Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

古い雑誌「電波とオーディオ」

2024-01-13 23:59:06 | 日記

去年、MJのライターをやっているI氏から聞いた話ですが、我々真空管オーディオマニアの拠り所、MJ誌が季刊誌になるとのことで、年に4回しか発刊されなくなるそうです。

一方、最近の同誌の状況は薄くて価格が高くなり、しかも発行部数もそれほど多くなさそうなのでいずれはそうなるのではないかなと薄々は感じていました。

マニアなら頑張って購入を続ければよいのですが、如何せん、内容的には特に興味をそそるようなものが少なく、また、楽しみの1つである広告も昔の雑誌のように、自作用の部品や、時には得体のしれないキットなど出てくるものはなく、海外ブランドや有名どころの何十万、何百万もするような高級オーディオ装置ばかりで、我々一般サラリーマンには手が届かないものとなり現実味が少なくなっています。

たまに同誌を購入することはあっても、もう10年以上も継続購入はしていない状況です。中高校生の頃は、「MJ無線と実験」と「ラジオ技術」は本屋へダッシュし、欠かさず毎月購入したものですが、当時は、MJ誌の広告だけ見ていても楽しかった記憶があります。

そこで、今日は、昔(今回は1950年代後半)のオーディオ関連の雑誌を改めて見てみました。

雑誌は「電波とオーディオ」です。当時は、オーディオが最新の機器だったようで、今でいうとさしずめスマホのような地位にあったのではないかと思います。

当該号は、テープレコーダの特集となっており、10機種以上ものメーカ製の回路を含めた詳細な記事が載っていました。

今でいうところでは、各社のスマホ内部の作りを紹介した記事になるのでしょうか・・・一例として、不二音響のダイナックスTR-12という機種の記事を載せます。

こういう武骨な、いかにも業務用という雰囲気の機器は何だがマニア心をくすぐられますね。

またテープレコーダを自作する記事もあり、まさにマニアには読み応えのある内容かもしれません。

50年代には、自作向けにモータやメカ部分など、既に購入可能だったのでしょうか。

そして一番目を引いたのが、下記の問答です。

いちばん最初は、回路にデカップリングコンデンサC1を入れるとハムが増加するということについての問答になります。

この問いに対して、回答を見る前に思い当たるものはないか、自分でも考えてみたのですが、なぜだかわかりませんでした。^^;

回答の1つとしては、C1にブロックコンデンサを使用した場合に起こりうる様です。ブロックコンデンサとは、1個の筒内に複数のコンデンサブロックを入れたもので、昔の電解コンデンサでよく見ました。47μF+47μFなどパイ型リップルフィルタを作るのに重宝したものですが、上記のような回路で使用する場合、もう片方の脈流が伝わってしまう、ということがあるらしいです。今までこういう回路の使い方をしたことがなく、気が付きませんでした。また今では、ブロック型コンデンサは、一部を除いてほとんど見なくなりました。

もう1つの回答としては、アースの引き回しによるものが考えられるようですが、そもそも、アースの引き回しトラブルは厄介で、出来るだけ発生させない様、アース母線を使用し、かつ、母線もループが発生しないように気を付けていますので、これも回答としては思いつきませんでした。

うーん、やはり、昔のオーディオ誌はマニアをうならせる何かがあったようです。今後、季刊誌となったMJ誌の中身に期待したいものです。

 

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今日一日の出来事

2023-10-15 19:11:17 | 日記

今日は、来る11/12のレコードコンサートに向け、自作アンプに使用しているトランジスタの型番で音が変わるので、どれが一番いい音か朝から下記写真のようにいろいろ試していました。

結局どれがいいかわからなくなっていたのですが、奥様から呼び声が聞こえます。「今日メガネ屋行かなくていいの?」と。そういえば、忘れていました。

最近、老眼が進んできて、近くは眼鏡をはずさないと見えないので、遠近両用にしようと思っていたのでした。そこで、音質確認もそこそこにいざメガネ屋へ。

小一時間ほど、色々視力の検査などをしました。

安いのにするか、次に安いのにするか悩みました。高いのは、10万円ぐらいのもありますが、レンズごときにそんなのは無理です。結局、”50歳からおすすめタイプ”の次に安いのを選びました。来週また取りに来なくては・・・

そのあと、ちょうどお昼ごろでしたので、ラーメン屋に。

久しぶりにラーメンを食べたのもあり、美味しゅうございました。最近はもうラーメンのハズレはないかもしれませんね。どこの店に入ってもおいしいです。そんなにしょっちゅう食べているわけではありませんが、いつどの店に入ってもおいしいと感じるのは私だけでしょうか。

