雑読・雑感

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眠れないし

2006年04月26日 03時15分05秒 | monologue
歌といえば、校歌かな。
中学校と大学の校歌の作詞は有名な詩人。
だけど、一番口ずさむのは高校の校歌

校歌の作詞、作曲家としてはどうなのかはしらない。
ちょっと変わった校歌で
甲子園とかではなかなか聞けないタイプの歌

なんといっても学校の名前が一度も出てこない。
緩やかに始まり、伸びやかに広がり、おおらかに終わる。
大好きなの。

♪みどりばはにおいにあふれ・・・

  つゆ乱れなきよをばひらかん
   海山の花としならん・・・・・♪

別にあの頃に帰りたいとは思わない。
同窓会の案内が来ても、出席したいとは思わない。
だって、私には語ることがないから・・・

だけど、ほろ苦く、懐かしい・・・

いつか、あの場所に、私、個人として立つ日はあるのかな




2006年04月26日 00時50分44秒 | monologue
「だれでもない あなたが そのまま好きです」
というフレーズを聞いていて
涙があふれた。

「だれでもない あなたが、そのまま好きです」
といわれて、癒されない人がいるだろうか。

けれど、彼女の歌に癒しを感じたのは今日が初めて。

出会いは偶然で、それでも鮮烈・・・

本命の誰かさんとは全く違った個性と人生

本命の彼女に、癒しの彼女の歌を
送ろうかなと思った今夜はどういう夜?


のんびり、ゆっくり

2006年04月24日 10時04分17秒 | Weblog
一年近くかけて仕上げた長じゅばん
いろんな意味で貴重品

長くかかったのには、まあいろんなわけがあるんだけど
一番は、怠け心?
やる気のなさ

二番目は古着の仕立て直しだったこと。
元々、手芸用の生地として古着市で買った長じゅばんだった。
先生にみせたら「仕立て直して、着てからにしたら」と言われ
そう言われると、先生には素直なもので・・・

古いものだから丈が足りなくて、継ぎ接ぎ、継ぎ接ぎ
これに時間がかかったなあ。
教室に行ったときしか作業をしなかったから。
家では全然やる気になれなくて
去年、教室に何とか間とか通い続けたことが
今から思えば、大事なことだったのかも。

娘の卒業式のためになんとかかんとか黒の紋服を縫い上げたあと
裏地とのつりあいの悪さが気がかりで
結局、全部ほどいて、洗い張りに出した。
ずっと気に病んですごすより、
そうしてよかったと思ってはいるけど・・・

振袖、紋服と節目のものを縫い上げた後
自分がほとんど着なくなったこともあり
やる気というものが、眠ってしまった。
それでも通い続けたのは
行けば、いろんな話のできる
10年来の気心の知れた人に会えたから。

どうやって仕立てたのやら
ほとんど記憶にないくらい時間をかけた一枚。
かつて昭和30年ごろまではたくさん見かけたらしいけれど
今ではこういう生地にはなかなか出会えない。
ぎゅっと握ると、なんともいえない手触り。
大島や結城の下に着ると、いい感じだろうな。

我が家の癒し系

2006年04月24日 09時27分43秒 | Weblog
ベージュと茶色のクマさんは娘からの預かり子

ベージュの方は昨日ごしごし洗ってやったら
とってもきれいになっていいにおいがして
ギュッとするとふにゃあとした気分になるの。

茶色のクマさんは布団の下に押しつぶされてた・・
この子も洗ってあげようっと。
この子が娘の所に来たのはもしかしたら20年近く前。
入院した病院の先生(夫の友人)からいただいたもの。
名前は「ラックくん」だったっけ。
ベッドに並んでたたくさんのぬいぐるみのほとんどは
田舎のおばあちゃんちに預けたのに
この子だけはずっと引っ越す時、持ち歩いてた。
ギュッとすると気持ちいいからかしら。

クマさんたちの前にいる黄色い子は
つい最近私が友達から貰ったもの。
不思議な感触の不思議な物体。
お花の妖精らしいんだけど。
とにかく感触がなんともいえない。
ふにゅふにゅって感じかなあ。
『ミュー』と名前を付けた。
今、手がちょっと荒れてるから
触る時気をつけないと毛羽立ってしまいそう。

どの子も、むぎゅってすると、
口元が緩んでにやけるのだ。

「むぎゅ」とか「ふにゅふにゅ」とか
『川原 泉』的表現だなあ。
昨日「どんぐりにもほどがある」を読んだせいかしら

訂正
茶色の熊は「ラック」じゃなくて「ロック(岩)」
ベージュの熊は「テディ(テディベアから)」なんだとさ。

なぜか泣く本

2006年04月23日 18時02分12秒 | 読書

最近とっても涙もろい。
まあ、泣けるような新聞記事とかが多すぎるんだけど。
去年の4月25日の事故その後特集関連は
いろんな事故や震災関連のインタビューが多くて
読むたびに泣いてる。
とつとつと語られているインタビューの方が
涙が出て来るんだよなあ。

部屋の片づけをしていたら一冊の本で手が止まった。
「南中ソーランの真実」新風社

この本を手に入れたのはもう何年も前。
何度か読み返しているけどその度になぜか泣ける。
ドキュメンタリー系の文に弱いのは昔からだけど。

金八先生のドラマの中で踊られるソーラン節の原点。
『稚内発「学び座」-ソーランの歌が聞こえる』
という映画にもなった中学校の話。
薄い本で、サーッと読めるんだけど
とにかく、なぜか、泣けるの。

映画とは結局、出会えていない。
自主上映作品なのでなかなか出会えない。
下の息子が中3の時、一度だけ大阪市内でポスターをみた。
バレーボールの試合を見に行った時に。

今でも、どこかで上映されているのかなあ。
もう、古い映画になってしまったのかな。