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Performance Engineering

インジェクター グロメット

2013-08-15 22:34:19 | 小ネタ
インジェクターを固定し、気密性を確保する為のゴム部品。左から1ZZ等に使われているもの、4E中古品上側、同下側。4E等ではゴム管をぶつ切りにしたようなシンプルな形状。使っているうちにかなり変形し、ブーストかかるとエアーが漏れる事も多い。

1ZZ用は外側は大きくC面取りが施され、柔軟性を確保するためなのか溝も追加されている。寸法は共通のよう。おおよそで外径16mm、内径9mm、厚5.5mm。流用に最適。トヨタ品番23291-22020


1ZZブロック上面、ストレートエッジで歪を点検した後、オイルストーンを当てた状態。メタルガスケットを使用するエンジンの場合、上面の仕上げには結構気を使ってある。でも加工機械の振動で周期的な凹凸が出ているのが良く分かる。純正ガスケットがノンアスの4AGなんかに素人が面研無しでTRDの薄いガスケットを使うと良く抜ける。


定盤使ってちょっと修正面研したところ。シリンダー外周部の一部がまだ当たってなく、光沢があるまま。メーカーのラインは加工速度が早いので、切削抵抗でシリンダーが倒れてるのかもね。


修正完了。


シリンダーも軽くホーニングしたんだが、4番シリンダー中ほどに腐食跡が。長期間放置されてた車両にありがち。油膜が切れるのと、気温差等で結露し、ピストンとの間で錆が発生する。やっぱ、乗るのが一番のメンテなのよね。

下の線状の方に爪が引っかかる程度の凹凸があるものの、今回はそのまま。次に開ける時にオーバーサイズのハイコンプピストンでも入れるかなw

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