家に帰って、さあ、音質確認の続きだ!と思っていたのですが、今度は奥様より、「柿採らんでいいの?」と。

そういえば、最近地主様より柿はもう伐採させてほしいといわれて、泣く泣く木を切り倒すことになり、早めに柿をとっておかないといけないのでした。まだ青い柿がおおいのですが仕方がない。ただで借りているので文句も言えず。今年で最後かと思いつつ、柿の実を取り、干し柿用に剥いたりするだけでかなり時間を要しました。

柿は40数個干すことが出来ましたが、この冬は最後の干し柿になるので味わいたいと思います。

ということで、この後、アンプの音質確認をしつつ、昨日の続きのレコードコンサート用の曲リストの製作をしたいと思います。

 

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やっぱり健康が一番(2)

2023-06-24 17:08:40 | 日記

先日、ついにやってしまいました。予防接種を4回も打っていたにもかかわらず、流行病であるCOVID-19に罹患してしまいました。

現在ではすでに、普通のインフル並みの5類感染症扱いになったようですが、弱毒化しただけで、まだまだ猛威は続いているようですね。

私の罹患のきっかけは、たぶんこれじゃないかな、というのがあります。先週の話から。

〇土曜日

暑かったので上半身裸同然の格好で、寝転びながら扇風機で涼んでいたのですが、疲れていたのか、そのまま少し寝てしまいました。その内おなかが痛くなって目を覚まし、トイレに行ったのですが、この時、風邪を引いたような違和感も感じていました。

一方、息子は、金曜まで大学の研究とかで泊りで別のところに出掛けていたのですが、帰宅後の金曜から土曜にかけて発熱したらしく、自室にこもっていました。

〇日曜日

風を引いたような違和感は継続しており、鼻の奥の、のどがほんの少し痛いような感覚と、体もだるく、スイカを食べたときはまたおなかを壊し、トイレに行くことに。

息子は、ほぼ熱は下がったようですが、家で休息。一緒に食事したりと普通に接触。

〇月曜日

微熱があり、会社は在宅勤務に。一応、コロナの検査キットを入手し確認するも陰性。

〇火曜日

会社に出勤。夕方頃、いつもよりエアコンが寒い感覚。

〇水曜日

出勤の支度時になんだか体がだるい感じがし、体温を測ると微熱があったので、在宅勤務にしようとしましたが、ほんの数十分ソファーに横になっていると、みるみるうちに熱が上がり、8度4分ほどに。会社は休ませてもらいました。

その夜、コロナの検査キットで再度確認すると、上記写真の陽性の反応が・・・

と、いう状況でした。結局、熱は金曜の午前中まで続きましたが、昼以降は小康状態で、今日の土曜はもう熱は完全に収まったようです。

なので、罹患は、1週間前の疲れた上での裸での昼寝をきっかけとする下痢と風邪による体力低下と、そこに運悪く息子が外部から持ってきた可能性によるものではないかなと。

ちょっとした気のゆるみが原因になるようです。

ところで、COVID-19に罹患した際に感じた体の状態ですが、個人差はかなりあると思いますが、私の場合は、タミフルやリレンザがない時代のインフルとさほど変わらない印象でした。むしろまだ優しい感じかもしれません。

私が二十歳代の頃は、タミフルやリレンザがない時代でしたが、年に1回はインフル(何型かは不明)に感染していました。しかも感染すると、毎回40度近く高熱が出て3日程度はうなされます。悪寒はするし、下痢はするしでいつも大変でした。しかも大学時代は一人暮らしだったので、高熱が出つつも、食料の買い出しや病院も行っていましたので、今思えば、マスクの着用義務もなくウイルスはまき散らし放題でしたし、すごい状況だったなと思います。また罹患のきっかけも、二日酔いで下痢したり、部屋の畳のような少し冷えるところでの昼寝をしたことで、弱い風邪をひいた後に良く罹っていたように思います。

一方、今回のCOVID-19は当時と同じ、特効薬がない状態ですが、熱は最大9度3分程度でしたし、それほど悪寒はなく、下痢もほとんどありませんでした。当時と比べれば、まだましという気はしますが、やはり3日間は寝て過ごした状況です。

ということで、私個人的にはインフル並みの5類になったというのもうなづけます。恐らくはもう消滅することはないと思われますので、早く慣れるか特効薬ができるのを待つしかないでしょうね。残念ですが・・・。普段からよく食べ、よく寝て腹を冷やさなければ、そんなに簡単に罹らないのかもしれませんけどね。

 

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やっぱり健康が一番

2023-06-03 18:38:28 | 日記

実は先週、入院していました。入院といっても大した病気ではなく、腎臓に大きな結石が出来てしまったので、これを取り除くため入院したのでした。

最近は、医学の進歩で、昔なら開腹手術が必要な状況でも、背中に5㎜ぐらいの穴をあけた内視鏡手術で取り除くことが出来るようです。

しかし、もっと簡単な方法では、衝撃波を当てて石を割って砕いたのち、おしっこから流す方法もあります。私は過去に3回も結石が出来てしまい、都度、この衝撃波により石を割って取り除いていたのですが、今回は石が大きすぎて衝撃波ではだめで、内視鏡により取り除くこととなったのです。まだ大丈夫と思っていた石を放置したのが原因で、大きく成長してしまったのです。とほほ・・・

