よくみると毒々しいまでの肉感的なペチュニア「カリブラコア」。どこか南の異国の花かと思ってしまう。栽培種も自由な多様性が楽しめて、きっと面白いのだろうな。
(2020-04 川崎市 花壇)
カリブラコア
[別名] カリブリコアハイブリッド
[中国名] 小花矮牵牛 xiao hua ai qian niu
[英名] calibrachoa hybrids. , seashore petunia , trailing petunia, mini petunia , million bells
[学名] Calibrachoa × hybrida
ナス科 Solanaceae カリブラコア属
カリブラコア属はペチュニア属に含められていたが、遺伝子研究により、染色体数が異なり、2005年にペチュニア属から分けられることになった。このため、広義にはペチュニア類に含められることもあり、trailing petuniaとか mini petuniaと呼ばれる。カリブラコア属は 2n = 18 , ペチュニア属 は 2n = 14 である。カリブラコア属の園芸種はCalibrachoa × hybrida カリブリコアハイブリッドがほとんどである。日本のサントリーが19980年代にハイブリッドを作り出し、1990年代に最初の園芸種(Million BellsR serie Suntory 1992)が出されたのがきっかけとなっている。現在では非常に多くの園芸種が作り出されている。また、カリブラコア属とペチュニア属とのハイブリッドも作り出されている。
[花期] 4~10月
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 1年草、多年草
[生育場所] 栽培種
[分布] 外来種 南アメリカ、北アメリカ原産
[撮影] 西尾市 17.6.20