安倍晋三首相、早期の「停電解消」目指す 自衛隊2万5千人投入へ
政府は北海道で震度7を観測した地震発生直後から被害状況の把握や被災者救助の対応にあたった。安倍晋三首相は6日夕、首相官邸で朝に続き開いた2回目の関係閣僚会議で、地震直後に一時、道内全域の約295万世帯で発生した停電に関し「7日朝までに100万世帯超への電力供給再開を目指す」と述べた 4千人体制で救助活動を開始した自衛隊について、2万5千人に増強するなどの方針を決めた。7日までに2万4千人が現地に入る見通しだ
安倍晋三首相、早期の「停電解消」目指す 自衛隊2万5千人投入へ
政府は北海道で震度7を観測した地震発生直後から被害状況の把握や被災者救助の対応にあたった。安倍晋三首相は6日夕、首相官邸で朝に続き開いた2回目の関係閣僚会議で、地震直後に一時、道内全域の約295万世帯で発生した停電に関し「7日朝までに100万世帯超への電力供給再開を目指す」と述べた 4千人体制で救助活動を開始した自衛隊について、2万5千人に増強するなどの方針を決めた。7日までに2万4千人が現地に入る見通しだ
北海道震度7地震 死者7人 負傷者295人「めちゃくちゃだ」
停電 液状化見えてきた被害 (18/09/06 17:00) https://www.youtube.com/watch?v=mLTysNXklao
気象庁によると、北海道の地震で厚真町の震度が7だったと判明した
国内で震度7が観測されたのは平成28年の熊本地震以来で観測史上6回目
震度7の地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れで多くの住宅や施設が被害にあった=6日 (産経新聞社チャーター機から、蔵賢斗撮影)
北海道電力は6日午後2時45分頃、札幌市と旭川市の一部で停電が解消したと明らかにした 砂川火力発電所3号機(12万5000キロ・ワット)が復旧したことによるもので、地区や世帯数は不明という 札幌市中央区の北電本社で電気が付いたほか、周辺の信号機も稼働し、さっぽろテレビ塔の時刻表示も戻った
北海道で震度6強 土砂崩れなど各地で被害
6日午前3時8分ごろ、北海道南西部地方を震源とする最大震度6強の揺れを観測した地震で北海道は全域が停電する異常事態に直面した。市民生活や企業活動に大きな影響が広がった背景には、大規模な火力発電所の停止があった
北海道と本州をつなぐ送電線の容量も60万キロワットと道内の電力需要をカバーできるほど確保されていない。道内の泊原子力発電所(泊村)も運転を停止中で供給力に余裕はない。今回の大規模停電は、一カ所の大規模火力発電所に依存することの脆弱さが浮き彫りになった形だ。 日本経済新聞 (福本裕貴、安藤健太)
道路は波打ち、信号の灯は消え、大規模な土砂が家屋を押し流した…。6日未明に北海道を襲った最大震度6強の揺れ。道内は各地で停電が発生し、鉄道が止まり、混乱を極めた。夜が明けて被害の深刻な状況も徐々に判明
地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れ現場=6日午前8時12分
地震による土砂崩れで複数の住宅がのみ込まれた現場=6日午前8時32分、北海道厚真町
地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れ=6日午前8時35分
地震による土砂崩れで倒壊した家屋=6日午前8時13分、北海道厚真町
地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れ現場=6日午前8時31分
地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れ。山のいたるところで土が露出している=6日午前8時47分
北電の泊原発、非常用発電で燃料プール冷却維持
原子力規制委員会によると、地震の影響で、北海道電力泊原子力発電所1~3号機(停止中)で外部電源が喪失した。非常用ディーゼル発電機で電気を供給している。泊原発は規制委による安全審査が続いており、炉内に核燃料は入っていない。燃料プールの冷却はできているという