入院は5/28から6/1まででした。部屋は、807号室で真空管好きにはおなじみの番号です。

下記は、”807”と呼ばれる真空管です。無線機やアンプ他の用途に沢山使用されましたので、まだ市場には案外たくさん残っています。

 

本当は808の方が珍しい球なので、808号室の方がよかったのですが、まあでも幸先良さそうな予感がします。

手術は次の日なので、病院にあるカフェでくつろいでいます。

そして手術当日。手術は全身麻酔で、寝ている間に終わっていたので、何があったのか全くわかりません。

術後、別室で寝かされています。麻酔が覚めてから結果はどうか聞いたのですが、なんと残念なことに結石は取らずに途中でやめたらしいです。

理由は、思わぬ出血があったからだそう。この点は、事前に聞かされてはいたのですが、大きな病院ですし、まあ大丈夫だろうといわれたので受けてみたのですが・・・少しぐらいとってほしかった。

腎臓は血管の多い臓器で、場合により血が沢山出るそうです。今回は予想外に出たようなので、途中でやめてもらってよかったかも知れないのですが、折角腹に穴をあけたのになんと残念な結果!

病室では、しばらく腎瘻(じんろう)と尿管のチューブで動けない状態でしたが、血液の数値も落ち着き、術後2日目にようやくそれらを外してもらえました。

その後、手術した部分は痛くはないのですが、内視鏡を通した穴が開いていますので、しばらく体液が漏れ出ており、ガーゼを当ててさらにその上に紙おむつを巻いていましたが、腎瘻のチューブを外して2日程度で収まりました。

その間、看護師の皆さんには献身的に介護してもらい助かりましたが、今後、どうやって石をとるかしばらくは病院と相談になります。まだしばらく結石との格闘は続きそうです。

腎結石は大きくなるとややこしくなるので、小さいうちに除去した方がいいですね。

入院したらいつも思いますが、やっぱり健康が一番です!

 

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ビジネスマンの履物で靴擦れ

2023-05-14 15:26:39 | 日記

4月に入ってから、残念ながら在宅勤務がほとんどなくなり、出勤になりました。

在宅勤務時のラフな格好とは違い、一応出勤で衆目にさらされるため、身なりを整えるのですが、こと、靴に関しては履きやすく足になじんだものにしています。しかし、もう何年も同じ靴で、底のゴムが削れても、直しては履きしていますが、上の部分もボロボロになりつつあります。

そこで、見かねた奥様が、冬のボーナスで新しいのを買うように勧めてくれました。

なので、買いました。2-3か月ぐらい前かな。

しかし、一度この新しい靴を履いて会社に行ったのですが、サイズはぴったりでいいものの、踵部分が固く、歩くたびに踵の同じ部分に当たって痛いのなんの。それが両足に当たるので、もう歩くのが大変でした。出勤時は若干の痛みでしたが、帰宅時は足がむくれているせいか、駅まで行くのが大変で、途中で靴ひもを緩めたりして何とか駅まで到着し、帰ることが出来ました。

それ以来、新しい靴は履かず、再度、写真左側の古い靴を履いていたのですが、今日はこの古い方を磨いてもう少し延命させるのと、新しい方の踵をなじませるべく、かたい部分を柔らかくしてみました。

実はこの左側の古い靴は、一度引退しており、この後にREGALの軽い靴のシリーズでいいのがあったので、これに履き替えて数年。ついにこの軽い靴もガタが来て、底と側面の縫い目がはがれ、雨で水が漏れてくるようになったので、この引退した方の古い靴に履き替えたのでした。

この時のREGALの軽い靴は足なじみがよく、古い靴よりも軽くて履きやすくてずっとこちらを愛用していたので、今回も同じシリーズを購入したのですが・・・しかも今回は防水機能付き。

まあ、とりあえず、古い方を磨きます。まずは左だけ。見た目あまり変わらずですが。

両方磨き終えました。

若干きれいになったかな?

そして新しい方の靴は・・・

恨みを込めつつ^^; プライヤーで固い部分を挟んで前後に何回も動かして揉んで柔らかくしてみました。何かプラスチックでも入っているのかと思えるほど堅かったのですが、少し柔らかくなったような気がします。

両方同じことをしました。古い方の靴と比べてみましたが、やはり古い方はかなり柔らかいです。押さえるとフニャッとする感触。新品でもこのくらいの柔らかさにしておいてくれたらいいのに・・・

また勇気を振り絞って新し方を履いていってみようかと思います。

 

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