Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

おぞましい電源トランス他の再塗装

2024-11-30 18:21:38 | トランス

もう気が付けば今年もあと1か月。そろそろ大掃除と思っているのですがその前に気になるものを何とかしたいと思い、気になっていたトランスの再塗装を行うことにしました。

まずは完成したものを載せます。

上記のように完成版は、まあまあ綺麗になりました。

ところで、表題にあるようにおぞましかったのは、右側の電源トランスの方です。どんな感じかといいますと・・・

どうひっくり返ったらこんな汚い塗装が出来るのか不思議なくらいおぞましい塗装です。ペンキの中にごみの粒が沢山入っていて、気持ち悪いのなんの。

側面もこんな感じです。いったいどんな環境で塗装していたのでしょうか。

では早速、いつもの様に塗装を紙やすりで磨いて剥がし再塗装を行います。

オービタルサンダーで磨いて下記のようになりました。

前再塗装では、下地材の塗装はあったようですが、なぜその上の塗装はあんな気持ち悪い塗装になったのでしょうか。

ほぼ塗装はがしが終わりました。

LUXの電源トランスも再塗装しましたが、この時LUXのラベルを剥がし忘れてそのまま磨きましたが、剥がして再塗装しました。

いつものようにプレサフを塗布します。

そして今回は艶消しの黒を塗ります。

で、冒頭の写真のようになりました。

一連の作業は外でやっているのですが、いくら外でも再塗装前のようなゴミは付きません。不思議な前塗装でしたがこれで思い残すことはなくなりすっきりしました。

 

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6327シングルアンプ(1)

2024-11-24 18:09:40 | 6327パワーアンプ

11/3のレコードコンサート向けに6327のプッシュプルアンプを大急ぎで仕上げましたが、6327の音をきちんと確認したことがなく、シングルで鳴らした場合はどんな音がするのか以前から試してみたいと思っていました。

そこでいつも使っているシングルアンプのシャーシをベースに6327に差し替えて音質を確認して見ることにしました。

ベースのアンプは下記のシャーシになります。

変更前は東芝の6GB8が刺さっていますが、これを6327が刺さるようにピン配を変更します。

シャーシの中身はいろいろ球を変えたりで触っているのでかなり混沌となっています。

いずれ球を固定して専用のアンプにしたいと思いますが、その際はきれいな配線にしようと思います。

6GB8のピン配から6327に変更します。

そして各部の電圧を調整して早速鳴らしてみますが、R側は出力を最大にすると若干発振しだします。写真にはとっていませんが、4Wぐらいの出力で発振するので、まあ少し音質を確認する分には大丈夫かなと思いとりあえず放置します。

音質を確認します。

さて音質ですが、やはり発振する状態が影響しているのか、ボーカルの高域が少し気になります。ですが総じて音質的には透き通ったきれいな感じの印象です。

6327は案外いい球かもしれない。

発信をどうやってなくすのか検討が必要で、もう少し調整して気になる部分を解消したいと思います。

 

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Stereo SoundのDACを試してみる(1)

2024-11-23 18:44:31 | パソコン・モバイル・測定器

最近ブログのネタに窮することが多くなりましたが、ふと机を見ると以前デジットで購入した下記の写真のようなDACが目に留まりました。

そこで、このDACを試してみたいと思います。

どんな形で試そうかと思いましたが、光用のケーブルは持っていないのでRCAピンジャックによる同軸ケーブルで接続したいと思います。

さて早速接続を、と思ってRCAケーブルが余っていないか探したところ、見当たらなかったのでケーブルの製作から始めます。ありあわせの部品を用意します。

ピンジャックは安物ですが一応日本製です。

こんな小さな部品ですが案外てこずりましたが、何とかハンダ付け完了。

出来上がりました。

ケーブルのショートや導通の確認を済ませ、いざ鳴らしてみます。

ソースは以前製作したAKI DACです。AKI DACには、ノートパソコンのUSBに接続しています。AKI DACからアナログ信号は出ているのは確認済みです。このアナログ信号をStereo SoundのDACのアナログ出力に接続変更します。そして、入力の同軸をAKI DACの同軸出力に接続します。

いざ出音!

