震災に遭った珠洲は、しはん(わたくし)を陶芸に導いてくれた愛しい地であります。
上は、何度か訪れた現地で買い集めた珠洲焼きコレクションです。
鉄分の多い土を高火力と強還元でいぶし焚いて(たぶん)真っ黒に焼き締めます。
日本海の荒磯みたいなこいつで一杯やると、のど越しがまるで岩清水。
ずっと使い込んでた湯呑み。
中山だるま(たつま)さんの異形のろくろ挽きです。
どれも魅力的。
マンガ家になって道に迷ってた頃に、「雑誌で〜見かけた〜写真を〜頼りにい〜(パフィー)」現地を旅したわけですが、そこで一台のワゴンに拾ってもらったのですね。
「中山だるまという作家を探してるのですが」とその運転手さんに言うと、「それ、おれだよ」という奇跡が起きたのでした。
流れから、お家におじゃまし、目くるめく中山だるま作品に盛られた手づくり料理をご馳走になり、一晩泊めてもらうというところまでお世話になりました。
作家さんたち、器たち、能登の人々・・・無事であってほしい・・・
かの地の一日もはやい回復を祈ります。
春よこい〜・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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