Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

TRIO KM-4002 レストア(5)

2024-04-13 22:12:27 | トランジスタアンプ
桜前線もいつの間にか通り過ぎ、今日はかなり暖かかったので、久しぶりにトランジスタアンプのレストアをしようと準備していました。

主に外でやる作業として、必要な部材を切り出し、穴を開けたり、錆を落として再塗装するなどを考えていたのですが、急用が出来てしまい、残念ながら外での作業は出来ませんでした。

そこでできたところまで。



上記写真のシャーシに、別途電源回路の基板やら、不要な穴をふさいだり、ターミナルを取り付けたり、いろいろしようと思っているのですが、まずは電源回路は、40Vと20Vの2つがあるので、これらのうち20Vはトランジスタを使ったリップルフィルタを使おうかと思っています。スペースがあれば40Vのところも同様にしようかと思っていて、これで電源の基盤は2つ必要。

また、BlueToothのモジュールは、USB電源として5Vが必要ですので、パイロットランプでトランスに6V程度の巻線がありますので、これを利用して電源を作ろうと思います。このための基盤がもう1つ必要になるので、計3個載せる必要があります。

40Vの電源には、オリジナルよりも大きい10,000μFの電コンで平滑予定ですが、オリジナルのコンデンサより小さいサイズになります。時代の進歩を感じます。この部分はオリジナルよりもスペースが空きますが、リップルフィルタのトランジスタやブリッジダイオードを取り付けるスペースがいるので、L字型のアルミの部材を作成し、これをサブシャーシ兼放熱器として利用します。

これらの主な配置図を下記のように検討しています。



あと、BlueToothのモジュールをどこにつけるかですが、これは、もう現物合わせで、シャーシの空いた所に簡単にねじ止めして、アンテナ線を伸ばして外部にアンテナをつけようと思っています。amazonを見てみると、bluetoothやWiFi用のアンテナ線などが結構安く出ているので、こういうのを多用したいと思います。

ということで、続きは明日にでも。

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JMTEC H45Uユニットを入手

2024-04-07 21:14:53 | スピーカシステム
最近、つい衝動買いをしてしまうことがあり、購入後、若干後悔することがあります。

なぜ衝動買いをするかというと、それもこれも先日の入院のせいです。あまり詳しくは書きませんが、入院中は、チューブやら何やらが体について不自由で立つのもままならない、トイレに行くのも一苦労で、もう2日もすれば完全に嫌になりますが、退院後に普通の生活に戻ると、なんでも出来るのがうれしく、あれほど面倒と思っていた通勤さえもすごく新鮮で体が喜んでいるような気になります。

そんな状況なので、オークションでこの価格で?と思うことがあれば、落札しませんように祈りながら、ついポチっとしてしまっている状況です。

ということで、今回はJMTECのH45Uという1インチドライバを落札してしまいました。



特に大した目的はなかったのですが、以前にアイデンの古い30㎝のウーハーを落札したので、ドライバーも日本製の古いものをという意識が少しあり、しかも両社ともアルテックそっくりなので面白そう、ということで入手してしまった次第です。




価格はそれほど高くはなく、ペアで月のお小遣いの2/3ほどの価格でした。また現物を見たところ、結構立派なつくりだったので後悔も特にそれほど大きなものではありませんでした。まあ良かったかなと。

まだホーンに装着して鳴らしてはいないのですが、一応動作品であることは確認済みです。

また先日のオフ会で堺のA氏から自作のスロートアダプタをいただきましたので、これを装着してみました。



このスロートアダプタは、アルミ製で金工の職人であるA氏の手にかかれば寸分の狂いもなく製作されています。



が、対抗側に着けるホーンを持っていないのが残念。何かいいのがあればいいですが・・・

今度、今使っているドライバのEminence N314Xと取り換えて聞いてみたいと思っています。その時は、Altec似の和製スピーカシステムとなり、これはこれで面白そうではありますが、若干複雑な気持ちがしないでもないです。

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関西真空管オーディオクラブ(仮称)型回路のプリアンプの製作(1)

2024-04-06 18:43:23 | プリアンプ
先週オーディオオフ会について記載しましたが、この集まりの正式名称が何かわからないので「関西真空管オーディオクラブ(仮称)」と表題に記載しましたが、この会でつい数か月前に流行っていた、サブミニ管を使用したフラットアンプがあり、自分もそろそろプリアンプを新しくしたいなと衝動にかられ、アンプケースを木工が専門の小野市のS氏に依頼していました。

そして、アンプの基盤をMJ誌でおなじみI氏が製作されていたので、これも分けていただき、ケースと基板がそろったので、プリアンプの製作を開始したいと思います。

早速ですが、ケースや基板の写真です。




ケースは、内寸が、横235mm、奥行き305mm、高さ75mmとやや小型です。また、フラットアンプの基盤は、100mm×100mmです。

そこで、ケースの大きさを以前作ったイコライザアンプとこのフラットアンプの分を勘案して、大体このくらいだろうと検討し依頼して作っていただきました。しかもこんな立派なケースを格安で作っていただき、大感謝です。

早速、イコライザアンプの中身と、フラットアンプが入るか確認してみます。
確認は以前製作したイコライザアンプの寸法図と、フラットアンプの寸法図をこのケースの内寸に入るか図面で確認してみました。

確認結果が、下記です。


赤いのがフラットアンプですが、向きによってはイコライザアンプと一緒に入らないようです。イコライザアンプ側を横にするなどすれば入るのですが、真空管の出っ張りなどがあり、ちょっと実装は難しそうです。


こりゃ困った状態です。また、このフラットアンプは、定電流用のバイアスに‐20V程度、ヒータも3本のサブミニを直列にしていますので計約20Vと、イコライザアンプの電源だけでは不足で、もう1回路電源を製作する必要があります。またまた困ってしまいました。

この辺りどうするか、もう少し考えたいと思います。

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