Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

部品取りアンプの落札

2024-09-28 18:07:39 | ジャンク

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

安かったのと、6BM8で山水の古い出力トランスが良かったので、落札しませんように祈りながらポチっとしてみたところ、見事落札してしまいました。

いつもなら、即部品取りになるのですが、今回はちと鳴らしてみようと思います。

ショップが出品していたということもあり、届いたときにはコンセントが切断されていました。恐らくはPSEを考慮してわざわざ切断されたものと思います。

ただ、古いものなのでこのコンセントのケーブルもかなり傷んでおり、本来なら交換が必要なものですが、いずれ部品取りの運命になるので横着してこのケーブルの先に新たなコンセントケーブルをつないで試してみたいと思います。

もちろん、接続部分は絶縁テープで巻いています。簡単にセロテープなどで・・・

さて、これで準備OK!電源を入れてみます。

さて、出てくる音は???

結構いい音です。ゆったりした感じの音がしており、まさに6BM8の音という感じです。もう少し高域も出ていたらいうことありません。

が、いずれ部品取りになると思いますが、しばらくはこのまま置いておき、部品が必要な時に取り外したいと思います。

 

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使いようによっては・・・

2024-08-24 18:18:42 | ジャンク

日本橋のデジットで毎週蔵出し特集が開催されていますが、商品を見ていて面白そうなものを見つけました。こんな三相ACラインフィルタです。

TDKのZRWT2210-MEという商品になります。

ちょうど別の品も補充したいものがありましたので、それほど価格も高くなかったですし、ブログのネタにもなるかと思い購入してみました。

家では特に三相電源などもありませんし、ラインフィルタとしての使い道は想定していなく、何よりこの立派なケースに魅力を感じてました。20㎝×10㎝ほどの大きさがあり、ちょっとしたトランスケースになりそうです。

商品が届きましたので、ケースだけを利用すべく中身を取り出すためにふたを開けてみます。ふたはアルミのリベットで固定されているようなので、ニッパーでほじくりますと外すことが出来ました。

4つ全部外して、ご開帳と行きます。

開けてびっくり玉手箱。内部はピッチで満たされています。しかも砂交じりのものです。ふたを開ける前はやけに重いなあ、と思っていたのですが、コイルやらなんやらの重量だろうと思っていましたが、こんな風にピッチが充填されているとは・・・

背面から熱でピッチをとかして取り出そうかと思いましたが、そこまでする気力もなく、本商品はゴミ箱行きと相成りました。

残念!

 

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部品取りアンプの落札(2)

2024-07-27 21:01:51 | ジャンク

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

下記のような小さなアンプになります。

真空管は6GW8、出力トランスは山水のHS-7が搭載されているシングルアンプです。山水のこのシリーズの出力トランスでHS-7は今まで使ったことはなく、興味があったのと、写真1枚目のようにつまみが沢山あるのが気に入ったからです。

現在プリアンプを製作中ですが、見た目の良いつまみの手持ちがあまりなく、現在は無垢材からの削り出しのつまみは製造されていないようで高値となっているため、古いアンプから取り外そうと思い、このアンプに白羽の矢が立ったわけです。

早速つまみを取り外して確認してみました。

以前印刷したフロントパネルにつまみを載せてみます。

思った通り、見た目も合いそうな感じです。

とりあえずこのつまみはきれいに洗って磨いたうえで、プリアンプい使用したいと思います。

さて、その他の部品取りですが、トランスと真空管類にしか興味はなく、下記のような部品を取ることが出来ました。

トランス類はまあまあ綺麗でそのまま次のアンプに使用できそうです。

機会があればまたアンプに仕立てたいと思います。

 

 

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部品取りアンプの落札

2024-03-30 17:40:47 | ジャンク
またやってしまいました。いらないにもかかわらず、価格が安かったのと少し珍しい真空管が使用されていたので、このくらいの価値はあるんじゃないかな、と落札しませんように祈りながら入札したら、落札してしまいました。


届いたアンプがこれです。かなり古い自作アンプのようで、オークションでも部品取り用として出ていました。写真では小さく見えますが、横幅が60㎝ほど、高さが25㎝ほどもあるかなり大きなケースに入ったアンプです。

