今朝の新聞を読んでいて気になる記事が沢山ありました。
将来生まれる子供がどんな遺伝子を持っているか、どんな病気に罹るかが分かる検査を始めるというのです。
当然のことながら学会からは懸念の声があがっています。
検査の結果によれば子供を生まなくするでしょうし、生んでもどういう病気にかかるかが分かっていたら差別が
生じるであろうことが懸念されます。
小中学校の夏休みを5日程度減らして春か秋に土日を含めて9連休にしたいという提案です。
政府は「働き方改革」を推進していますが、どうも「休み方改革」を推進しているみたいです。
ゆとり教育で学力が低下した反省があるのに、やることがどうもおかしいのでは?
2065年に日本の人口が8800万人、100年後には5055万人にまで減少するという試算があります。
人口の減少と高齢化はすでに深刻な問題を生み出していますが、これでは我が国の経済社会はどう
なってしまうのか?との懸念が叫ばれています。
しかし、1964年に東京オリンピックが開催されたころは高度成長の時代で日本の経済は年平均で10%
成長しました。しかし日本の人口の伸び率は年平均で1%程度でした。
人口が1%程度しか増えないのに一人当たりの生産性は毎年9%ずつ伸びました。
これはイノベーション、つまり新しいことへの挑戦がもたらしたものです。1本1本のシャベルで仕事を
しているならば人口が減少すれば経済成長率も減少しますが、シャベルに代わってブルドーザーが登場
すれば、人口が減少しても生産性は向上します。
つまり人口減少時代を迎える今こそイノベーション(革新)が必要なのです。
吉川 洋氏(立正大学教授)はこう説いているのです。
まだ他にも今朝の新聞には読みごたえのあり記事が沢山ありましたが(例えば、生前の家財整理、踏ん張る地銀
移動店舗車等)長くなりますので割愛します。
ここまでお読みいただいた方には敬意を表します。