第二エイドには数人まったりしてるランナーがいた ひょっとしてリタイアかな その場合、自力でフィニッシュまで行かなきゃいけないのかなどと想像した
膝の痛みが和らぐわけもないことを十分経験している身として悩んだが、走れなくなっても歩行でフィニッシュ可能な時間が残っていることから続行を決めた
途中、脚を引きずるように歩く骨格の発達した男性に追いついた ここが壊れたと右膝を手で叩いた 私ももう走れない旨返すと、次のエイドまでは行くのかと問われた 私も次のエイドでリタイアするかもと答えとりあえず先を急いだ
第三エイドまではほぼ舗装の林道だった 確か途中の民家の前でミカンの差し入れをいただいた 差し入れそのものよりもこんな小さなイベントで応援して下さることに第三エイド兼第一関門通過の推進力を得た 有り難いこっちゃ
途中で高山への登山口前を通過するなど過去歩いた道だったりして少しは現在地をイメージ出来たのが精神的な助けになったかな
中盤にあったコンクリート舗装部は勾配がきつく結構距離もあって、振り返るとここでだいぶ脚を使ってしまったかも知れない
ただ、遊歩道や登山道はなく段差や急傾斜がないので鋭い膝の痛みを直接感じることはなかった
この区間では全く走行しなかった もはや競歩のように腕振りでピッチを上げることも出来なかった 普通の早歩きオンリー(´`:)
観光客にエイドはもう直ぐと聞き元気が出たが、ガセだった 行けども行けどもエイドはなくかえって気力が失せてきた 高山への登山口があったのでようやく410号が近づいたことを知りエイドが近づいたことを実感した
この辺はオフロードのオートバイが多いので注意が必要だ ただ、ライダーは結構気遣ってくれた
膝の痛みは増していて、1130頃第三エイド着の目論見は達することが出来ず時間内の完歩が危ぶまれた 第三エイドから残り凡そ30km イケるだろうか エイドでリタイアについて尋ねてみるか こんな事を考えながらエイドまで歩いた
第三エイド着は1203 昼を過ぎてもうた 既にスタートしてから六時間を費やして残りはまだ凡そ29km 62km地点の第二関門17時を通過できるのか
エイドの脇にリタイアしたらしき方が何人か座っていた 第二にもここにも他の四人の仲間はいなかった やはりリタイアとなると私一人かぁ
軽量化のために仮設の厠に入った
厠から出ると先着者が係りの方とリタイアのやりとりをしていた エイドからフィニッシュ地点にクルマに乗せてくれるようだ ただ、もう乗れる余裕はなく次の便の時刻は目処はつかないと聞こえた
凡そ25kmを五時間ならイケるかも フィニッシュに間に合わなくても関門を通過できれば少しはカッコつくかもと気を取り直した エイドから出て行くランナーに係員がここから第四エイドまでは、ほぼフラットな林道ですと声を掛けているのが聞こえたのも力になった
第三エイドには既に食べる物はバナナが残るのみ レモンスライスもなく 梅干しもなかった 端に寄せられていた梅干しに絡んでいた紫蘇に塩をまぶして口に入れた マイボトルにはコーラを詰めてもらって第四エイドに向かった
膝の痛みが和らぐわけもないことを十分経験している身として悩んだが、走れなくなっても歩行でフィニッシュ可能な時間が残っていることから続行を決めた
途中、脚を引きずるように歩く骨格の発達した男性に追いついた ここが壊れたと右膝を手で叩いた 私ももう走れない旨返すと、次のエイドまでは行くのかと問われた 私も次のエイドでリタイアするかもと答えとりあえず先を急いだ
第三エイドまではほぼ舗装の林道だった 確か途中の民家の前でミカンの差し入れをいただいた 差し入れそのものよりもこんな小さなイベントで応援して下さることに第三エイド兼第一関門通過の推進力を得た 有り難いこっちゃ
途中で高山への登山口前を通過するなど過去歩いた道だったりして少しは現在地をイメージ出来たのが精神的な助けになったかな
中盤にあったコンクリート舗装部は勾配がきつく結構距離もあって、振り返るとここでだいぶ脚を使ってしまったかも知れない
ただ、遊歩道や登山道はなく段差や急傾斜がないので鋭い膝の痛みを直接感じることはなかった
この区間では全く走行しなかった もはや競歩のように腕振りでピッチを上げることも出来なかった 普通の早歩きオンリー(´`:)
観光客にエイドはもう直ぐと聞き元気が出たが、ガセだった 行けども行けどもエイドはなくかえって気力が失せてきた 高山への登山口があったのでようやく410号が近づいたことを知りエイドが近づいたことを実感した
この辺はオフロードのオートバイが多いので注意が必要だ ただ、ライダーは結構気遣ってくれた
膝の痛みは増していて、1130頃第三エイド着の目論見は達することが出来ず時間内の完歩が危ぶまれた 第三エイドから残り凡そ30km イケるだろうか エイドでリタイアについて尋ねてみるか こんな事を考えながらエイドまで歩いた
第三エイド着は1203 昼を過ぎてもうた 既にスタートしてから六時間を費やして残りはまだ凡そ29km 62km地点の第二関門17時を通過できるのか
エイドの脇にリタイアしたらしき方が何人か座っていた 第二にもここにも他の四人の仲間はいなかった やはりリタイアとなると私一人かぁ
軽量化のために仮設の厠に入った
厠から出ると先着者が係りの方とリタイアのやりとりをしていた エイドからフィニッシュ地点にクルマに乗せてくれるようだ ただ、もう乗れる余裕はなく次の便の時刻は目処はつかないと聞こえた
凡そ25kmを五時間ならイケるかも フィニッシュに間に合わなくても関門を通過できれば少しはカッコつくかもと気を取り直した エイドから出て行くランナーに係員がここから第四エイドまでは、ほぼフラットな林道ですと声を掛けているのが聞こえたのも力になった
第三エイドには既に食べる物はバナナが残るのみ レモンスライスもなく 梅干しもなかった 端に寄せられていた梅干しに絡んでいた紫蘇に塩をまぶして口に入れた マイボトルにはコーラを詰めてもらって第四エイドに向かった