2014年12月3日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

「高倉健の健と、菅原文太の太で、健太ってんだ」

1974年から翌年にわたって放映されたドラマ「傷だらけの天使」ってご存知でしょうか?
主演の萩原健一が水谷豊とタッグを組み、胡散臭い探偵事務所から依頼されるキナ臭い仕事を、生活のため不承不承こなしていく中で生まれる人情を描いた大傑作です。
最終回では水谷豊演じる晃が亡くなるのですが、遺体となった晃の冷たく硬直した体を、萩原健一扮する修がドラム缶の風呂に入れて温めてやります。
このシーンがもう、ただただ悲しくて悲しくて、どこから湧いて来たんだと不思議になるほどの涙を流させるのです。
せいぜい2時間ほどで終わる映画と違って、テレビドラマの場合過去25回分にも及ぶ感情移入の蓄積があるわけで、修を「アニキ」と慕って常に付き纏っていた晃の姿が走馬灯のように視聴者の脳裏を駆け巡るんですよね。
映画「レオン」でジャン・レノが撃たれるシーンなんかもまさに号泣でしたが、流した涙の量は比較になりません(あくまで僕の場合の話ですが)。




それはさておき、何故今「傷だらけの天使」の話をしているかと言うと、主人公の修が死別した妻との間に設けた息子の名前が「健太」なんですね。
命名の理由がこれ。

「高倉健の健と、菅原文太の太で、健太ってんだ」


高倉健さんを追うように、同じく昭和を代表する大スター、菅原文太さんが逝去されたニュースは多くの人々に衝撃を与えました。
そして僕の脳裏に真っ先に浮かんだのは、修が劇中で何度か使ったこの台詞でした。

40年前の時点で既に大スターで、亡くなる時にも大スターだったお二人ですから、あの世でもきっと大スターなんでしょうね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。







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