Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

アンプシャーシを初期状態に・・・

2023-07-16 21:44:39 | ステンレスシャーシのアンプ(2)

落札したステンレスアンプについて、1から回路を組み立てるため、シャーシおよびその他の部品について、取り外し等を行いました。いわば、組み立てる前の状態に初期化した、という状況です。

元々は、内部はこんな感じでしたが、少しづつ部品を取り外していきます。

外しやすそうなところから、ハンダをとかして部品をとっていきます。

ついに外れました。

表を見ると、トランスの間などは結構汚れています。

そこで、以前やったようにシャーシの表面を洗浄します。前回と同じく歯磨き粉で磨きました。

洗浄が終了しましたが、磨き終わりもかなりきれいな状態です。

ただ、あんまり奇麗なので、すぐに手垢が付いて汚れてしまうため、表面を透明な塗装を行おうと、スプレーがある実家へ。

いざ塗ろうとスプレーしたところ、スプレーの出が悪い。が、しかし、塗ってみようと思い、塗ってみたところ塗装面がまだらに・・・

わかりにくいのでアップすると・・・

最悪な状態になってしまいました。スプレーがダマになって出てしまって、こんな状態になってしまったのでした。

塗りはじめの際、頭の中ではやめた方がいいと思ってはいたものの、塗ればなんとかなるかもという思いもあり、サアーと全体的に塗ってみたのですが、やはりだめでした。

これはまずいということになり、ラッカーで何とか剥がして一件落着しましたが、剥がすのに時間がかかってしまい、また、もう余計なことはやめようと、方針転換することにしました。

これは、幸先いいのかどうか・・・

今後の製作が危ぶまれます。

 

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またアンプを落札してしまいました・・

2023-07-15 12:04:55 | ステンレスシャーシのアンプ(2)

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

先日、ステンレスシャーシのアンプを嫁がせましたので、寂しくなり、また、見た目が良さそう、かつ、次は久しぶりにプッシュプルも作ってみたいなと思っていましたので、落札してみました。

どんなアンプかといいますと・・・

形状はマッキントッシュ型というのでしょうか・・・シャーシは結構きれいなステンレス製です。球は、トッププレートのUY型の出力管が4本使用されているようなアンプのようです。しかし、真上から見ると・・・

トランスの両側に真空管のソケットがあります。ということは、片ch4本の出力管を使用したパラプッシュ型のアンプのようです。

元々はどんな球が使用されていたかというと・・・

「WE311A」というシールが貼ってありますので、どうも出力管は、311Aが使用されていたようです。この球だと出力もそれほど取れないですし、パラプッシュにしたのもうなずけます。

では、中身はどうかというと・・・

トランス類は、TANGOとかLUX、タムラなどの有名どころではなく、恐らくはどこかのガレージメーカー製のものではないかなと思います。大昔に、Welcomeで似たようなトランスを購入した記憶がありますが、例えばこういうメーカではないかなと。当時はシングルアンプ用で一番大きいユニバーサルトランスの購入でしたが、トランス本体とケースを別々にするタイプでした。本アンプも恐らくカバーは別で取り付けているものと思います。

しかし、電源トランスは、結構使い道がありそうです。

ヒータ容量が大きく、しかも2.5V端子もあります。またB電源用の巻線も高低2種類の巻線があり、電流容量も0.3Aと十分。311Aには大きすぎるぐらいの量で、これだけで使える球のバリエーションは豊富になります。

例えば、私の好きな807をはじめ、307A、6L6シリーズ、6CA7などの大型管、2.5V巻線もありますので、2A3も考慮に入ります。もちろんこれらの球をパラプッシュにしてもいいのでしょうが、全部で8本も用意しないといけないので、それだけでも大変ですし、アンプの規模的に大型管のパラプッシュには苦しいかと思います。せいぜい中小型管のパラプッシュでしょうか。

そういうことであれば、6V6や、6F6、6K6、6CK4、6AH4などいくつかあります。この内、手持ちには6K6GTという球が大量にありまして、8本そろえるのはまあそれほど大変でもなく、また元々、プッシュプルでも10kΩぐらいの負荷とするような球ですので、パラプッシュだと負荷が半分となり、まさにパラプッシュ向けの球という感じです。

手持ちの6K6GTの写真を掲載します。大きさは6V6GTと同じぐらいですが、それよりも最大定格は少なめです。

ということで、候補球として6K6GTが第1候補として、今後、このアンプを改造してみたいと思います。

 

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ナショナル”ETA-68E200”出力トランスの測定

2023-07-09 17:26:46 | トランス

約1年半前、旧松下電器のプッシュプル用出力トランスをシングルアンプ用に改造しましたが、そう言えば、このトランスの周波数特性を測っていなかったな、と今更ながら気が付き、測定してみました。

