8:48 「天園ハイキングコース」(鎌倉アルプス)開始
今泉台4丁目の登山口から登りはじめる。
途中で左斜め前に折れる階段道を歩いて行くと、明月院の先にある登山口からの道と合流。
道はそれほど荒れておらず歩き易かったので物足りなく思っていたら、先に進むにつれて岩や木の根が増えてきた。
9:55 勝上献
何となく登山みたいになってきたと思ったら、半僧坊からの道と合流する「勝上献」に到着。
「六国見山」の所でも書いたが、この日は展望に恵まれていなかったし、建長寺から登って来られた人も増えてヤヤ賑やかになっていたと言う事もあり、写真は控え道標に従って左へ進む。
★写真の右側奥へ進む道が「半僧坊」への道
11:03 十王岩
歩く人たちの間隔は大分空いていたが、道幅が狭いので前を歩く人たちのスピードに合わせてユックリと歩いていたら、大きな岩場が見えてきた。
反対方向から来た方々が岩場から降りてくるので、登ってみたら「十王岩」。
『案内は無いの?』と訝って、登ってきた道から降りて少し先を見たら有った。
改めて「十王岩」に登り直し、その先から景色を撮影。
後から登ってこられた老夫婦が岩から降りてくるのを待ち、先に通してから道を進める。
少し先に右斜め後ろに降る細い道が有り、その近くにこんな石碑が
11:08 此処は何だろう?
先ほどの老夫婦が撮影していたので、私も撮影。
ところで、これはなんという名前の場所?
11:11 「鷲峰山」・・・でも「鷲峰山」ではない。
その先にも岩をくりぬいた祠が有った。
ちょっと道が怪しいが、上に何かある様なので登ってみたら「大師像」。
☆此処で、恥を書くかもしれないけど俄か薀蓄☆
ブログを書くに当たり、地名等を確認するために多くの先輩方の記録を拝読していますが、この場所について「チョット勘違いさせているかも?」という解説文が見受けられます。
そこで『多分こう書けば混乱しない』と思う解説を書きます。
(1)薬師如来像?大師像?
台座に掘られている風化した文字は「第八十八番 本尊薬師如来 讃岐国 大窪寺」となっています。なので、薬師如来像と紹介している方が見受けられますが、これは大師像(弘法大師)です。
四国にあります「四国八十八番札所 医王山 遍照光院」のご本尊は、確かに「薬師(瑠璃光)如来」様です【 http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/88ookuboji/index.html 】。
では、薬師様の特徴は?
〇全ての薬師如来さまの像に共通しているわけではありませんが、左手にお持ちの「薬壺(ヤッコ)」
〇如来さまなので「三十二相八十種好」のひとつである「螺髪」⇒剃髪していない。
それを踏まえて、石像を見ると
〇右手に金剛杵(三鈷杵)、左手に「数珠」をお持ちである。
⇒密教を伝えた弘法大師像の特徴に合致する。
〇剃髪である
⇒これも弘法大師像の特徴と合致する。地蔵大菩薩様も僧形。
(2)鷲峰山?鷲峰山山頂?
同じく、台座に掘られている文字には「鷲峰山」がありますので、ここが鷲峰山だと説明されているモノが有ります。
でも、鎌倉市の設置する「一級基準点No-111」が設置されている標高127メートルの「鷲峰山」は此処ではありませんので、「登山」や「基準点・水準点」に興味を持たれている方はなぜこんな場所に表示があるのか訝っており、ここは鷲峰山ではないと説明文を書いています。
結論としては、どちらも正しいです。
この麓にある『覚園寺』の山号はご存知ですか?そう、もうお判りですよね。
心の中で大きな声で答えを言いましょう『鷲峰山!』
説明が大変荒いので納得できない方は↓のサイトも参考にしてください。
『弘法大師八十八箇所 ~鎌倉:覚園寺・天園ハイキングコース・百八やぐら~』
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page041kakuonji-kobodaisi.htm
以上のことから、ここは『覚園寺(山号:鷲峰山[読み方はシュブセン])縁の大師像が残っている岩場の頂』です。
☆恥を書くかもしれない薀蓄は此処まで☆
大師像の裏に回ったりして他に道が無いのか探したけれど、明確な踏み分け道は見つけられなかったので、登ってきたところから降りることにした。他の方は此処には興味が無いようで、登って行く姿を見なかった。
先に進むと、岩場の下り。
岩は乾いているようだし、靴からくっ付いた湿った泥も無かったから大丈夫なんて思わず、備え付けられている綱を握って降る。
