地面を黄色で埋め尽くしているメキシコマンネングサ。グランドカバーとしてよく使われる。星型に伸びた花弁と、花弁の隙間にきれいに伸びた雄しべのバランスがきれいだ。
(2020-05 川崎市 道端)
メキシコマンネングサ
学名…Sedum mexicanum
和名…メキシコマンネングサ(メキシコ万年草)
科名…ベンケイソウ科
属名…マンネングサ属(セダム属)
原産国…不明
花色…黄色
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた~半日陰
メキシコマンネングサは、ベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属)の多年草です。
植物標本がメキシコで採取されたことから「セダム・メキシカナム」と命名されていますが、メキシコやアメリカに自然分布は無く、原産地は不明です。
最も近い仲間が東アジアに分布していることが知られており、東アジアが原産地である可能性もあります。
日本では関東以西の本州、四国、九州で帰化しており、道端などで普通に見かける草花の一種となっています。
メキシコマンネングサの花期は4月~6月。
花期になると、伸びた茎の頂部に花序を出し、小さな黄色い花を多数咲かせます。
花序は花茎が水平に伸びた傘状で、花は径0.7~1㎝程度の5弁花です。