介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-12-26 12:26:54 | 日記
先週も土曜日に父のところへ行ってきました。
施設滞在時間は15分。

先ずは金曜日
 母が午前5時20分頃に私を叩き起こす。最初は話しが噛みあわなかったが、今日が「天皇誕生日」であることを忘れていた為に、私が寝坊した思い、アセって朝食を準備したと言う事が判明。
 今上天皇の誕生日は12月23日であり、4月29日は20年前に御隠れになられた昭和天皇の誕生日で有る事を思い出させるのに10分程度かかった。病院から戻って10日程度なので日付の感覚がずれているのだと思うが、ボケの初期症状とも考えられるので、チョット心配。
 冬至は過ぎてしまったが柚子好きの同僚にあげる約束をしていたので、隣との境に生えている木から柚子を50個ほどもいで於いた。

土曜日
 9時ごろ、父のところへ向かおうとして母に出かける支度を急かすと、昨日の柚子を馴染の薬局に持って行くというので、母はスーパーのビニール袋へ10個ほど入れている。母が柚子をビニール袋に入れている間に、私は庭に生えている柿の木から比較的未だ硬めの柿を3個もいでおくと、母がその柿もビニール袋へ投入。「さて、ソロソロ出掛けようか」と言う段になって、私に「寒いから、手袋をしなさい」と言って、再び家の中へ。そんなこんなで、施設の書類に書いた訪問時間は9:50。
 見舞人か入所施設者なのかが判明しない程ヨタヨタしている母を私の袖に摑まらせて2階に。
 2階ロビーには父は居ないので、日向ぼっこをしているのかを確認する為に廊下を見たけれど、居ない。では、食堂か?と、確認しに行くとそれらしき老人が背中を向けて座っているので、ロビーに戻り、母を連れてイザ食堂へ。
 約3週間ぶりに母の顔を見た父は安心したようでした。
 父が座っているテーブルの横で介護職員が4名かたまって、何かヒソヒソ話しをしているので、父の事はほおって於いて、聞き耳を立ててみると、『入所者に対する見守りは、どうのような配置で行えば良いのか』の意見交換。出てきた意見を纏めると『常時見守りが必要な入所者を中央のテーブルに集める』のと、『満遍なく散らして、フロアー(食堂)の4隅に立った2~4名で見守る』の2つ。結局、後者の方が良いのだろうと言う事になったようです。
 意見が纏まったようなので、改めて父の方に注意を向けると、母が帰る素振りをしているので、私は父とは話さずに帰ることになりました。
 その後、薬局に母を連れて行くと、1時間ほどの長談義が始まり、買い物もあったので、家に戻ったのは12時チョット前。