台湾地震から4日 救助活動続く トルコの救援隊も捜索に加わる(2024年4月7日) (youtube.com)
台湾東部沖での地震からまる4日が過ぎました。雨が降り続くなか、今も行方不明者の捜索が行われています。台湾東部から報告です。 (高橋大作記者報告) 道が寸断され一時600人以上の人が孤立した太魯閣峡谷へと続く道路です。東西へと抜ける道路は最低限の修復工事を終え、ほぼ開通しました。ただ、今も落石が相次いでいるため、台湾当局が人数や時間を制限しながら車を通行させています。 現場に残されている約300人は早ければ7日にも避難を終える見通しです。 こちらの救難センターでは孤立状態から脱出した被災者たちが健康状態をチェックされ、安堵の表情を浮かべる姿も見られました。 台湾当局の発表によると、6日までに確認された死者は13人で、けが人は1133人です。行方が分からない人は6人で、花蓮県の山間部での捜索活動を支援するため、6日にトルコからドローンを専門とする救助隊が台湾に到着しました。 ドローン部隊は先ほどこちらの現場に到着し、落石が激しい地帯に向かって出発しました。 現場では7日も震度4の地震が発生しています。 山間部では時折激しい雨が降るなど、厳しい状況での捜索、救助活動が続いています。