晴れ 肌寒くウィンドウブレーカーを羽織る
2時半起床 3時37分スタート 満月に近い月明かりと夜明け近くの明るみにより、もはや林道歩きにライトは無用
近所のaさん、前職場の同僚yさんと一緒に舗装林道を歩く 林道のゲートを過ぎて少し行くと橋の上が水溜まり
今日はトレランシューズなので水溜まりは避けたい ガードレールを掴んで橋の橋をカニの横ばいで少し高くなっているところをつたっていく このような水溜まりが3箇所
しばらく林道を登り一の鳥居で登山道に至る ここでウィンドウブレーカーを脱ぐ 真夏仕様のウェアとなる
庭の中を進むような楽しい道だ
スタート6時頃庚申山荘着 ここでyさんが15分ほどトイレ休憩 その間 山荘内を見学 身支度していた男性に伺うと昨夜の宿泊者はこの方含めて二名の由
いざ庚申山へ 山荘からは急登 ここでリハビリ中のaさんに先行 aさんガンバ
急登でも ハシゴ 鎖が用意されているので安全に登れる 岩の下をくぐったり小さな滝の裏を進むなど変化に富む この辺で二度ミスコース 意外とルートを外れやすい ジグザグに折り返す所に要注意
庚申山山頂を越えて進むと直ぐに展望が開ける ここから皇海山への縦走がはじまる 鋸山への道は確かに楽しい 鎖 ハシゴをいくつも楽しめる でも、その楽しみのまえに笹原との戦いがあった 丈がわたしの顎辺りまである 深い 道は細い だから道を見失いやすい 何度か外して修正した まぁ尾根がそれ程広くないので過っても致命傷には至らない ただyさんが熊鈴を落としこれを見つけるのに5分程度ロスした 大きい銀メッキのものだったので見つけやすかった 見つかって良かった(^^ )
鞍部にでると意外に風が強く再びウィンドウブレーカーを羽織る
楽しんでいるうちに鋸山につく
ここから痩せた尾根を急下降する
が、資料のコメントほどの怖さは微塵もない 両側は灌木と草がはえていて切れ落ちた崖は見えないから(^^ )
下降中にザックがデポされていた 40L程度の比較的新しいもので上に傷んだ麦わら帽子が載せてあり、横には開いたバーバリーの傘 鋸山では持ち主らしい方は見かけなかったけど持ち主さんどこに行ったのだろう
皇海山との鞍部に降りると あとは凡庸な登山道 頂上で記念撮影してパンをかじり下山開始 この時小雨 群馬県側からの登山道との合流点では晴れ
鋸山まで登り返し(この時もなおザックと傘はそのまま 気になります)六林班峠経由で庚申山荘へ向かい、そこからは往路と同じ 峠に降りていく笹原は往路のそれより酷い 密度が高く丈は低いが見えない倒木が多い 見えない倒木に膝、スネをぶつけまくりあちこち赤く腫らした 六林班から庚申山荘への分岐の手前でyさんが分岐を通り過ぎたと立ち止まる 彼のスマホGPSでは分岐を通り過ぎた表示になっているという 自分のGPSだと、まだ分岐点に到達していない 少し戻ってみるが分岐は見あたらず自分のGPSの表示では分岐から遠ざかっていく そのうちyさんもまだ到達していないとして当初の方向に進む 5分ほどのロスかなぁ 程なく分岐点を発見 ここからは見えない倒木は減り速度が上がった とは言ってもこの巻き道は狭く笹がかぶさっている所も多くて微速前進となる場所や大きな倒木で越えるのに思案する所、数多くの沢越えがある 沢越えでは滑って右脚のみ落下したことも yさんは滑って沢に片足を落としていた 跳躍の力がさらに落ちたら辛いルートだ
庚申山荘手前30分くらいから右膝が僅かに痛みだした
庚申山荘は、高校生で庭先が賑わっている 此処でyさんを13分ほど待つ
ザックの中は、既に調理パン6個、ゼリー2袋を食べていて余裕の空間 ソーセージ1本を食べたっぷりスポーツドリンクをとる
yさん走って到着 yさんにソーセージを進呈 yさんから乾燥した梅干しをもらう これはうまい
あとは危険箇所なし でも膝は確実に痛みだしたので、いつもの下りのペースはとれない それでも少したつとyさんの足音が消えた 振り返るとついてきているのでそのままのペースを維持
一の鳥居でyさんを7分待つ
この間しっかり給水 ザックの両ポケットに入れたスポーツドリンクを双方飲み干す 計600gほど軽量化 メインの水タンクはまだまだ十分にある
その後は穏やかに下降する林道をスピード上げて歩く 段差がないから膝は痛まない yさんも走ったりしながらあっと言う間に16時半に駐車場着 目標の12時間切りはできなかったけど本に記載のコースタイム14時間10分を上回る12時間50分台で無事生還
頑張ったね