粉引きからの三島

2025-01-08 08:24:06 | 日記


陶芸怪人、横山くんです。
この日はにゃんこではなく、大きなお皿つくり。


年末にろくろで挽いておいたのですよ。
年またぎの大作に、彫刻刀の刃を入れていきます。


全面がまるでモザイクのようなテクスチャーになっていきます。
淡々としたこんな作業がほんとにうまい。


おっとっと〜!
そこに牛乳をこぼして台無しに・・・


ってわけではありません。
白化粧をぬってるのです。


前面にぬると、粉引き、って技法ですね。


そいつを乾かしまして、かるく表面にヤスリを当てました。
トップの化粧部分だけをはがし(凹み部分に化粧を残して)、奥行きとメリハリを出そうという趣向。


こうなると、三島か象嵌、って趣きになりますね。
新春からええもんつくらはりましたな。
今年もフリーに創造性を発揮してください。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お蕎麦屋さんの器 | トップ | 色つけ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事