「百花春至為誰開」(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)
春にいっせいに咲き乱れる花、花はただその生命のおもむくままに、無心に咲き無心に散ってゆきます。誰のためでもなく、ためらいも不平もなく、その姿を誇ることもなく、与えられた場所で、ただありのままに精一杯に咲くだけです。
人は、あれこれと、はからいながら生きることをやめられません。
花を見てごらん、そんな「はからい」も何もなく、ただありのままに咲いているだけなのに、みなそれぞれの色かたちで山野を彩り、私たちを慰め、楽しませてくれているのです。 (「禅の言葉」より)
最後に、娘から家内に送ってきた「ベゴニア」をご覧ください
明日(11日)、母の日です。
投稿日の日付が5月9日になっていますが、10日の今日にかけて2日がかりで書きました。