Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(10)

2024-06-30 17:01:10 | プリアンプ

今日も天気が悪く、出来ることをやっておきました。

以前、セレクタのロータリースイッチの未使用品をジャンク屋さんから格安で購入したのですが、かなり高スペックな仕様なので、今回のプリアンプに合わせたいと思います。

元々のロータリースイッチは確か富士通製の下記のような回路数が大きいものです。

8回路6接点もあるものになります。

本プリアンプは、2回路4接点なので、それに合わせた改造を行います。

回路数は、1段あたり2回路なので段数を1段にすればよいのですが、回路数を減らすには、回転を4回路までの回転数にする必要があり、ストッパーの追加が必要です。

そこで、ストッパーの金具に穴を開け、ねじを立てようと思います。

穴あけ後、ねじを入れて下記のようにしました。

そして組み立てます。

シャフトが長いままなのですが、シャーシ加工する際についでに短くしたいと思います。

 

そして、使用予定の真空管E90CC/E92CCの仲間として、新たな球を入手しました。

東芝の6M-HH3です。6J6よりもgmが高くなっている改良版のようです。

この手の球はだれも使わないのでかなり低価格で売られています。今回は1本数100円で8本入手しました。出てくる音はどんなものなのかまだ分かりませんが、楽しみではあります。ただし、現在の設計は6M-HH3の最大定格を超えているので、若干設計のし直しが必要になります。

ちょうど、出力のカップリングコンデンサで高耐圧かつ、程よい容量のものが手持ちになく、B電圧をもっと小さくしようかと思っていましたので、再度設計しなおしの可能性があります。

しばらくは梅雨が続きますので気長に考えようと思います。

 

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(9)

2024-06-29 19:37:34 | プリアンプ

昨日の雨から一転し、今日は曇りながらもたまに晴れ間が見える日でしたので、シャーシの加工をしようかと思ったのですが、湿気が多い日でしたので悩みましたがやめときました。型紙が湿気で伸びたりしてネジ穴が合わなくなったりしますので・・・

そこで、アンプの前後パネルの印刷をやってみることにしました。

パネルには、全面にシールを張ろうと思っていて、下記のような金属光沢のあるシートを使用します。

そして、プリンターの元の絵を用意します。

これをプリントシートに印刷しました。

一応、パネルの穴あけが出来たらこのシートも穴あけを行い、パネルに張り付けてみたいと思います。それまでお預けです。

シャーシの加工はしばらく晴れて空気がスカッとした日が良いかもですが、そうなると梅雨明けまでかかってしまい、かなり先まで加工できなくなるのでタイミングを見計らって対応したいと思います。

 

 

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(8)

2024-06-23 16:21:25 | プリアンプ

今日もプリアンプになります。少しづつですが着実に進んではいます。

昨日ようやく出来上がった型紙を印刷し、実際にシャーシに合わせてみました。

緑の基板は、サブミニ管によるフラットアンプの基板ですが、こちらの設計したものと取り換えが出来るように、一応シャーシへの取付穴は共通にしておきたいと思います。

ただ、この基板の取付穴がほんの1mm程ずれていることが判明しました。たぶん計測した際に誤差が出てしまったと思います。

さらにセレクタースイッチのシャフトの位置とフロントパネルのシャフトの出口の位置を比較すると・・・

やはりずれていました・・・

目測で5mm程スイッチ側のシャーシの穴が低いようです。やはり事前に見ておいてよかったです。アルミの厚さやフロントパネルの取り付け位置の高さなど計算して、位置を割り出したのですが、どこかで間違えたようです。早速修正したいと思います。

次に緑の基板の上に小さなトランジスタが見えていますが・・・

こちらは、TO-66のトランジスタになります。アンプの定電流回路で使おうかと思っています。

関西真空管オーディオクラブ(仮称)で、一時期かなり人気があったトランジスタですが、いつかは入手し、使ってみようと思っていました。今は同クラブではかなり下火になったのですが、ヤフオクで出品されていたのを落札してみました。

結構量はあります。ネットで調べてみると金田式アンプで使われていたようで、市場では在庫は減少しているようですが、まだ人気がある石のようです。

一応、この石を取り付けるシャーシの穴はずれていないようでした。

図面の修正後、シャーシの切り出しと穴あけになりますが、今日はもう雨なので、作業はあきらめます。

 

