Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

9月2回目のオフ会

2022-09-25 17:37:30 | オーディオオフ会

今日は、9月で2回目のオフ会です。

久しぶりの堺市のA氏宅にて。A氏宅には、約2年前まで毎月お世話になっていましたが、しばらく間をおいて、本日オフ会の運びとなりました。

A氏宅では、今日はシステムの入れ替え。アナログプレーヤをヤマハのGT-2000から、小野市のS氏作のプレーヤーへ。

↑のGT-2000から、↓のプレーヤに変わります。

針圧他、調整が終わり、無事、動作するようになりました。

ところで、A氏宅のシステムですが、スピーカは、下記のようなシステム。

このデカいホーンは、これまたS氏作のホーンで欅の無垢材を削りだした物です。このホーンにALTECの288-16Hを抱かせ、ウーハーは、ALTEC 416、ツイータは、2年前のJBLから変更があり、エールか音研か(何か言われてましたが忘れました)のもの。外磁型アルニコの超高級品です。

アンプ類は、下記の写真です。

アナログ系は、6EJ7のヘッドアンプからWE420Aのイコライザアンプ、プリアンプを経て、パワーアンプ、3chのパワーアンプセレクターを通してスピーカへ出力されます。

今日のパワーアンプは、A氏の13E1プッシュプル、伊丹のY氏のR120シングル、そして拙作の6CD6G 3結シングルです。

13E1は写真に撮り忘れてしまいましたが、こんなアンプです。

そしてR120シングル。

いつもの6CD6Gシングルアンプです。

久しぶりのA氏宅での音は、聞きなれた懐かしい音がしました。しっかりとした輪郭でありながら柔らかく、響き具合がちょうどいい感じです。

こんなシステムで試聴させていただけるなんて幸せですね。今日はひと時の至福の時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 

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アンプの球決定。シュールなオールメタル管アンプ

2022-09-24 20:09:21 | ステンレスシャーシのアンプ

ステンレスシャーシのアンプをどんな球で作るのか、考えると夜しか眠れなかったのですが、漸く決まりました。

つい最近、赤色の球(5693)を2本だけ入手したので、これが使えないかなと思っていたところ、そういえば、6L6や6C5、5T4等メタル管を持っていたよなと、倉庫を探していたところ、見つけました。

運よくすべてRCAの球でそろったのでこれを使ったアンプにしたいと思います。オールメタル管のシュールなアンプをしかも全部RCAの球で。

最近では、オールRCAなんて贅沢はなかなかできないと思いますが、なんといってもメタル管というニッチなところなので、こういう贅沢ができるのだと思います。

ところで、メタル管で思い出したことがあるのですが、以前、オークションでメタル管の6L6を出品し落札いただいたのですが、落札者がかなりのマニアの方で、しかもメタル管に惚れ込まれた方のようで、メタル管への思いについてわざわざお手紙をいただきました。

この手紙をいただいて、いつかはメタル管でアンプをと思っていたのですが、なかなか機会がなく、またついには忘れてしまって今まで作らなかったのですが、ふと赤玉を見て思い出し、そういえば倉庫にあったよなということで、冒頭の球を掘り起こしたわけです。

この手紙も平成19年と、今から16年ほど前にいただいたもののようです。先日、アンプ製作環境の再構築を行った際に本棚から出てきて、読んでみてあらためて、メタル管があったなと記憶を呼び起こしてくれました。

ということで、ステンレスシャーシのアンプはメタル管を使ったアンプにしてみたいと思います。

 

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球未定ですがとりあえずアンプ製作

2022-09-23 22:29:29 | ステンレスシャーシのアンプ

先日落札したアンプには球が付いていなかったので、新たな回路を組んでちゃんとアンプに仕上げようと思い、動き出しました。

しかし、どんな球にするかまだ決めていなく、とりあえずは球がなくてもできる作業から始めます。

そのうちの一つが、シャーシをきれいにすることと、サブシャーシを作ることです。

ということで、シャーシの洗浄。

洗浄前の写真を撮っておけばよかったのですが、洗浄始めたころにそういえばと思い出して、写真をパチリ。

結構、油分が付いているのか、かなり水をはじいています。最初は、手洗いソープで洗っていたのですが、落ちなくて、歯磨き粉でやってみたところ、うまく落とすことができました。

水の弾きも少なくなっていい感じです。

そして完了したのが、下記になります。

シミのような汚れは落とせなかったのですが、結構きれいになりました。

そしてサブシャーシですが、ちょうどころあいの大きさの部材があったので、この角パイプを利用して作ろうと思います。

チョークや出力トランスのネジで止められるように図面を引きました。まだどんなアンプか決めてないのですが、多分こんなのがいるだろうなということで作っています。

さて、早くどんな球でアンプにするかを考えなくては。とりあえず出力トランスがシングル用だったので、シングルアンプにする予定です。

 

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メーカー製キットの落札

2022-09-19 17:34:47 | ジャンク

最近、石川五右衛門の気持ちがよくわかる。

「またつまらぬものを斬ってしまった・・・」

きっとこの言葉には、あ~、こんなもの斬りたくなかったのに、また斬ってしまったよ、と少し後悔が混じっているのだと思います。

つい最近、同じ思いをしたのでした。

「またつまらぬものを落札してしまった・・・」

そんな思いで落札したのが下記になります。

見た目、ステンレスシャーシの結構良さそうなアンプです。しかし球はついていませんでした。何の球のアンプなのかわからなかったのですが、オークションで最後まで入札者がなく、直前で1人入ったのですが、ちょっと興味を持っていたので、終了間際に自分も入札しました。

