2024年11月23日世田谷城に登って、松陰神社と豪徳寺にも行ってきました。
所用で上京しましたので、その後に上記の3か所に寄ってみることにしました。
まずは、渋谷の有名な中華屋さんの兆楽さんでお食事。
店内は大繁盛で、怪しげな日本語使いの店員さんがあちこち忙しそうに働いていました。
広東麺セット、炒飯が付いていまして、1,080円。
広東麺はとろみのついた餡かけ麺です。美味いです。炒飯は少し薄味に感じました。
詳しくはこちらをどうぞ。
お腹がいっぱいになったところで探索開始。
一緒に行った人がハチ公を見たことがないというので、スクランブル交差点を渡ってハチ公見学。
凄い人混みでめまいがしそうです。ハチ公回りも外国人が大集結していました。
みんな触って楽しそう(笑)
ここから移動します。第一の目標松陰神社を目指します。
松陰神社はこんなトコ。
田園都市線で三軒茶屋で下車。
昭和女子大ってこの近くなんですね。
ここから東急世田谷線の三軒茶屋駅まで歩いて少し。
初めて乗ります、世田谷線、ワクワク。
下高井戸行きの東京世田谷線、招き猫の車両です。
床には猫の足型、可愛いです。
吊り革も招き猫、こちらも可愛い。買いたいくらいです。
去って行く招き猫車両です、可愛らしい(しつこい)
3駅5分で松陰神社前駅です。こちらから神社まで歩いて数分の距離ですよ、向かいましょう。
古い商店街、しかし新しいお店も結構出ている通りを北上しますと……
松陰神社が見えてきました。
神社由来ですが、安政の大獄で江戸で刑死した松陰の遺体をこの地に改葬したことによるものです。
平成24年の吉田松陰像。
神社本殿。七五三のお子さんたちもいっぱい。
神社御朱印をいただきました。
おや?
しょ、松下村塾ですって。萩の町でお見掛けしましたが、ここにも?
見てみましょう。
萩の町のそれとは少し趣きが違います。
講義室。奥に吉田松陰の絵が飾っています。
説明書きにはこうありました。萩の松下村塾を模倣して復元されたものなんですって。
更に吉田松陰のお墓があるそうです、伺いたいですね。
この奥です、なぜか緊張します。
こちらが吉田寅次郎松陰さんのお墓。享年29歳の若さで刑死されました。
鳥居に刻まれた桂小五郎こと木戸大江孝允の名前。彼が寄進したものだそうですよ。
また東急世田谷線に乗って次の目的地に向かいます。
豪徳寺はここです、近いでしょ?
宮の坂で降ります。
江ノ電でも使われ、世田谷線でも使用された車両がお休みしています。
中に入れますのよ。
落ち着く木の床の車体。
操縦席が見れるのです。
子供の頃に見た運転席はもっと大きく見えていましたが、今は小さく見えます。
車両を楽しんだ後、豪徳寺へ向かいます。
宮の坂駅から歩いて10分弱で豪徳寺山門が見えてきました。
井伊直弼の墓がありますが、安政の大獄で刑死した吉田松陰も近くで眠っております、皮肉と言えば皮肉。
こちらもまた多くの観光客が来ています。
曹洞宗大谿山(だいけいざん)豪徳寺。
豪徳は2代目彦根藩主井伊直孝の戒名、久昌院殿豪徳天英居士から取られたんだそうです。
では中に入ります。
紅葉に染められつつある三重の塔。2006年に建造されたものだそうでした。
招福猫児(まねきねこ)です。大きいです。
可愛い招き猫だらけですが……
まだいます(笑)
奥にはもっといました(笑)
にゃーにゃー、聞こえませんか?(錯乱状態)
井伊直孝が猫に招き入れられてこのお寺に入り、雷雨を避けてお坊さんとお話をすることができたので、こちらを菩提寺にしたんだとか。
彦根城のひこにゃんも、この逸話からキャラ作りされてるんですね。
観音菩薩像。意外なことに、両肩のところに南総里見八犬伝でお馴染みの如是畜生発菩提心と書かれていました。
犬の八房だけでなく、猫のタマも菩提心を得ちゃうんですね。
猫の回廊はずっと続いていました。
抜けると本堂です。授与所があったので覗きに行きます。
釈迦牟尼仏の御朱印をいただきました。それと、
豆印の招き猫を一匹買いました。家に連れて帰ります(*´▽`*)
今更ながら案内図。井伊家墓所に立ち寄りましょう。
騒ぎませんのでどうかお許しを。
井伊家代々の殿様や奥方のお墓があります。
2代井伊直孝のお墓。
第16代井伊直弼もここに眠る。先日は彦根城にも行ってきましたぞ。
豪徳寺の外に出ました、このまま次の目標に向かうのです。
数分で世田谷城址公園に着きました。こんな近さです。
結構マニアらしき人がいます(私もだよ(笑))
先ほど豪徳寺の境内にいましたよね的な感じ。
世田谷城は1300年代に吉良家が築いたお城ですが……
取りあえず登ります。
空堀です、結構深いのです。
結構広がっています。
一番高いところですが、城址は特にめぼしいものはないのでした。
恐る恐る下を見ます。
公園状態でした(´・ω・`)
隣接する豪徳寺に吉良家の邸宅跡があったみたいで、こちらはこれだけなんですね。
うーん、不完全燃焼ですが猫一匹豆サイズを買ったので良し、としましょう。
帰り道、小田急の豪徳寺駅に向かう途中、また世田谷線をお見掛けしました。
豪徳寺駅前にいた招き猫さん。あんまり可愛くないような(笑)
それでは小田急に乗って新宿に向かいます、でわ、また。
とかなんとか思ってましたら、、記事読み始め…「まつかげ神社」と読んでましたわ。
吉田松陰先生の松陰神社だったのですね!
そしたら、直弼?
なんでまた、こんな近くに、因縁のこの二人が!!
直孝もこっちでしたか…彦根には、「とびだし」だけ…?
毎回、勉強になります。
世田谷城…う~ん…
石垣は公園整備のものですね?
開発で都会の城はこうなってしまいますよね~。
宮の坂は長女がここの学校に通学していたので、運動会や父兄会でよく行きました。
懐かしい写真をありがとうございました。
世田谷城は行ったことがありませんので参考になりました。
安政の大獄で刑死したのは、何人もいます。
たまたま維新の求心的運動者であった吉田松陰の埋葬地が井伊家菩提寺に隣り合わせたのは、正に皮肉ですね。
桂小五郎がわざとやってたりして(笑)
ウォーク更家さん
世田谷にお嬢さんが?
セレブですね、凄い。
豪徳寺辺りは大邸宅ばかりでした。
毎度のヤジキタ道中で、多くを見逃してきました。
再訪には遠すぎます…
備中はいつになることやら…