Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(16)

2024-07-28 21:04:02 | プリアンプ

今日はプリアンプです。

フロントパネルとリアパネルにプリントシールを貼り付け、部品の取り付けを行いました。

プリントシールを張るにあたって、これもなかなか難しいだろうなと思っていましたが、案の定、シールとアルミの間に空気が入って膨らんだ部分が出来たり、少しのずれが出来てしまいました。

上記の写真でも少し膨らんでいる部分が見えると思います。

この膨らんだ部分ですが、埃みたいなものが入ってどうしても防ぐことが出来ませんでしたので、あきらめました。また、アルミ側に傷があってもダメで、うまくやろうと思うとかなり気を付けてやらないといけないようです。

今後このようなことが無いようにいろいろ工夫が必要です。

フロントにはつまみもつけてみました。

シャーシに並べて見ました。

とりあえず、各モジュールの干渉はなく、うまく収まりそうです。

アンプのモジュールですが、まだ動作試験してなかったので電源を入れて試してみましたが、定電流回路にどの程度の電融が流れているのかなど計測ポイントを入れ忘れ、これからその辺の改良を行おうと思います。

 

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部品取りアンプの落札(2)

2024-07-27 21:01:51 | ジャンク

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

下記のような小さなアンプになります。

真空管は6GW8、出力トランスは山水のHS-7が搭載されているシングルアンプです。山水のこのシリーズの出力トランスでHS-7は今まで使ったことはなく、興味があったのと、写真1枚目のようにつまみが沢山あるのが気に入ったからです。

現在プリアンプを製作中ですが、見た目の良いつまみの手持ちがあまりなく、現在は無垢材からの削り出しのつまみは製造されていないようで高値となっているため、古いアンプから取り外そうと思い、このアンプに白羽の矢が立ったわけです。

早速つまみを取り外して確認してみました。

以前印刷したフロントパネルにつまみを載せてみます。

思った通り、見た目も合いそうな感じです。

とりあえずこのつまみはきれいに洗って磨いたうえで、プリアンプい使用したいと思います。

さて、その他の部品取りですが、トランスと真空管類にしか興味はなく、下記のような部品を取ることが出来ました。

トランス類はまあまあ綺麗でそのまま次のアンプに使用できそうです。

機会があればまたアンプに仕立てたいと思います。

 

 

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小野市S氏宅でのオフ会

2024-07-21 21:19:28 | オーディオオフ会

今日は、7月のオフ会です。場所は小野市のS氏宅での開催でした。

今日のアンプは、1台のみで西宮のH氏がKT-88シングルを持ってこられていました。皆さん今は製作に忙しいようです。私もブログに載せていますが、プリアンプの製作に忙しく、パワーアンプは少しお預けです。

各メンバーの方は、それぞれ色々な構想を練っているらしく、部品やら、回路やら持ち寄って、ワイワイやっています。

既に、次期パワーアンプ用にトランスを発注した方もいるようです。

またある方は、こんな回路を計画しているなど・・・

どんなアンプが出来るのかかなり楽しみです。

そして拙作のプリアンプでも早く完成させるべく、セレクタスイッチのシャフトをS氏にお願いして短く切っていただきました。

(手タレ:堺市のS氏)

そして、S氏もスピーカーのクロスオーバーの製作に励まれているようで、こんなのを製作されていました。

またM氏は所持しているスピーカの音質確認に来られたようです。

白と黒の2つのスピーカになります。ともに16㎝口径のもののようで、白い方のメーカは何か忘れましたが、黒い方はKENYというかなり昔のメーカだそうです。私も名前は少し知っていましたが、どんなスピーカか初めて見ました。見た目はなかなか良さそうです。

音は、最近の小型スピーカは中々侮れません。黒い方は、フルレンジのバックロードホーンでやはり若干高域不足感はありましたが、白い方は、逆に高域が少しきつかったものの慣れてくるとなかなか良い感じに聞こえてきました。今後のチューニングに期待です。

最後は、同じくM氏の真空管搭載パワーアンプです。

真空管搭載のデジタルアンプで、MHaudioのUA-1という機種だそうです。

手のひらに乗るようなかなり小さなものですが、そこそこちゃんと鳴るのでびっくりです。搭載の真空管は、増幅に寄与しているのかどうか、分解しようとしましたが、今日は時間切れとなりました。

たまたま別件で12AU7を持っていましたので、球の差し替えをして遊んでみました。

色々差し替えたのですが、M氏はTENの12AU7がお気に入りのようでしたので、そのままお使いいただきました。この他、12BH7も使用できるようで、やや太い感じの音が出ていました。

