Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

オールメタル管アンプの製作(7)

2022-11-13 18:38:39 | ステンレスシャーシのアンプ

レコードコンサートやらいろいろあって、なかなか手が付けられていなかったのですが、久しぶりにアンプ製作に勤しみました。

以前手を付けてから数週間経過し、どこまでやったかすっかり忘れしていましたので、一度じっくり前回の作業を眺めてみました。

で、ほとんど増幅系の回路にタッチしていなかったことがわかり、今日はここからの作業です。

まず始めに、B電源から、5693や6L6のスクリーングリッドの回路を作成し、その後、5693側の抵抗、コンデンサをつけてから、出力側のカソード抵抗やコンデンサなど大きい部品をつけます。

下記写真はそんな順番に写真を撮ってなかったので、一気にはんだ付けした後の状態です。

上記写真中央あたりに620Ωの抵抗が2個並列接続されていますが、これが6L6のカソード抵抗になりなます。ここは300Ωを1個つけたかったのですが、残念ながら秋葉原で調達することができなかったので、手持ちのものを利用しました。

そして下記写真のように配線がほぼ出来上がりました。

ただ、まだサブシャーシには何も載っていません。ここは、前段の電圧調整とNFBを兼ねた回路の基板が載る予定です。

この後、回路をチェックし電源を入れてみました。

写真はテスターが0Vを指していますが、接続ミスはなく電源を入れることができました。しかし、片方の6L6の接触が悪い。何が原因かすぐにはわからず、ソケットの接触かなと思い6L6をぐりぐりしてみましたが、あまり関係がないようで、6L6を左右入れ替えたりしていると治ったり、また具合悪くなったりと、症状は安定しない。何が原因だろうとじっと回路を確認していてようやく判明しました。なんと、6L6のカソードとカソード抵抗の接続がはんだ付けされていませんでした。6L6のカソード8番ピンから銅線でラグ版に接続するのですが、このラグ版で銅線がはんだ付けされておらず、接触不良を起こしていたようです。

これを修正後、各所の直流電圧を確認してみましたが、大体設計通りで大きな変更は必要なさそうでした。

この後は、NFBの回路を作成が必要ですが、これはユニバーサル基板で作成しますので、また次回にしようと思います。

 

 

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つくばエクスプレスで茨城県へ出張

2022-11-12 18:28:25 | 旅行

先日は、久しぶりの出張でした。関東でも珍しく茨城県のとある場所。特に茨城県が何とかという話はないのですが、途中の道程が電子工作マニアにとって大変うれしいのです。

そう、茨城県へは、つくばエキスプレス(TX)で向かうので、秋葉原駅が途中の下車駅なのです。そのため、本来の時間より早めに新幹線に乗り東京へ出発。それでも、10:15の東京着で10:30頃に秋葉原駅に到着しました。

とりあえず目指すはラジオデパート。下記写真の赤い建物の後ろになります。

朝早いし、平日なのでお店は開いているのか・・・

地下1Fの状況です。ここはゼネラルトランス(旧ノグチトランス)やPCのジャンク屋がありますが、シャッター街と化しております。

どうも時間帯が悪かったようです。ゼネラルトランスは昼からオープンなのですね。

大体いつもは、2F、3Fに行くのですが、2F、3Fは真空管屋さんがあります。写真を撮り忘れましたが残念ながら両方とも閉まっていました。3Fは、部品屋さんが少し開いていたので、ターミナル類を少し購入しました。

気を取り直し、次は秋葉原のスーパージャンク屋、日米商事へ。

ここも残念ながらしまっていましたので、定番の秋月へ向かいます。

秋月へは、確か11:00頃向かったのですが、開いてて助かりました。いくつかジャンク品、抵抗類やユニバーサル基板を買いましたが、残念ながらお目当ての品はありませんでした。お目当ては、300Ω 5W以上の抵抗になりますが、そもそも300ΩでW数の大きなものがありませんでした。

最後は、駅からすぐのラジオセンターへ。駅からすぐなのでラジオデパートへ向かう時に通ったのですが、まだシャッターが閉まっている店が多かったので、帰りに寄ろうと思っていました。

ここでは、シールド線や絶縁チューブなどを購入。

そろそろ時間も迫ってきたので、お昼ご飯に駅建物のアトレ秋葉原へ。丸亀うどんにしようと思っていましたが、結構人がいたので、あきらめて近くにあったカレー屋に入りました。カレーのエチオピアです。

本格カレーの具沢山でボリューム満点。辛さが0-70まで選べますが、いつもの奥様のカレー(市販の中辛のルー)に慣れているので、辛いのは苦手。もちろん辛さを0で注文しました。

本格的なカレーでしたので、恐らく小麦粉など入っていないと思われ、家のカレーとはかなり違っていました。カレーマニアの方はうなずくカレーと思いますが、カレーの素人にはちょっとハードでした。もう少し甘ったるく、とろみのある汁っぽいのがいいと・・・orz(完全に素人でして^^;)。最後においしいプリンが出ましたので、満足です。

そして、出張に戻るべく、TXへ。しかし改札からホームまでの距離が長い。長いというより深い!。これが大深度地下かと思いながら進みようやくホームへ到着しました。

ということで気持ちを切り替えて、本来の仕事に戻りました。また来たいですが、目当てのお店が閉まっている時間帯になってしまうのが痛いですね・・・

 

