前日22時過ぎ せがれも乗せて自宅発 首都高都心環状線、中央道大月、河口湖、本栖湖経由で身延山の甘露門前の駐車場に向かった
到着は0310頃 給油、ドラッグストアとコンビニでの買い物で30分、道間違えで30分程ロスしているので、トイレ休憩だけなら四時間の行程だっただろう この日は渋滞も皆無だった
駐車場には既にG家のジルが停泊していた
服用したカフェインとコンビニのコーヒーが効いて寝付けなかった
4時頃寝つき6時に目が覚めた
既に多くの久遠寺関係者が出勤し駐車場の過半数が埋まっていた
敷地内の看板案内図を見ていると、職員と思われる女性からパンフレットがはいった袋を頂いた この中の地図を頼りに歩くことにした
九時に五人で歩行開始 甘露門をくぐると直ぐに枝垂れ桜が迎えてくれた 巨木だった その他の伽藍も皆、大きくて立派だった
山頂へのハイキング道東コースは本堂の裏手から始まった とてもよく整備された道でほぼ段差が無いので大径の車輪なら乳母車でもいけるかもしれない
路面の変化はあまりないが、ところどころに建物、仏像などがあって仏の道に関する美術、意匠などに興味がある方には見所のある道かもしれない
途中から霧が濃くなり、服はびしょび濡れになった 普通に雨が降っているようだが、頂上の奥の院まで行くと、頭上に木がない所を観察できる 木の下の地面は濡れていたが、木のない所は乾いていた やはり雨ではなく濃霧のせいで濡れたのだ 水滴が落下してきたのは間違いないので半端ない濃霧だった
登りはゆっくり登って二時間半弱だった
頂上付近は濃霧で眺望もなく寒かったので奥の院直下の室内休憩所で朝食をとり、西コースでの下山が始まった 家内とせがれはロープウェイで下山していった
G家と三人で下った 西コースも勾配は変わらずきつかった ただ、どちらも段差が無いので楽だった ゆっくり歩けば膝の負担は軽い
見所の千本杉は、なる程、荘厳なる気配に包まれる独特の雰囲気を持つ場所だった
下山中、次第に気温が上がるのを感じた 霧も切れて遠望が利くようになると、程なく日蓮さんのお墓に至った
さすがに立派な墓だった
更に歩みを進めると三門に至った とにかく大きく立派な門だった
門をくぐるとG家はおんな坂で、私は階段で駐車場に戻った 階段は280段超の急勾配で登る方は少なかった この階段も見事だった
この日は時間がなく伽藍の中は拝観しなかったが、機会を作って一度拝観してみたい
歴史、規模、造り、維持品質のどれも高く評価でき、皆さんに訪問を勧められるところだった