そしたら、思ったより安値で落札。まさか落札してしまうとは思ってもみませんでした。

しかし、気分が盛り上がっている時はこれでよかったのですが、いざ支払いの時になると、熱も冷めてしまい、しまった、口座の残金も少ないのに、こんなの落札してしまって・・・と冒頭の少し後悔へと変わってしまったのです。

ま、嘆いても後の祭り。ちゃんと支払いを済ませて手元に来たので、無事当方の所有物になったのでした。

実は、この種類のアンプの落札は、これが3台目です。もともとは恐らくは、昔のオーディオ○科のキットだと思うのですが、2A3のシングルが使用されていたり、また別の種類の球が使用されていたりと、恐らく、このシャーシを使っていろいろな球用のキットあるいは、完成品が販売されていたのだと思います。

1台目の落札時は、6550が1本しかついていない、かなり汚れたシングルアンプでしたが、見るからに所有者により改造されたもので、恐らくオリジナルではないアンプだと思います。シャーシがステンレスでよかったので、当方により、OPTやPTを載せ替え、6L6GAのプッシュプルに改造したのでした。

そして2台目は、これも球無しだったのですが、内部はきちんとハンダ付けされ、とても素人の作とは思えない出来だったので、改造するのはほどほどにし、恐らくは6GA4シングルアンプと思われたものを6V6Gシングルアンプに変更しました。

そしてこれらはとうの昔にオークションに出品。

そしてこの3台目のアンプですが、恐らくは元の所有者の方が改造されたものだと思います。改造の跡がふんだんにありました。

そこで、シャーシとトランス類はそのまま流用し、回路は当方で新たに作り変えるべく、早速分解。

見事解体されてしまいました。

さあ、一体どんなアンプに仕上げようか、今から悩んでいます。決まればまた製作時に載せたいと思います。

 

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ALTEC 604-8Gによるオーディオオフ会

2022-09-18 22:51:19 | オーディオオフ会

今日はオーディオオフ会の日でしたが、いつもの小野市のSさん宅ではなく、明石市のIさん宅にて実施。いつものシステムとはかなり異なった構成でのオフ会となりました。

今日のオフ会では、下記の2種類のアンプがエントリー。

1つ目は拙作、いつものシャーシによる6CD6Gシングルアンプ。そしてもう1つは、堺市のAさん作、STC 13E1によるプッシュプルアンプのモノアンプ2台になります。

6CD6Gのアンプは、ここ最近ブログに載せた6CD6Gを3極管接続にした構成とし、出力5W弱のアンプになります。

そして13E1は、過去に小野市のレコードを聴く会の試聴会で使用したアンプを再調整したもので、出力は軽く30W以上。

システム構成を簡単に説明すると、スピーカが、ALTEC 604-8G、プリアンプやイコライザアンプは自作のもの。そしてCDプレーヤがSONYのXE555ESをトランスポートとし、DACは、Iさんにて設計製作されたもの、アナログプレーヤが、DENON DP-3000になります。

各種プレーヤやプリ、DAC類は下記写真のような構成。ちゃんとシステム全体の写真が取れてなくてすみません。^^;

早速、拙作のアンプから試聴。

五輪真弓の「恋人よ」から。五輪真弓の張りのある歌声が、604から出ています。柔らかい音がでありながら、輪郭のしっかりした音。と心の中でひそかに自画自賛。音には厳しいYさんからもお褒めの言葉をただきましたが・・・そのまま受け取っていいものかどうか、少し悩むところ。^^;

そして13E1プッシュプルになります。

これは公の試聴会向けに製作されたためか、ド派手に青のLEDで管の下から照らしています。この球は、ダブルカソードで球1本あたりのヒータ電力が約30W、4本で120W、あとプレートロスが、聞きそびれたのですが相当な発熱で、夏に電気ストーブを置いた感じになりました。

音は、ダンピングの効いたしっかりとした低音で、心地よく604を揺らしています。相当な馬力を感じました。

ここで一旦、13E1の持ち主のAさんは、ご帰宅されたので、ここからは拙作のアンプにて、色々なソースを試聴。DACには、オーバサンプリングの機能があり、オーバサンプリングありとなしの音質の違いなど、日ごろめったに出来ない経験をさせていただきました。

Iさん自作のイコライザアンプも御開帳くださり、中身を確認。まるでメーカー製のキットのようですが、完全オリジナルです。

回路はオペアンプを使って、MCカートリッジの音をダイレクトにアンプに通しています。初段は、バイポーラ型のデュアルOPアンプでカートリッジのホット側、コールド側の信号を40dB増幅し、その後、CR回路によるRIAA、さらに20dBの増幅、0dBの増幅回路を経て出力しているそうです。電源トランスは、トロイダルトランスに黒い鉄製のカバーをつけて、漏れ磁束を抑えノイズ低減を図っています。自作の回路に基板は、基板製造会社に特注して製作しておられます。

私は、まだイコライザアンプは持っていないとお伝えすると、なんと、このイコライザアンプの基板が余っているとのことで、私にも分けてくださいました。私もそろそろ作ろうと思っていたので、ありがたく頂戴しましたが、オペアンプ類は持っていないので、部品集めから始める必要がありそうです。

そんなこんなで時間もあっという間に過ぎ、今日も楽しいオフ会が終了。いつもと異なるシステムでアンプの試聴ができた良い機会となりました。一同、またの機会を楽しみにしつつ、Iさん宅を後にしたのでした。

 

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