2014年12月6日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

成道会(じょうどうえ)。 

12月8日は、お釈迦様が悟りを開いた(降魔成道)日とされています。
それをお祝いするため、禅宗や天台宗など多くのお寺で「成道会(臘八会)」と呼ばれる法要を行います。
別称の「臘八会(ろうはちえ)」は臘月(旧暦の12月)の8日に法要が行われることに基づいているそうです。

曹洞宗の修行道場などでは「摂心会」といって12月の1日から8日までの間、集中的に坐禅修行をするところもあるそうです。




お釈迦様の悟りについては、次のようなエピソードが残されています。

シャカ族の王子として生まれ裕福な暮らしを送っていたシッダールタでしたが、17歳の時に城外に暮らす人々が貧困や病気に苦しむ姿を目の当たりにします。

シッダールタの苦悩の始まりでした。

生の苦しみから如何にして逃れることが出来るのか。
長い間悩み続けたシッダールタは、29歳で出家を決意します。

その後6年にもわたる苦行を続けましたが、悟りを得られることはなく、衰弱し切ったシッダールタはついに苦行を捨てます。
河で身を清め、ウルヴェーラー村の牛飼いの娘スジャータが作ったミルク粥を食べて体力を取り戻すと、シッダールタはガヤー村に聳えるアシュバッタの樹の下で坐禅を組み、深い瞑想に入りました(禅定)。
全神経を集中し、世の無常や苦しみを徹底的に観察し、考察し尽くしたのです。

その間、シッダールタの瞑想を妨げるために悪魔が大軍を送りましたが、決して打ち破られることはなく、瞑想をはじめて49日後の暁。

明けの明星の下、ついにシッダールタは「目覚めた人(ブッダ)」となり、完全なる智慧を獲得しました。
解脱の境地すなわち涅槃に到達したのです。

こうして成道(じょうどう)を成し遂げたその日こそが12月8日、成道会の行われる日なのです。




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