家に置いとくのも邪魔なので、早速部品取りをしました。まずは内部のご開帳です。


LUXのトランスに真空管は6R-A8のプッシュプルです。初段は松下の6267でNECの12AU7で位相反転を行っている回路です。

内部はどうなっているか確認ですが、予想通り古い部品ばかりでいいものは何もありませんでした。





ということで、取れる部品はトランスと真空管になります。
早速、部品を取りはずしました。



真空管は、こんな感じです。



6R-A8は2本がゲッターがやや薄く、管壁が焦げています。恐らくは、カップリングコンが絶縁不良を起こして、バイアスが狂ってしまい、プレート電流が沢山流れたのでしょう。この2本はエミッションが弱くなっている可能性があります。
古いオイルコンではよくあることです。とりあえず、結果はこんな感じでした。

それよりも、残ったケース類を処分するのが大変。奥様にまた怒られそうです。今後は捨てることも考えて落札せねば。

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ジャンク品の落札

2024-01-20 20:49:33 | ジャンク

今日は、先週に引き続きトランスボックスの製作をしようと思っていましたが、塗装の段階にもかかわらず、今日は小雨が降っており、こういうときに塗装するとたいてい失敗しますので、作業は中止としました。

そこで今回は先日落札したジャンク品について、記載したいと思います。

落札したジャンク品は、下記のようなトランスらしきものが2つ、真空管が1つ付いたシャーシになります。

真空管は小容量整流管の6X4が付いていました。なので、恐らく電源装置と思います。以前も似たような電源装置のジャンクを落札しましたが、今回も懲りずに落札しています。

なぜ落札したかというと、単に安かったから。真空管アンプは真空管の他、トランスがかなりのコストを占めるので、安く製作するにはこういうトランスをまめに見ておく必要があります。今回はそれに合致したものが見つかったというわけです。ちなみに落札額は¥1,100、送料は¥1,600ほどで、税含め計¥3,000以下でした。

早速どんなものか見てみます。

シャーシ内は下記のように大した部品はありません。コンデンサと抵抗、スイッチやヒューズぐらいの、簡単な電源回路のようです。

シャーシ上には、灰色と黒の四角い部品が載っていますが、灰色のものが電源トランス、黒いものがチョークコイルのようです。

残念なことに、電源トランスは端子型ではなく、ケーブル直だしタイプのものでした。これらのケーブルがそれぞれどんな巻線で何ボルトの電圧が出るものなのかも仕様が見当たりませんので、調査する必要があります。

そのため、このシャーシに組み込まれた状態で事前にどのケーブルがどこにつながっているのか確認しメモしておきます。

一応、1次側の100V、2次側の高圧部分(6X4のプレートにつながった配線)と低圧部分(6X4のヒータや、パイロットランプにつながった配線)は、どれなのか判明しました。

この後、部品取りを行いました。

採れた部品は下記になります。

あまり採れた部品は多くないですが、安かったので良しとします。チョークは、2.5mH-8Aとインダクタンスはかなり小さく、電流容量は大きいので、ヒータ用のチョークと思われます。しかしこのシャーシでは、高圧部分に使用されていました。

もう1つこのチョークがあれば、スピーカのネットワーク用にちょうどいいのですが、そんなにうまくいかないものですね。

さて、電源トランスの2次側の電圧ですが、ざっとオシロで簡単に測定します。

下記写真のように1次側に1Vの交流を入れます。この状態で2次側に何Vの電圧が出てくるかを確認しました。

ただ、このブログを書いていて気が付いたのですが、入力したのは1kHzの交流でした。電源トランスなので、あまり高い周波数は得意ではないと思われるので、こんな高い周波数を入れるべきではありませんでしたが、今のところ後の祭りです。暇なとき再度60Hzあたりの周波数で見ることにしたいと思います。

上記はかなりピンボケですが、高圧部分は約2.90Vの電圧が出ているので、290Vの出力が可能なようです。その他、ヒータ用に5Vと6.3Vが出ており、もう1つ高圧で625Vの巻線もある様でした。

290Vの巻線の電流容量がどのくらいなのかわかりませんでしたが、大きさ的にタムラのF-485と合う大きさなので、100mAぐらいの電流が取れるものであれば、2.5Vのヒータトランスを用意して、45シングルなんかがデザイン的に良いかも知れません。

アンプにするのはまたの楽しみということで、今回はこんな部品取り結果でした。

 

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