11:15 更に降るのね
綱を持って降りた先の道もソコソコ岩が有り、足元が怪しい場所が有る。
そんな箇所を乗り越えた先に道標が立っており、ハイキングコースは右に有る階段道へ。
だけど・・・道標の奥に続く道が有るので、チョット探検。
しばらくすると、道は鉄塔を半周していた。その先を見ると、住宅地へ降りる道と判明したから戻ってきたが、戻る際に、何の躊躇もナシにこの道を進む人達とすれ違った。
⇒後で他の方のブログ等を拝見したら、『鉄塔「北鎌倉線No.15」を経て今泉台六丁目公園』と紹介されていた。
11:18頃 四辻[覚園寺分岐]
本来のコースに戻って降り進んでいくと、四辻に出会う。
観光協会の人なのか?頸から名札プレートをぶら下げた方が4名居られた。
この場所を撮影しようか迷っていると・・・その4名の中の1人が、近くにいた女の子に『ほら、リスさんが木に登っているよ。ほら、あの木の天辺に居るよ』と言うので、付近の大人も混ざってリス鑑賞会。
私は見つける事が出来なかったので『目が悪いから、見えませんでしたよ』と言うと、『まだ見るチャンスはありますから』と慰められたが、この先でもリスを見ることはできなかった。
で、写真は取らずに先へ進むことにしたが、前方から降りてきた方々は口々に『悪路ですから』『滑りますよ』と注意をしてくれた。
★「四辻」の写真が無いので、そこに立っている道標に示されている行先を書いておく★
[勝上献、十王岩から歩いてきた場合]
・右:覚園寺
・左:今泉台六丁目登山口
・前方:天園・瑞泉寺
11:23 鉄塔「北鎌倉線No.16」
忠告の有った通り、四辻から先の道は大変ぬかるんでおり、所々に水たまりまであると言う歩き難い道になっていた。
あとどの位歩けば大平山に到着するのかは調べなかったが、鉄塔脇を通過。
11:42 大平山
鉄塔を過ぎても歩き難い道は続き、道幅が1名分しかない個所もあった。
そんな道を何故か「中東問題の歴史・イスラム国」や「鎌倉時代を中心として日本史」「鎌倉市内の寺院」について薀蓄を話し合う二人組がおり、常に横並びで歩いていて道を塞いでいた。
当人たちは多少は迷惑になっているという自覚が有った様で、後ろから歩いてきた人が追い抜いて行くと「スイマセンでした」と謝っていたが・・・相変わらず横並び。
気の弱い私は中々追い抜きが出来なかったので時間を要したが、岩が何カ所も突き出している登りの箇所で追い抜きに成功。
ちょっとロスタイムが有ったが、四辻から25分程度で山頂らしきものが見えて来た。
11:43 大平山山頂[159.2メートル]
やっと到着。
山頂からの景色を撮って、いつものパノラマで紹介しようとしたら、1枚撮った段階でスマホがダウン。後でその1枚だけでもとみてみたら『画像が壊れています』だって!
11:45 昼食
スマホが死んだのかと心配しながら山頂の下に広がる広場に降り、休憩場所を探す。
時間もいい頃間と言う事もあり、山頂下は休憩(昼食)している人で大賑わい。
ゴルフ場のフェンス前が比較的空いていたから、そこで昼食。
おかしくなる前、スマホは大分熱を持っていたから、多分バッテリーの問題では無いと思ったが、バッテリーの残量が50%程度だったのは確かなので、大船を出る時からリュックにつけておいたソーラーチャージャーに接続して充電をしておく。
軽い昼食を済ませて、スマホをいじってみたら電源が入った。
たぶん、CPUが熱を持って仕舞いダウンしたのだろう。
バッテリー残量が未だ50%台なので、休憩を続ける。
空を見上げれば、快晴。歌の文句ではないが、トンビがクルリと輪を描いている。
12:30 下山開始
既に40分近く休み、充電も60%(接触が悪かったようで、何度か充電が途切れていた)に達したので、出発することにした。
しかし、山頂のすぐ脇にゴルフ場が有るというのは何だか興醒め。
でも、そのお蔭なのか、トイレと水場(飲料用ではありません)がある。
僅かな区間だけど、舗装された道を登って「天園」を目指す。
12:33 横浜市最高点[159.4メートル]
「天園峠の茶屋『カマクラ天園』」に到着。
休憩するつもりだったが、『アイスやビールはチョット・・・ジュースは自販機で買うのかな?』なんて考えていたら寄る気が無くなった。
茶屋の手前には最高点を示す看板があった。
12:37 天園休憩所の分岐
「天園峠の茶屋」の先の道を下りると、今度は「天園休憩所」を案内する立て看板が辻に立っていた。
