2023年11月17日備中松山城に登ってきました。
100名城68番目、10年振りの2回目で現存12天守です!
朝から強い雨が降る中、昼には備中松山城のある辺りは徐々に天気が良くなっていく、という予報を信じました。
で、7時半には姫路駅に到着、慌てて向かい側の7時31分発新見行きのJR山陽本線に乗込みます。
これが満員、通学の学生さんばかりでした。
英賀保、網干、竜野、相生、上郡、三石、瀬戸……気づいたら岡山県に突入です。岡山、倉敷、総社と各駅停車で進みます。
10時13分備中高梁駅に到着しました。2時間半も乗っていたことになります(笑)
たかなしではなくたかはし、なんですね。読み方難しいです。
いつの間にか晴れていますよ、狙い通りです( ̄ー ̄)ニヤリ
備中高梁駅です。バスターミナルは写真の左端にあります。
駅前には幕末の備中松山藩を支えた山田方谷さんの像があります。
最後の将軍徳川慶喜の時代、老中となった藩主板倉勝静が不在のため、方谷さんはいろいろ苦労なさったそうです。
ところで備中松山城への登城ですが、結構大変なんです。
詳しくは下記のサイトを見て下さい。
私は、JR備中高梁駅から路線バスの備北バス循環で10分弱運動公園バス停で下車、そこからシャトルバス乗り場に向かうことにしました。
ちょっと怖いトンネルです。ガクブル((((;゚Д゚))))
抜けて坂道を登ること10分、シャトルバス乗り場が見えてきました。
ふいご峠駐車場まではシャトルバスのお世話になります。往復500円。
適当にお客様の数を調整して出発です。細い細い道を進みます。途中にはお猿さんの親子もいましたよ!
数分でふいご峠駐車場に着きました。一般の車両はシャトルバス稼働時には入れないようです。
ふいご峠は鞴峠と書くのですね。
岩村城、高取城、備中松山城の日本3大山城の2週目制覇でございます。
さあ、お城を目指しましょう。
結構道は険しいのです。
あっ、石垣です。中太鼓櫓跡ですって。
上に登れちゃいました。眺めも良好なんです。
ここで半分なんだそうです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
それでも頑張って登っていくと何やら見えてきましたよ!
凄いです、凄いです!!大手門の跡です。
何て素敵なんでしょうか。
夢中になって間を潜り抜けていきます。
人も少なくて楽しめます。石垣の勾配も良い感じ。
幾重にも重なって重厚感があるのです。白い壁も良いアクセント。
良い登り道です。
石畳を登りましょ。
ここを登ると天守閣なんです。ふいご峠から20分でした。
お城の説明書きです。
紅葉に包まれる天守とその入口。
近づいてもう一枚。
11時半です、この辺りで天守を見ながら食事をしました。
ん、何か穴があります。地下倉庫でしょうか?
向うに回ると、
せ、雪隠!!雪隠越しの天守(笑)
更に何かいますよ!?
猫城主のさんじゅーろーさんですが、こちらは石造り。本物には逢えるでしょうか?
食事を終えてお城に近づきます。右横の紅葉が美しいです。
石階段を登って入場券、御城印、お城カードを入手。ミッションは半ばコンプリートです。
と、城主さんのさんじゅーろーさんがいましたよ。
チケット販売の事務所内の寝床でぬくぬくしています。今日は寒くて、お城の見回りはしないんですって。
撫でさせてもらいました、可愛い🐾
ちなみに、さんじゅーろーさんの語源は、備中松山藩出身の新選組七番隊隊長の谷三十郎から取っているそうですよ。
城主様とはこれだけです。
いざ、城内へ。
こう見ると意外に天守は小さいですね。
丸亀城よりは大きそう。
左脇から突入~
こりゃまた狭い入口です。外国人とか無理な人いるんじゃないでしょうか?
外からも紅葉が見えました。
更に上へ。
最上階です。
反対側からもう一枚。籠城時に殿様が座ってそうな感じですね。
「降伏じゃ」
「打ってでるべし」
「籠城じゃ」
てな感じで小田原評定ならぬ松山評定したりして。
天守の周りを巡れそうです。
進んでみます。
二重櫓です。
外に出て二十櫓の裏に行きます。
右に行くと搦手門。
青空に映える二十櫓。
十の平櫓跡……指示板に何か書いています。
指示板には大松山城跡まで580メートルと記されています。
1240年(呼応2年)、鎌倉時代に秋庭某が築城したと言われています。寄って行きましょう。
土橋を降りていきます。
後360メートル。
天神社という神社の跡です。
うーん、何もありません。
石の上にある白いものは猫の置物でした。
戻って進むとこんな光景が。
石垣の修復作業ですね。今日はお休みみたいですが、頭が下がりますね。
後80メートルですよ、もうすぐです。
着きました、大松山城です。
水の干上がった井戸です。
大松山城本丸です、推測ですが。
見上げると紅葉が見えました。
そろそろ戻りましょうか。
30分掛けて登った大松山城から15分くらいで戻ってきました。
ふいご峠に戻ると、発進直前のシャトルバスが私を乗せてくれました。
帰りのお客さんで満員ですよ、助手席に乗せていただきました。
御城印をパシャリ。
お城カードはこんな感じ。
次は循環バスですが1時間も待たなくてはなりません。下りですので、仕方なく2.4キロを駅まで歩くことにしました。
30分足らずで降りてこれましたよ。武家屋敷街に入ってきました。
石火矢町ですって。穏やかな名前ではありませんね。
あっ、マンホール!!備中松山城と猫城主のさんじゅーろーです。
ちなみにこの一か所でしか見つけられませんでした。
備中高梁駅です。自動販売機もお城と城主なんです。
後は帰るだけなのですが、もう一か所寄りたいので観光案内所でレンタサイクルをお借りしました。
そちらは次のエントリーで、でわ。
小さい秋から大きい秋まで見つけられれば、良いのですが。