この本も結構面白くためになります。文章を書くときもそうですが話をするときも、人を引きずり込み
楽しませる方法があるということです。抱腹絶倒は大袈裟ですが話し方のノウハウはあり非常に参考になりました。
話や文章には、起承転結が必要、ストーリーが大切、質問から入ったり、結論から入ったりのノウハウも大切。
自慢話より失敗談のほうが面白く人に受ける、時には毒やユーモア、皮肉を交えることも人を引き付けるうえで必要・・・
この筆者の博識ぶりに感動し一気読みでした。
次に現在、「応仁の乱」を読んでいますが、この本は難しいですね。
室町幕府は何故自壊したのか?
戦国乱世の序曲ともいわれ高い知名度とは対照的に実態は十分には知られていません。
いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか?何故あれほど長期化したのか?
日本史上屈指の大乱を解説していますが、なじみの薄い固有名詞が沢山出てきますし二転三転どこがどうなっているのか?
きわめて複雑です。日野富子がもっと早く世継ぎを生んでいたら、また変わった展開があったのではないか?
との思いもあります。