増えるので、グランドカバーにはうってつけの花らしい。

(2020-04 川崎市 道端) 

 

アジュガの育て方|植物図鑑
植物名 アジュガ
学名 Ajuga reptans
英名 Ajuga、Bugle
科名 シソ科
属名 アジュガ属
原産地 アジア、ヨーロッパ

アジュガの特徴
アジュガはシソ科の植物で、暑さ寒さに強く、子株のついたランナーを旺盛に伸ばし、日当たりのよくない場所でもよく増えます。アジュガは地面を覆うように生長する「匍匐(ほふく)性」なのでグランドカバーにうってつけです。春になると低く茂った葉の間から花茎を直立させ、紫やピンクの小花をいっせいに咲かせます。日本では「ジュウニヒトエ(十二単)」が自生しています。丈夫な反面、意図しないところまでアジュガで覆われてしまった…ということも。庭植えの場合、どこまでアジュガを使うのかイメージし、伸びてくるランナーを適宜誘導しながら調整していくと美しく仕上がります。

アジュガは耐陰性のある常緑多年草なので、シェードガーデン(日陰の庭)のグランドカバーに利用できます。花の色、葉の色など多品種があるので、花の咲く時期と花がない葉っぱのみの時期の色を考えた場所に植え付けると、見栄えのする植栽となります。

アジュガの詳細情報
園芸分類 草花
草丈・樹高 ~30cm程度
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
耐陰性 強い
花色 紫系濃淡、ピンク
開花時期 4月~5月頃


真っ白の大きな花弁が特徴の蘭「スリーピング ルナグラード 伊都の福寿」(蘭シリーズ 20-02)

2020年05月06日 07時56分56秒 | 

真っ白の大きな花弁が特徴の蘭「スリーピング ルナグラード 伊都の福寿」。部分抱え・平咲きの白の花弁に黄白の地色に浅緑黄色の楔が入るリップが目を引く。鉢植えに適したシンビジウムの豪華な蘭だ。

(2020-02 東京都神代植物公園)  

 

スリーピング ルナグラード 伊都の福寿

スリーピング ルナグラード 伊都の福寿【スリーピング ルナグラード イトノフクジュ】(草花類)
※登録写真はありません 登録番号 第10843号
登録年月日 2002年 11月 14日
農林水産植物の種類 シンビジウム
登録品種の名称及びその読み スリーピング ルナグラード 伊都の福寿
品種登録の有効期限 20 年
育成者権の消滅日  
品種登録者の名称 日定輝
品種登録者の住所 福岡県前原市大字前原1542番地
登録品種の育成をした者の氏名 日定輝
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「スリーピング・ドーン ハカタ」に「スリーピングビューティー レモンスカッシュ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白の単色、リップは正三角形で黄白の地色に浅緑黄色の楔が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は90~120度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは6.1~9.0㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は81~100㎜、縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等鋭形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等鋭形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は鋭形、周縁の反転及び波打ちは中である。全体的な花色は白系、花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2701)の単色、リップは黄白(同2701)の地色に浅緑黄(同2703)の楔が入る。花の香りは無、開花期は初冬である。「スリーピングドーン あいと ゆーき」と比較して、セパルが黄白の単色であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成2年に育成者の温室(福岡県糸島郡志摩町)において、「スリーピング・ドーン ハカタ」に「スリーピングビューティー レモンスカッシュ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「スリーピング・ルナ 福寿」であった。


ロゼット咲きの黄色のバラ「ラ・フォンテーヌ」(薔薇シリーズ182)

2020年05月06日 07時15分48秒 | 

ロゼット咲きの黄色のバラ「ラ・フォンテーヌ」。狭い場所でも栽培できるように日本で作出されたパティオローズ。まとまりのある小振りな花がキュートだ。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

バラ「ラ・フォンテーヌ」

バラ図鑑>> Min ミニチュア/ラ・フォンティーヌ(らふぉんてーぬ)
系統 Min ミニチュア
Pr パティオローズ 咲く時期 四季咲き 

花の形 ロゼット咲き
花の色 黄
花径
葉色 中輪
濃い緑
樹形 木立 樹高 0.6~0.8m 樹勢 普通
仕立て方 鉢植え向き, 庭植え向き 香り 中香 / 育てやすさ 普通
育成環境 日向を好む 
作出者 小川 宏 作出国 日本
特徴 珍しい, コンパクト, プランター栽培向き, パティオローズ
コメント 
名前の由来 人名 : 17世紀のフランスの詩人。「北風と太陽」「金の卵を産むめんどり」などの寓話で有名。