介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-05-24 07:57:23 | 日記
いつもの様に土曜日に父のところへ行ってきました。今回は特に何もしていないけれど40分。

朝方から母の調子が悪く臥せりがちだったので、『いつもより早めに出かけ、後はゆっくりとしてもらおう』と考えて、8時に出かけるための支度を開始。父に対して積極的に介護をしていない子供ですから、「要支援2・障害者手帳2級」(注1)の母に対しても自力で身支度をさせています。その為、父の所へ着いたのは9時チョッと過ぎ。
「幾らなんでも今日は部屋に居るだろう」と母が言うので部屋へ行くと、父が丁度起き上がって靴を履こうとしておりました。
父は「靴が履けないから履かせろ」というのですが、『さあ~、親の面倒を見ろ(夫の世話をしろ)。リハビリなんて痛いだけで何も効果が無い』と大の字になって踏ん反り返って、多少でも歩けたのを車椅子生活に甘んじた父に対して、私たちは手を貸しません。勿論、介護用として売られている靴や服は購入しています。
自力で靴を履いて車椅子に乗り移った父は「小便がしたい」と、そそくさとトイレへ向かおうとしましたが、丁度トイレタイム!トイレ前は順番を待っているジジババの列です。横割りをしようとする父を介護職員がなだめて、最後尾へ(若い頃から好き勝手をしていたのは直りませんね)。しかし、導尿カテーテルをしており、カテーテルを外すことはないのですが・・・尿パックを外して排尿したいのですね。
トイレが済むと「話す事が無いから帰れ」と言いながら、帰ろうとすると「何も無いがここにもう少し居ろ」と言い出す。では少し居ましょうと車椅子を押して父を部屋の前まで連れて来ると、前にも書いたように「ここが俺の部屋」が始まる。一通りの遣り取りを済ませて、母の調子も悪いから変える段となり、母が「部屋に居てつまらないのならば、食堂でテレビを見たり、他の人と話したら」と言うと、「あいつ等とは話しが合わない。何処そこに旅行したとか、何を食べたといって、他人の用意したものばかりしか話さなかったり、育てもし無い魚を釣って自慢している。俺は小鳥を取ってちゃんと世話をした」(注2)と言って、部屋に戻ってしまいました。

1階に戻ると、理事長である『穏亡屋の秀さん』が通りかかったので、世間話を少ししてから施設を出ました。


(注1)
母は約15年前にリュウマチ性心臓疾患[心臓弁膜症]で心臓の弁交換手術。この時に障害者手帳2級を取得。
その後、父が入る2箇所目の介護施設の目処がついた時に左足を骨折してボルト3本入れています。この時、医師からは歩ける様になる可能性は低く、寝たきりになる可能性が高いと宣告されていました。
医師の見立てに反して退院3ヵ月後には自力での歩行及び日常生活をこなせるようになったので、前から悪かった右股関節(手術前の説明では、「軟骨が磨り減り、骨が欠けている」)を人工股関節に交換。
両方の足の手術でホボ1年間の入院となり、介護申請したら、当初は『要介護1』だったのですが現在は『要支援2』
【リュウマチ性心臓病】 http://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%81%E6%80%A7%E5%BF%83%E8%87%93%E7%97%85
(注2)
法律のことはよく判りませんが、カスミ網での鳥獣の捕獲、複数羽のメジロ飼育等は違法ですか?