野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

地面を黄色で埋め尽くしているメキシコマンネングサ(20-096)

2020年05月26日 11時01分17秒 | 

地面を黄色で埋め尽くしているメキシコマンネングサ。グランドカバーとしてよく使われる。星型に伸びた花弁と、花弁の隙間にきれいに伸びた雄しべのバランスがきれいだ。

(2020-05 川崎市 道端) 

 

 

メキシコマンネングサ
学名…Sedum mexicanum
和名…メキシコマンネングサ(メキシコ万年草)
科名…ベンケイソウ科
属名…マンネングサ属(セダム属)
原産国…不明
花色…黄色
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた~半日陰

メキシコマンネングサは、ベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属)の多年草です。
植物標本がメキシコで採取されたことから「セダム・メキシカナム」と命名されていますが、メキシコやアメリカに自然分布は無く、原産地は不明です。
最も近い仲間が東アジアに分布していることが知られており、東アジアが原産地である可能性もあります。

日本では関東以西の本州、四国、九州で帰化しており、道端などで普通に見かける草花の一種となっています。

メキシコマンネングサの花期は4月~6月。
花期になると、伸びた茎の頂部に花序を出し、小さな黄色い花を多数咲かせます。
花序は花茎が水平に伸びた傘状で、花は径0.7~1㎝程度の5弁花です。


今ちょうど満開になっているカルミア(20-095)

2020年05月26日 09時12分12秒 | 

今ちょうど満開になっているカルミア。金平糖のような形の蕾がとてもキュート。雄しべが花弁のくぼみに収容されていて、蜂がくると飛び出すという受粉のメカニズムも面白い。

(2020-05 川崎市 道端) 

 

 

カルミア

カルミアはコンペイトウのような形をした、色濃い蕾を持っています。花が開くと皿形になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。開いた花をよく見てみると、雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まっています。この雄しべは、飛来した昆虫などによって刺激を受けると飛び出して、花粉も散るというおもしろい仕組みをもった花です。
カルミアは、7種からなる小さな属で、北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。一般にカルミアと呼ばれるのはラティフォリア種(Kalmia latifolia)をさし、いくつかの品種が鉢植えや庭植えの花木として栽培されます。栽培はシャクナゲに準じ、夏の暑さと乾燥に注意が必要です。

基本データ
園芸分類 庭木・花木
形態 低木 原産地 北アメリカ東部
草丈/樹高 2~3m 開花期 5月上旬~6月中旬
花色 白,赤,ピンク,茶 
耐寒性 普通 耐暑性 やや弱い
特性・用途 常緑性


黄金色のラン「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)

2020年05月26日 08時36分19秒 | 

黄金色のラン「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」。1982年にHu-Wei が作出。ファレノプシス・スノー・ダフォディルとファレノプシス・マンボを交配させて生まれたもの。シンプルでスマートな黄色のランだ。リップのオレンジ色がアクセント。

(2020-02 東京都 神代植物公園) 

 

ラン「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」

Orchid Hybrid: Phalaenopsis Golden Emperor

Phalaenopsis Golden Emperor is an orchid hybrid originated by Hu-Wei in 1982. It is a cross of Phal. Snow Daffodil x Phal. Mambo.
GenusPhalaenopsis (Phal.)
GrexGolden Emperor
(name currently accepted by the RHS)
ParentsPhal. Snow Daffodil x Phal. Mambo
RegistrantHu-Wei
OriginatorHu-Wei
Year1982


「琥珀色の女王」という名前通りに、渋い橙色の花をつけるバラ「アンバー・クイーン」(薔薇シリーズ202)

2020年05月26日 08時01分29秒 | 

「琥珀色の女王」という名前通りに、渋い橙色の花をつけるバラ「アンバー・クイーン」。丸弁咲きの中輪が、房咲きになる。銅色かかった葉との対比も渋い。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

 

バラ「アンバー・クイーン」

花付きの多い品種で花もちも良く、香りの強い品種です。葉は銅色を帯びた個性的な色で、花と良く調和します。低い位置で花が咲きますので開けた日当たりの良い場所に植えると良いでしょう。

品種名 アンバー クイーン
ローマ字 Amber Queen
系統 フロリバンダ (F)
Floribunda
咲き方 四季咲き
香り 中香
花径 8㎝
樹高 0.8m
樹形図 1b番 半直立
作出年 1983年
作出国 イギリス
作出者 Harkness
別名 Prinz Eugen van Savoyen