今年傘寿を迎える人あるいはすでに迎えた人に元会社のOB会(機関誌)より投稿依頼がありました。
原稿用紙と返信用の封筒が同封されていましたが、「WORD」で作成してメールに添付のうえ送信しても
良いとのことでしたのでWORDの原稿用紙を使って作成し写真とともにメールに添付して送りました。
以下はその投稿原稿の全文です。
(「WORD」の原稿用紙で作成したものは、拡張子をjpeg,ping,gifに変換できないため
そのままの形態ではブログに投稿できませのでそのまま書き写さざるをえません。)
「傘寿を迎えての雑感」
馬齢を重ねて80年。
家族はじめ今までに支えていただいた多くの方々に感謝です。
ただ、歌の文句に「私は何を残しただろう?」という文句がありますが、まさにその思いです。
後藤新平は「金を残すのは下だ。仕事を残すのは中だ。人を残すのは上だ」と言っています。
何よりも大切なのは家や土地を残すというより人を残すことを説いているのです。良き人材を
と説いたのでしょうが、現在では人の数そのものが問題になっています。
最近、「地方消滅」(増田寛也編著)という本を読みました。首都圏(なかんずく東京)への一極集中で
地方は消滅の危機に瀕しています。現在の全国平均出生率は1.43、東京は1.09だそうです。
いずれ地方だけでなく東京も消滅の危機に見舞われているということです。
そんなことを憂いながらも、「老いたから遊べなくなるのではなく、遊ばなくなるから老いるのだ」(バーナード
ショウ)という言葉をかみしめながら、毎日、グラウンドゴルフ、囲碁を楽しみ、パソコンでのメールやブログ
の作成で多くの友人と交流を楽しみながら遊んでいます。
追記:昨年OB会の「碁楽会」で5回目の優勝をして4段に昇段しました。