猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

Discipline到着!

2011年10月09日 01時15分00秒 | 音楽
Burning Shed から Discipline が到着しました。








時代的なものなのか音楽に合わせたのか、80年代クリムゾンのミックスもしくはマスタリングはそれ以前のクリムゾンとは全く異なっていて(ダイナミックレンジを控えたオフ目のべったりしたミックスもしくはマスタリング)、個人的には音楽性よりもそっちの方が違和感を感じていたのですが、
今回のこのアルバムは他の40周年記念シリーズと同じ方向性でミックスされており、各楽器がオンで輪郭が非常にはっきりしていて、それはそれで違和感でした。
ちょっと思いきりのよいミックスでもあり、特に「Thela Hun Ginjeet」のサビのミックスは驚きました。


旧ミックスよりは断然楽しく聴けましたが、これらの曲の素晴らしいライブバージョンを知っているだけに、新ミックスでもこのアルバムのバージョンはどんくさかったです。
が、その印象を覆すのがDVDの方に収められた Album rough mixes でした。
演奏がライブ感高く生々しく収められており、非常に格好良いです。
個人的にはもう、このアルバムはこの Album rough mixes しか聴かないかもしれません。
そのくらい魅力的なものでした。


おまけのTV出演映像の「Indiscipline」で被さる番組のテロップに、出演者の中にサンディの名があり、ビデオ紹介の中にパット・ベネターやブリンズレイ・シュワルツやザ・フーに混じってサンディ・アンド・ザ・サンセッツの名がありました。
この人たちは海外ではどのくらい売れたのでしょうか。
あと残り一組の出演者のSKETCHが誰なのかさっぱり分からずWikipediaで調べたら大阪のアイドルグループしか出てきませんでした。
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Starless And Bible Black 到着!

2011年10月04日 00時05分00秒 | 音楽
Burning Shed から Starless And Bible Black が到着しました。








まだCDのみの試聴ですが、
どの曲も音が非常に良くなっており、決定版と言ってよいです。
その中でも特筆できるのは、完全スタジオ録音の1、2曲目です。

1曲目「Great Deceiver」はブラッフォードのドラムが生々しいです。
デッドなチューニングなのでいつものブラッフォードのスコーンとした抜けは控えめですが、
それにも関わらず細かいタッチの差が非常に良く分かります。

2曲目「Lament」は1コーラス目のウェットンのボーカルが、
口の形、咽の奥が見えるほど生々しいです。
今までリリースされた40周年記念版のボーカル曲の中では、一番の生々しさかもしれません。


ライブ録音の曲は元の録音にどうしても限界があり、音の良さは頭打ち感があります。
それでも過去リリースされたCDの中ではダントツの音の良さです。

残念なのは「The Night Watch」です。
イントロは、元の録音の限界のせいとは言え、もっともっと音の粒がキラキラして且つグラマラスで、
音の洪水のようであって欲しかったです。
スタジオ録音部分も、宮殿の「In The Court Of The Crimson King」と同じくオーバーダビングの回数のせいでしょうが、
音の鮮度がイマイチでした。
ただこれについては、Steven Wilsonがミックスとリマスターをしてこの出来なのですから、
これ以上はどうしようもなかったのだろうとは思います。
もちろんこの曲も、過去リリースされたCDの中ではダントツの音の良さではあります。


オマケの「The Law of Maximum Distress」Part1、2と「The Mincer」については微妙な気分です。
もう少しなんとかなったのではと思います。
テープが残っている部分は全て使用して、テープが切れて録音できなかった部分のみブートから補うという編集をして欲しかったです。
そして「The Mincer」については演奏はつまらないので、あとからスタジオで入れたボーカルパートも被せて欲しかったです。

残りのオマケ2曲は貴重と言えば貴重ですが、ダサい駄曲です。
スタジオのデモバージョンもあったのではと思うのですが、あえて音の悪いライブバージョンを使用しているところから、
フリップやSteven Wilsonもどうでもいいやと思ったのではと思いました。

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ねこトイレの製作

2011年10月02日 23時55分00秒 | 
今まで使ってきたものが傷んできたのと、くろすけが尻を高く上げ過ぎるせいでオーバー・ザ・フェンスになることがあるため新しいトイレを物色しましたが、
大きめで壁の高いものが見つからないため、作ることにしました。
とは言っても、プラスチックの成型からやるのは大人げないし費用もないので、
既製の収納ケース等を改造することにしました。

置き場所とくろすけの尻の高さを勘案して、アイリスオーヤマのTB-64Dを素体とすることにしました。

蓋と取っ手は不要ですので外し、
ねこが出入りし易いように前面および側面の一部を切り取ります。



できました。







切り取りはカッターの刃を半田ごてに取り付けて熱で切断しようとしたのですが、半田ごてのワット数が小さ過ぎて切断に非常に時間が掛かったため、こて先のカッターの刃をガスレンジで赤くなるまであぶって使いました。




ガスレンジを使うもうひとつの利点は、刃や半田ごてに付いた溶けた材料(今回はポリプロピレン)を揮発させてくれることです。
特に、半田ごてに残らないのは、次に使うときに臭い思いをしなくてよいのでありがたいです。
ただし当たり前のことですが、人体や猫体にはよろしくないガスが発生しますので、作業時も含めガンガン換気する必要があります。



溶かして切ったので切断面には肌を切るようなバリはありません。





まんまとうまくできて、うちの子たちにもトイレと認識してもらえました。
満足度の高い仕事でした。

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