が、鳴りません。うんともすんとも言いません。

おかしい・・・

何がおかしいのかよくわかりませんでしたが、Stereo SoundのDACの基板をよく見ると、同軸か光入力かの切替ピンが付いているではありませんか!

この接続を切り替えることで鳴らすことが出来ました。

さて、出てくる音ですがAKI DACの出力よりも少し低音が出るようになった気がします。格安で購入しましたが中々いい感じでなっています。BGMに良さそうですが、このままでは使いづらいのでいずれケースに入れるなりしたいと思います。

 

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和歌山F氏宅でのオフ会

2024-11-17 21:33:30 | オーディオオフ会

本日は、私は初の参加となりますが、和歌山のF氏宅でのオフ会でした。

拙宅から高速で約2時間ほどの距離と結構な道のりとなります。

到着後、早速リスニングルーム拝見です。十五畳はあろうかという床張りの部屋に巨大なスピーカシステムが鎮座しています。

スピーカシステムは、まだオイルの香りがほんのり漂うラウンドバッフルのエンクロージャにALTECの416と288のホーンドライバー、JBLのツイータ(型番失念)の組み合わせのようです。

そしてアンプ群を床に直接置けるというのがなんとも贅沢!一度このような感じでアンプをとっかえひっかえして気分に合わせて鳴らしてみたいものです。また、スピーカから数メートル離れてL字型のソファーにリスニングポイントがあります。

さて今日の主役のアンプですが、どんなアンプがあるのでしょうか。

まずはF氏所有のSTC4300Bシングルアンプです。

そして対抗馬のY氏所有のWE300Bシングルアンプです。

また、1619のシングルアンプとして、F氏所有のパラシングルを普通のシングルに改造したアンプ(下記写真の上側)と対抗馬として、西宮のH氏作のシングルアンプ(下記写真の下側)になります。

それから最後は、プリアンプになります。

まずは、増幅素子をFETにしたプリアンプです。

中身は下記のようにかなりシンプルです。

そして対抗馬として、拙作のE92CCプリアンプになります。このアンプについての詳細は、リンクに示している通りで、7ピン双3極管を使用したアンプになります。FETのアンプも拙作のアンプも増幅部の構成はほぼ同じです。

早速聞き比べなど実施しましたがどのアンプも甲乙つけがたく、もはや音質的には好みの世界になるのかなという感じです。

プリについての所感はFETは低音までしっかり出る印象です。一方球の場合はそれほど低い音までは出ない感じです。恐らく計測器で測定する分にはあまり特性には出ないかもわかりませんが、聴感上そういう風に感じましたが、他の方はどう感じたでしょうか。

しかし、いつもよその家でのオフ会はとても有意義であっという間に時間も過ぎ、お開きとなりました。

本日はFさん、ありがとうございました。また機会があればお願いします。

 

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部品取りアンプからの部品取り

2024-11-16 19:04:49 | ジャンク

前回紹介した6BM8ppのアンプですが・・・

ちょっと分解して、新たな回路とシャーシの塗装でよみがえらせようかなと思っていたのですが、シャーシの板厚が薄すぎるのと、大きなコンデンサがちょっと気に入らなくて、結局部品取りとすることにしました。

取り出す部品は、トランス類と真空管がメインになりそうで、いつもの部品取りと同じです。

作った方には申し訳ないですが、やはり自分で作った方が好きな回路やデザインにできますし、内部の配線も他人が作ったものはどこか違和感を感じてしまい、そういう細かいことが気になってたぶん使ったとしてもすぐに解体してしまうと思います。

真空管アンプもスクラップアンドビルドが大事ですね。

早速解体ですが、黙々とトランス類を外します。が、こんな狭いところどうやってナットを締めたのかというところがあり、取り外すのにかなり苦労しました。

上の写真の赤丸部分です。

ラジオペンチで少しずつ緩めましたが、はずすのにかなり時間を要しました。

いろいろ苦労しましたが何とか外せて、本日の戦利品は下記となりました。

これらを有効活用して、いずれ新たなアンプにしたいと思います。

 

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