看板に従って道を左に曲がって行ったけれど、途中で気が変わって看板の場所に戻り、看板脇の道(茶屋から降りてきた場合、前方の道)を進むことにした。
だが、その道の先は急な岩場になっていた。
12:39頃 四辻[獅子舞への分岐]
岩場を下ると、またも観光協会の人らしき方々が立っていた。
ここで「モミジの頃には『獅子舞』の景色が素晴らしいと書いてあったけれど・・・」と、その方々に尋ねてみたところ「木々が茂っていて森林の景色が楽しめます」と案内された。
それではと言う事で、右の道へ進んで獅子舞へ。
因みに左の道は先ほどの休憩所を経由する事が出来る道であり、上り下りも楽なようだった。
~12:55 獅子舞ケ谷
分岐から谷に降りきるまでの道が大変な悪路だった。
特に、正式な道を外れて雨水等の流れた跡を歩いた方々が作ったと思われる箇所が多々あり、登ってくる方が違う道を登っていたり、振り返ったら丸太で土止めした階段道が有ったりして、そのたびに「あれっ?」と思ってしまった。
一方で、正式な道だと思われるところも、ぬかるんだ笹藪の中の細い道だったりして判り難いうえに歩き難い箇所がある。
写真は撮らなかったが、途中には「市道はこっちです。そっちは私有地ですから遠慮してください」と言う趣旨の鎌倉市からの注意看板が立っていた。だったらもう少し道を整備してくれないかな~。
沢沿いまで降りてくると道は落ち着いており、確かに風景を楽しむことはできる。
だけど、ちょっとヒンヤリしているので、どうせ来るのであれば夏が良いのではないだろうか?
道は何度も沢と交差しており、そのたびに簡易な橋を渡る。
やがて視界が開けて来たので、「獅子舞ケ谷」及び「鎌倉アルプス(獅子ヶ谷経由)」はここ等辺までなのだろう。
12:57 東電の施設
先ほどの看板の箇所を過ぎると道は舗装道になり、右手に東電の送電設備がある。
川を左(一部区間だけ右)に見ながら道をブラブラと歩いていたら↓の看板が
この川は『二階堂川』と言うんですね。
おかげで、これから先の大凡の道もわかりました。
まだ時間に余裕が有るので、鎌倉駅へ直行せずに付近を散策してみます。
今泉台4丁目の登山口から登りはじめる。
途中で左斜め前に折れる階段道を歩いて行くと、明月院の先にある登山口からの道と合流。
道はそれほど荒れておらず歩き易かったので物足りなく思っていたら、先に進むにつれて岩や木の根が増えてきた。
9:55 勝上献
何となく登山みたいになってきたと思ったら、半僧坊からの道と合流する「勝上献」に到着。
「六国見山」の所でも書いたが、この日は展望に恵まれていなかったし、建長寺から登って来られた人も増えてヤヤ賑やかになっていたと言う事もあり、写真は控え道標に従って左へ進む。
★写真の右側奥へ進む道が「半僧坊」への道
11:03 十王岩
歩く人たちの間隔は大分空いていたが、道幅が狭いので前を歩く人たちのスピードに合わせてユックリと歩いていたら、大きな岩場が見えてきた。
反対方向から来た方々が岩場から降りてくるので、登ってみたら「十王岩」。
『案内は無いの?』と訝って、登ってきた道から降りて少し先を見たら有った。
改めて「十王岩」に登り直し、その先から景色を撮影。
後から登ってこられた老夫婦が岩から降りてくるのを待ち、先に通してから道を進める。
少し先に右斜め後ろに降る細い道が有り、その近くにこんな石碑が
11:08 此処は何だろう?
先ほどの老夫婦が撮影していたので、私も撮影。
ところで、これはなんという名前の場所?
11:11 「鷲峰山」・・・でも「鷲峰山」ではない。
その先にも岩をくりぬいた祠が有った。
ちょっと道が怪しいが、上に何かある様なので登ってみたら「大師像」。
☆此処で、恥を書くかもしれないけど俄か薀蓄☆
ブログを書くに当たり、地名等を確認するために多くの先輩方の記録を拝読していますが、この場所について「チョット勘違いさせているかも?」という解説文が見受けられます。
そこで『多分こう書けば混乱しない』と思う解説を書きます。
(1)薬師如来像?大師像?
台座に掘られている風化した文字は「第八十八番 本尊薬師如来 讃岐国 大窪寺」となっています。なので、薬師如来像と紹介している方が見受けられますが、これは大師像(弘法大師)です。
四国にあります「四国八十八番札所 医王山 遍照光院」のご本尊は、確かに「薬師(瑠璃光)如来」様です【 http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/88ookuboji/index.html 】。
では、薬師様の特徴は?