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(7)

2024-06-22 21:38:27 | プリアンプ

ほぼプリアンプの図面が出来上がりました。

図面といってもただのお絵かきみたいなもんですが、結局フラットアンプのみで構成することとし、電源やアンプなど主要な構成はモジュール化することとしました。

これを型紙として、シャーシやアルミの部材に貼り付け、実際に部品を並べてみて部品同士が干渉しないかとか、セレクターの延長シャフトの高さがフロントパネルの穴の位置に合うのかとか、配線した際に問題が無いかなどを確認します。

現物合わせで穴の位置を決めて図面を書かずに進める人もいますが、そういう人はすでに頭の中でどういう風に作ればいいかなどが整理できている人で、かなりのベテランではないかと思います。

自分の場合は、現物合わせで行くとやはりこの部品はこっちに付けた方が良かったとか、部品が干渉してはめられなくなったりとか、ねじ穴が大いにずれてしまうとか、部品一つが斜めについてしまい、見た目がかっこ悪いとか、空中配線が汚いとか、さらにはノイズが出てしまうとか、中々うまくいかないことが多々出てきますので、入念に図面を書いて、さらに図面通りにきちんと部品が配置できるかなどを確認した上で問題なければ穴あけに移ります。

今回フロントパネルやリアパネルには、文字も付けようと思っています。どういう風にするかというと、文字を印刷したプリントシールなんかをパネル全面に張り付ければ塗装もレタリングも必要なく、プリンタの印刷できれいにできるんじゃないかなと思い、やってみようかなと考えています。

そのため実際に文字やら、点やらを入れてみました。穴の位置などが入っていますが、プリントシールに印刷する際は、穴あけの位置は外して印刷します。

さて、そろそろ梅雨の季節に入ってしまいました。これまた穴あけ作業が滞ってしまいそうです。完成はいつになることやら・・・

 

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明石市I氏宅でのオフ会

2024-06-16 21:18:30 | オーディオオフ会

今日は、明石市のI氏宅にてオフ会です。

今日のオフ会はいつもと異なり、屋外でのバーベキュー(BBQ)になります。場所は、I氏の邸宅の約5000エーカーはあろうかというお庭でテントを広げ総勢12人での会となりました。

到着後ほどなくして準備の開始です。

炭火も用意します。最近はガスバーナーであぶって火を起こすのですね。もうBBQは数10年やってないので時代の変化を感じます。昔は新聞紙と小枝を使って順番に火をつけ、最後は団扇であぶり倒して火をつけたものです。

着火後、早速肉を焼きました。肉は大量に用意いただきたらふくごちそうになったのですが、肝心の肉の写真は、食べるのに忙しくて取り忘れました。

思い出したころには、ほぼ肉は終わっています。

今日は曇りの予報でしたが、結構晴れて日差しが強く、まだ6月というのにかなり暑かったですが、美味しいBBQをごちそうになり、感謝です。場所を提供していただいたIさん、食材を用意いただいたAさん、他関係者の皆さん、ありがとうございました。

さて、BBQもひと段落しオフ会の方も開始です。

MJライターS氏の製作中のSPの試聴ですが、ご本人はソファーで寝てましたので、皆で適当にならして遊んでいました。まだネットワークは製作中でこれからのようですが、出来上がるのが楽しみです。

M氏は落札したプリアンプを持参されました。球は12DW7を使用しているので、もし予備球があったら持ってきてほしいといわれていましたので、数本手持ちのものを持参。

ただこのアンプ、ノイズが載るとのこと。下記のアンプになりますが、確かに見た目でもちょっと配線に問題がありそうです。

もう少し整然と配線されていたらトラブルの原因確認もしやすいかと思いますが、ちょっと難しそうで諦めました。

最後に西宮のH氏は、現在、DACの製作中で、最近トランスを特注されたとのことで写真を撮りました。

DACのアナログ増幅部分は、真空管を使いますので、タップが多いのなんの。しかしこれでも、先日当方が製作したトランスとほぼ価格は同じだったのが衝撃です。今度から便乗させてもらおう。

ということで、今日はBBQも兼ねたオフ会となりました。実は暑い外に数時間いたのでかなり疲れていましたが、皆さんのオーディオ熱に刺激されていろいろな思いが込み上げてきた今日のオフ会でした。早くプリアンプを完成させねば・・・

 

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