測定回路は、以前、別のトランスの測定で使用した回路ですが、このトランスの1次側のインピーダンスは10kΩなので、オシレータとの間に10kΩの抵抗を接続しています。

そして結果ですが、下記のようになりました。

測定結果は、茶色の線になります。他の色の線は赤:NOGUCHI PMF-20WS、青:TANGO XE-20S、水色:TANGO H-5Sになります。

これら名だたるトランスと比較するとイマイチの特性ですが、周波数特性はおおよそ、40Hz~40kHzとオーディオ用としては十分な特性です。実際の音を以前聞いたことがありますが、響きがよく、聞きやすい感じの音質でした。

最近部品ばかり集めて、あまりアンプ製作が出来ていませんが、いつかこのトランスにも日の目を見せたいと思います。

 

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和歌山めっけもん広場

2023-07-08 17:50:36 | 旅行

そろそろ桃がおいしい季節のようですね。ということで、今日は毎年恒例の和歌山のめっけもん広場にいってきました。

今日は天気予報では夕方から雨のようだったので、午前中に向かいました。空はこの通り厚い雲がかかっていますが、来場者はたくさん。カートがすべて出払っており、カート待ち状態でした。

やはり、桃が沢山出ています。あまり品物をカシャカシャ撮影するのは気が引けて、垂れ幕のみですが、メインの場内ともう一つ外のテントで販売されています。外のテントはB級品が多く出ており、少し安いためか、もう取り合いの状態。品切れを補充するそばから売れていきます。もう選ぶ余地がほとんどありません。

桃の他に別の果物や野菜類、魚類、肉類もあり、例えばこんなのがありました。

スモモは種類がかなり豊富です。手を出そうとしましたが、今日は桃をたくさん買うんだと思い、手を引っ込めました。

トマトも一部は北海道のものだったりする!?

すっごい大きなハンバーグも。買ってみればよかった・・・

ということで、うちの一家は下記のようなものを購入しました。

毎年飽きもせず、同じようなものを買っていますが、また今度行こうと思います。

 

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最近買ったいくつかのLP

2023-07-02 17:29:32 | 音楽ソフト(LP/CD等)

以前から何回かご紹介していますが、最近購入する音楽ソフトはもっぱらLPになっています。

ヤフオクでは、数10枚セットだとかで数千円、1枚でも当時の金額から比較してもかなり安価に販売されており、なんだかお得感があります。また、中古LPでもそれほど盤面が汚れていないものが多く、ほとんどの人はLPをカセットに録音して聞いていたのではないかな、と思えます。私もそうでしたが、当時は針が悪くなるので、一度カセットに録音して聞いていました。

で、購入したLPは下記になります。

まずは、オリビア・ニュートンジョン。最初に知ったのは中学生ぐらいの時で、当時はFMラジオでフィジカルなど頻繁に聞きました。その当時の思い出があり、ヤフオクでポチっと。

最近どうしているのか調べてみたのですが、晩年はがんを患っており、73歳で「旭日小綬章」を受賞その後逝去されています。

アルバムタイトルの”Have You Never Been Mellow”は、1曲目に収録されており、お茶のCMでも使用されていたのでおなじみの曲です。

そして次も同じくオリビア・ニュートンジョンのXanaduです。

これもタイトル曲が懐かしく購入したものになります。YouTubeでこの曲を検索すると、すんごいMusic Videoが出てきて、当時はこれがかっこよかったのかな?とちょっと笑ってしまいます。

次は10CCのアルバムです。

これも、よくFMラジオで流れていた"I’m Not In Love"が入っているので購入しました。10CCは音にはこだわっていたそうで、本レコードも良い音で録音されています。タイトル曲も聞いたことがある曲で聞きごたえあるアルバムです。

次は、あまり聞いたことがなかったのですが、ちょっと興味があったので。

Carlos Montoyaのフラメンコです。

ギター1つにもかかわらず、聞きごたえのある曲ばかりです。オーディオ向けに音質確認にもちょうどよく、2枚も入っており、お得感のあるLPでした。

最後は、やっぱりJAZZ。

Sonny RollinsやMcCoy Tyner、Ron Carter、Al FosterらのJazzの巨人たちのコンサートツアーの曲を録音したもののようですが、まずびっくりすることは、音がいいという点です。’78のものだとそうでもないのかもしれませんが、レコードによってはかなりナローな音質で録音されているものがあり、少し残念に思うときがあるのですが、このLPはそんなことは全くなく、生々しい演奏が聴けます。

ということで、アナログレコードは今が買い時かも入れません。

 

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