〇全ての薬師如来さまの像に共通しているわけではありませんが、左手にお持ちの「薬壺(ヤッコ)」
〇如来さまなので「三十二相八十種好」のひとつである「螺髪」⇒剃髪していない。
それを踏まえて、石像を見ると
〇右手に金剛杵(三鈷杵)、左手に「数珠」をお持ちである。
⇒密教を伝えた弘法大師像の特徴に合致する。
〇剃髪である
⇒これも弘法大師像の特徴と合致する。地蔵大菩薩様も僧形。
(2)鷲峰山?鷲峰山山頂?
同じく、台座に掘られている文字には「鷲峰山」がありますので、ここが鷲峰山だと説明されているモノが有ります。
でも、鎌倉市の設置する「一級基準点No-111」が設置されている標高127メートルの「鷲峰山」は此処ではありませんので、「登山」や「基準点・水準点」に興味を持たれている方はなぜこんな場所に表示があるのか訝っており、ここは鷲峰山ではないと説明文を書いています。
結論としては、どちらも正しいです。
この麓にある『覚園寺』の山号はご存知ですか?そう、もうお判りですよね。
心の中で大きな声で答えを言いましょう『鷲峰山!』
説明が大変荒いので納得できない方は↓のサイトも参考にしてください。
『弘法大師八十八箇所 ~鎌倉:覚園寺・天園ハイキングコース・百八やぐら~』
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page041kakuonji-kobodaisi.htm
以上のことから、ここは『覚園寺(山号:鷲峰山[読み方はシュブセン])縁の大師像が残っている岩場の頂』です。
☆恥を書くかもしれない薀蓄は此処まで☆
大師像の裏に回ったりして他に道が無いのか探したけれど、明確な踏み分け道は見つけられなかったので、登ってきたところから降りることにした。他の方は此処には興味が無いようで、登って行く姿を見なかった。
先に進むと、岩場の下り。
岩は乾いているようだし、靴からくっ付いた湿った泥も無かったから大丈夫なんて思わず、備え付けられている綱を握って降る。
11:15 更に降るのね
綱を持って降りた先の道もソコソコ岩が有り、足元が怪しい場所が有る。
そんな箇所を乗り越えた先に道標が立っており、ハイキングコースは右に有る階段道へ。
だけど・・・道標の奥に続く道が有るので、チョット探検。
しばらくすると、道は鉄塔を半周していた。その先を見ると、住宅地へ降りる道と判明したから戻ってきたが、戻る際に、何の躊躇もナシにこの道を進む人達とすれ違った。
⇒後で他の方のブログ等を拝見したら、『鉄塔「北鎌倉線No.15」を経て今泉台六丁目公園』と紹介されていた。
11:18頃 四辻[覚園寺分岐]
本来のコースに戻って降り進んでいくと、四辻に出会う。
観光協会の人なのか?頸から名札プレートをぶら下げた方が4名居られた。
この場所を撮影しようか迷っていると・・・その4名の中の1人が、近くにいた女の子に『ほら、リスさんが木に登っているよ。ほら、あの木の天辺に居るよ』と言うので、付近の大人も混ざってリス鑑賞会。
私は見つける事が出来なかったので『目が悪いから、見えませんでしたよ』と言うと、『まだ見るチャンスはありますから』と慰められたが、この先でもリスを見ることはできなかった。
で、写真は取らずに先へ進むことにしたが、前方から降りてきた方々は口々に『悪路ですから』『滑りますよ』と注意をしてくれた。
★「四辻」の写真が無いので、そこに立っている道標に示されている行先を書いておく★
[勝上献、十王岩から歩いてきた場合]
・右:覚園寺
・左:今泉台六丁目登山口
・前方:天園・瑞泉寺
11:23 鉄塔「北鎌倉線No.16」
忠告の有った通り、四辻から先の道は大変ぬかるんでおり、所々に水たまりまであると言う歩き難い道になっていた。
あとどの位歩けば大平山に到着するのかは調べなかったが、鉄塔脇を通過。
11:42 大平山
鉄塔を過ぎても歩き難い道は続き、道幅が1名分しかない個所もあった。
そんな道を何故か「中東問題の歴史・イスラム国」や「鎌倉時代を中心として日本史」「鎌倉市内の寺院」について薀蓄を話し合う二人組がおり、常に横並びで歩いていて道を塞いでいた。
当人たちは多少は迷惑になっているという自覚が有った様で、後ろから歩いてきた人が追い抜いて行くと「スイマセンでした」と謝っていたが・・・相変わらず横並び。
気の弱い私は中々追い抜きが出来なかったので時間を要したが、岩が何カ所も突き出している登りの箇所で追い抜きに成功。
ちょっとロスタイムが有ったが、四辻から25分程度で山頂らしきものが見えて来た。
11:43 大平山山頂[159.2メートル]
やっと到着。
山頂からの景色を撮って、いつものパノラマで紹介しようとしたら、1枚撮った段階でスマホがダウン。後でその1枚だけでもとみてみたら『画像が壊れています』だって!