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レコードコンサート本番

2022-11-06 22:04:37 | 小野市レコードコンサート

レコードコンサートはいよいよ本番です。今年は3年ぶりの開催ということもあり、会場は盛況でした。

まずは開会のあいさつから。いつもオフ会で部屋を貸していただいているS氏から開会のご挨拶。今年は3年ぶりということもあり、いつもの3倍長めに話されていました。

まずは、エントリーナンバー1のEL34 UL結合シングルです。

次にお隣の13E1プッシュプル。金属系の加工を得意とされている方で、デザインにこだわられています。

そして次は245シングル。かわいいアンプですが、45の音の良さは皆様も御存じのとおりと思います。

そして拙作、6CD6GとR120シングルアンプです。

次は300Bシングルアンプです。出力トランスはタンゴに特注したパーマロイコアのトランスになります。

ラストは、6GB8プッシュプルになります。MJ誌にDACでお馴染みの池田氏作のアンプになります。

事前のアナウンス通り、第1部はこれら真空管の鳴き合わせを行いました。来場者の数ですが、正確にはわかりませんが、用意した40脚の椅子がほぼ埋まりましたので、そのくらいの数になります。残念ながら当方はレコードの演奏役だったので、第1部の会場の様子を取り忘れてしまいました。

そして第2部です。第2部では、3台のアンプを使用し、レコードをひたすら掛けます。

司会は、小野市の地域づくり協議会から来ていただいた、ベテランさんにお願いし、進行はスムーズに進みました。

途中飛び入り参加した6BQ5シングルアンプなどもあり、ご希望のレコードを演奏。残念ながらレコード演奏係で席を離れられなかったので写真は撮れずでした。

第2部は、1部よりは少なめの来場者でしたが、女性の数はそこそこありました。中には熱心に聞いておられる方もいらっしゃり、レコードの関心の高さが伺えます。

10:00~16:00までアッという間に終了し、概ね好評を得たと感じています。

次回の開催はまだ決まっていませんが、次年度の開催も予定しており、そのころまでにまた新しいアンプを作りたいと思います。

 

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レコードコンサート準備中

2022-11-05 22:13:57 | 小野市レコードコンサート

今日は、本番前日。皆、緊張とともに少し気合が入っています。

会場のコミセン小野では、こんなポスターやチラシも掲載されていたようです。

そして会場の設営ですが、スピーカは下記のような感じ。今年は、昨年度よりエンクロージャの容積を490Lに増強して、よりゆったり感を増しました。壁の上のポスターも何も飾り気はないですが、一応何とか表示。

そして御大による音質チェック。間違いはないでしょう。

一同、汗💦

一通り、演奏してみます。

やはり、いつもの部屋で鳴らすのと、広い会場で鳴らすのと、感覚が違いますが、それはもう直前なので仕方がない。一応、最後まで皆頑張ったということで、当日は何があろうとご勘弁。

ということで、無事、セッティングは完了しました。明日は、何とか万全を期したいと思います。お時間が許せば、ぜひご来場くださいね。

では明日!

 

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レコードコンサート出品アンプとオークション真空管で問題発生

2022-11-03 17:37:19 | 小野市レコードコンサート

先日、西宮のHさん宅にお邪魔し、アンプの確認をしたまではいいのですが、なんと、帰宅時に真空管を壊してしまいました。

H氏宅のリスニングルームでアンプから出力管を外し、その状態でアンプを持って階段を下りようとしていたところ、アンプを持っている腕が整流管にあたっていることに気が付かず、整流管に横方向に変な負荷がかかってしまい、整流管(5AR4)のガイドピンが折れてしまったのです。

実はこのトラブル、以前このアンプに挿していた5R4GYでも起こしてしまい、歴代の整流管2つが同じ目にあったのでした。5R4GYの時は、家でアンプを調整しようとアンプを立てた時にバランスを崩し、少しひっくり返りかけたのですが、その際に整流管が机にあたってしまい、ガイドピンが折れてしまいました。

幸いなことにまだ電気的に壊れたわけではないので、ガイドピンを接着剤などで引っ付ければ、使えるようになるとは思いますが、2度も同じ個所でやってしまう自分の歯がゆさが何とも言えません。整流管はまだ予備がありますので、日曜のレコードコンサートには違う球で出品したいと思います。

ですが、これで済むはずはありません。なんとアンプ側のソケットも緩んでしまい、整流管を挿しても接触が悪い状態になってしまいました。そのため、今日はその修理でソケットの交換です。

東京出張時に秋葉で買った安いソケットですが、日本製のものです。接触は良好で気に入っているものなので、10個位購入して在庫が十分あるので助かりました。無事交換も済み、新しい整流管で臨みたいと思います。

そして今日は他にも問題発生。

1-2か月前オークションで1619の真空管を10本落札したのですが、受取時にすぐに中身を確認せず、今日初めて中身を確認したのですが、なんと、箱の中には1619以外の球が半分も入っているではありませんか!

1619が5本と、6CA7の中古(程度悪し)が3本、26Bと6J5(両方程度悪し)が計5本、1619も5本の内、2本がガイドピンが折れていて、折れたガイドピンは入っていません。オークション歴は長いのですがこういうこともあるんだと、改めて驚きました。

もちろんノークレームノーリターン品ですが、1619以外の球があるなんてことは書かれておらず、説明と異なるものなので、返品等は出来そうなものですが、すでにもう結構な日数が経っていますので仕方がない。あきらめるつもりですが、こういうこともあるんだと勉強になった次第です。

ということで、今日は問題発生が2件ありました。皆さんはオークションで購入したものはすぐに中身を確認しましょうねー。

 

 

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