そんなこんなであっという間に時間も過ぎて今日はお開きとなりました。今日もS氏にはお世話になり、ありがとうございました。

 

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(15)

2024-07-20 19:20:38 | プリアンプ

今日もプリアンプの製作です。休日しか作業しないのでゆっくりですが、今週は月曜が休みだったので結構進みました。

電源部分の回路を作成したのですが、130VのB電源と12.6Vのヒータ電源、定電流回路用に13Vの電源です。

まず、13Vの電源は、以前トランジスタアンプのTRIO KM-4002を改造した際に使った基板を少し改造することとしました。この電源は20Vの出力の安定化電源なので、誤差増幅器の分圧抵抗を変更して13Vの出力が可能なようにします。

次にB電源ですが、下記写真の右下の基板になります。トランスの2次側の110V出力を整流して約150Vの電圧を入力し、リップルフィルタを通して130Vの出力を得ます。

次にヒータ電源ですが、トランスの6.3V-2A巻線を倍電圧整流して12.6Vの電源にすることにしました。なぜかというと安定化電源を使いたかったのですが、6.3Vでは電圧が低く低ドロップなものを作らないといけないので、倍電圧で約16Vを12.6Vに落とすようにしました。

ヒータ電源は、TL431のセカンドソース品とドロップ用にトランジスタ2SD2012を使用しています。このトランジスタは秋月で10個150円で売られていたものを利用しました。

なお、回路図は最後に載せたいと思います。

早速電源モジュールの組み立てですが、モジュールのアルミサブシャーシの皿ビスの彫りが甘いことがわかり、再度彫りなおしました。

モジュールの組み立てに入ります。

上記の中央のラグ板には、B電源のブリッジとヒータの倍電圧を載せています。ブリッジは、1000V-3Aのファーストリカバリダイオードをブリッジに仕立てています。ヒータは40Vー4Aのショットキーバリアを使用。

こんな感じで組み立てて配線。

これですべてのモジュールが出来ましたので、シャーシに並べてみます。

並べて見たところ、各モジュールが干渉しまくりでうまく設置できません。下記写真の黄色い丸の部分が干渉している場所です。

まず真空管ですが、これはやはりロータリスイッチのサブシャーシに干渉していましたので、サブシャーシを後ろに少しずらすのですが、そうするとロータリースイッチのシャフトが電源モジュールのサブシャーシに干渉するので、まずはシャフトを短くする必要があります。

その後、ロータリスイッチのサブシャーシを後ろへずらしたいと思います。

あと、思いもよらぬ部分の干渉が判明。

上記写真の一番下の丸の部分ですが、電解コンデンサとアンプモジュールが干渉していました。

この基板はTRIO KM-4002で使用していたものの流用品で、入力電圧が50V程度ありましたので、100V耐圧のものを使用していたのですが、背が高かったのが災いしたようです。これを背が低い、35V耐圧のものに変えて収まりました。

あとはロータリースイッチになります。これを解決すれば一気に配線まで進みそうです。

 

 

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(14)

2024-07-14 21:49:18 | プリアンプ

昨日、ブログ書き終えたあと少し進み、アンプモジュールはほぼ出来ました。あとは、電源など外部との接続部の端子(ただのラグ板)を用意するのみです。

一応、真空管を挿してみました。

また、前面パネルに付ける電源スイッチですが、ロータリースイッチとしたく探していたのですが、モノタロウにあることを発見しました。

ニデックコンポーネンツのSRFシリーズというものです。

今時こんなスイッチがあるんだと少し感動しましたが、このスイッチのおかげで前面パネルに4連のつまみが並ぶことになり、見た目はきっと壮観ではないかと想像します。

なお、価格は1000円弱とトグルスイッチよりも少しお高いですが、作りは真鍮のシャフトなど見た目には高級感があります。

なお、以前トランジスタアンプのTRIO KM-4002でも同じスイッチを使っていたのですが、このアンプの場合は数10年前のアンプからの取り外し品を再利用したものになり、まさかまだ製造されていたとはと、かなり驚きました。

あとは、電源モジュールの製作になります。

一応、B電源の整流回路と平滑回路、ヒータの整流回路を製作しておきました。

よくよく考えたら、トランスの容量がちと大きすぎたようです。こんなに大きなトランスにする必要はありませんでした。B電源の巻線の電流を減らして別の巻線を増やせばよかったと思いましたが、今更なので仕方なし。

プリアンプ自体は、あと、ヒータの平滑回路、-15Vの電源回路の製作が必要ですが、また次回にでも。

 

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