11:45 昼食
スマホが死んだのかと心配しながら山頂の下に広がる広場に降り、休憩場所を探す。
時間もいい頃間と言う事もあり、山頂下は休憩(昼食)している人で大賑わい。
ゴルフ場のフェンス前が比較的空いていたから、そこで昼食。
おかしくなる前、スマホは大分熱を持っていたから、多分バッテリーの問題では無いと思ったが、バッテリーの残量が50%程度だったのは確かなので、大船を出る時からリュックにつけておいたソーラーチャージャーに接続して充電をしておく。
軽い昼食を済ませて、スマホをいじってみたら電源が入った。
たぶん、CPUが熱を持って仕舞いダウンしたのだろう。
バッテリー残量が未だ50%台なので、休憩を続ける。
空を見上げれば、快晴。歌の文句ではないが、トンビがクルリと輪を描いている。
12:30 下山開始
既に40分近く休み、充電も60%(接触が悪かったようで、何度か充電が途切れていた)に達したので、出発することにした。
しかし、山頂のすぐ脇にゴルフ場が有るというのは何だか興醒め。
でも、そのお蔭なのか、トイレと水場(飲料用ではありません)がある。
僅かな区間だけど、舗装された道を登って「天園」を目指す。
12:33 横浜市最高点[159.4メートル]
「天園峠の茶屋『カマクラ天園』」に到着。
休憩するつもりだったが、『アイスやビールはチョット・・・ジュースは自販機で買うのかな?』なんて考えていたら寄る気が無くなった。
茶屋の手前には最高点を示す看板があった。
12:37 天園休憩所の分岐
「天園峠の茶屋」の先の道を下りると、今度は「天園休憩所」を案内する立て看板が辻に立っていた。
看板に従って道を左に曲がって行ったけれど、途中で気が変わって看板の場所に戻り、看板脇の道(茶屋から降りてきた場合、前方の道)を進むことにした。
だが、その道の先は急な岩場になっていた。
12:39頃 四辻[獅子舞への分岐]
岩場を下ると、またも観光協会の人らしき方々が立っていた。
ここで「モミジの頃には『獅子舞』の景色が素晴らしいと書いてあったけれど・・・」と、その方々に尋ねてみたところ「木々が茂っていて森林の景色が楽しめます」と案内された。
それではと言う事で、右の道へ進んで獅子舞へ。
因みに左の道は先ほどの休憩所を経由する事が出来る道であり、上り下りも楽なようだった。
~12:55 獅子舞ケ谷
分岐から谷に降りきるまでの道が大変な悪路だった。
特に、正式な道を外れて雨水等の流れた跡を歩いた方々が作ったと思われる箇所が多々あり、登ってくる方が違う道を登っていたり、振り返ったら丸太で土止めした階段道が有ったりして、そのたびに「あれっ?」と思ってしまった。
一方で、正式な道だと思われるところも、ぬかるんだ笹藪の中の細い道だったりして判り難いうえに歩き難い箇所がある。
写真は撮らなかったが、途中には「市道はこっちです。そっちは私有地ですから遠慮してください」と言う趣旨の鎌倉市からの注意看板が立っていた。だったらもう少し道を整備してくれないかな~。
沢沿いまで降りてくると道は落ち着いており、確かに風景を楽しむことはできる。
だけど、ちょっとヒンヤリしているので、どうせ来るのであれば夏が良いのではないだろうか?
道は何度も沢と交差しており、そのたびに簡易な橋を渡る。
やがて視界が開けて来たので、「獅子舞ケ谷」及び「鎌倉アルプス(獅子ヶ谷経由)」はここ等辺までなのだろう。
12:57 東電の施設
先ほどの看板の箇所を過ぎると道は舗装道になり、右手に東電の送電設備がある。
川を左(一部区間だけ右)に見ながら道をブラブラと歩いていたら↓の看板が
この川は『二階堂川』と言うんですね。
おかげで、これから先の大凡の道もわかりました。
まだ時間に余裕が有るので、鎌倉駅へ直行せずに付近を散策してみます。