純度の高い黄色い大きな花が咲くヒメエニシダ。エニシダの栽培種でよくみかける。まるで蝶が群れているかのようだ。
(2020-04 川崎市 花壇)
エニシダ属は常緑または落葉性の低木で、ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアに分布します。乾燥地で無駄に水分が奪われないよう葉は小さく、その分、緑色の枝でも光合成が行われます。和名のエニシダと呼ばれる種は、常緑性のCytisus scopariusを指します。5月から6月に鮮やかな黄色の花が、輝くように株を包みます。耐寒性もあり、やせ地でも育ちますが、寿命は10年ほどです。黄色の花に赤色の入ったホホベニエニシダは本種の園芸品種です。別種に真っ白な花をつけるシロバナエニシダがありますが、こちらは落葉低木です。
基本データ
園芸分類 庭木・花木
形態 低木 原産地 ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジア
草丈/樹高 2~3m 開花期 5月~6月
花色 黄 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい