台湾東部の地震で663人“孤立”判明 震源地から離れても被害拡大【スーパーJチャンネル】(2024年4月4日) (youtube.com)
マグニチュード7を超える地震に見舞われた台湾東部。“太陽の都市”花蓮近くを中心に孤立している人などが600人以上いることが明らかになりました。 ■台湾地震 観光名所で“大量孤立” ドローンが飛んで行く先。切り立った崖の上に積まれているのは花蓮県特産の大理石でしょうか。さらに近付くと、すぐ脇に作業服を着た人の姿が確認できます。ただ、崖の周囲に道らしきものはありません。山が崩れ、道が失われてしまったのです。 現地時間の3日午前7時58分に発生した台湾東部の地震では、これまでに少なくとも9人の死亡、1000人を超す負傷が確認されています。そして、山の中などで孤立している人はこれまでより大きく増え、663人に上ることが分かりました。 ヘリコプターから降りてきたのは作業服姿の男性3人。救出作業が続けられています。 半トンネル状の場所でも大勢の人が孤立していました。場所は花蓮県の太魯閣渓谷です。太魯閣渓谷は台湾八景の一つに数えられる名所。内外から多くの観光客が訪れる場所なのです。 ■「早く走って」突然の山崩れも 3日昼すぎに台湾入りをしたANNの取材班。花蓮県にたどり着いたのは4日朝になってからです。台湾の玄関口である台北市方面から向かう場合、通常であれば北回りです。 ただ、今回は台中、高雄と南から回ることになりました。北回りのルートの一つではトンネルを抜けたと思ったら、あるべき道は跡形もなくなっています。 危険は崩落だけではありません。道路の脇にそびえ立つ山から大量の土煙が一気に下り降りてきました。山が崩れた瞬間です。 ■目の前の車に巨大な石“直撃” 衝撃の映像も入っています。前を走っていた車がバックしてきました。映像を撮影していた車も合わせて後退します。 そして、その次の瞬間…。 次々と落石が発生。そのうち一つが前を走っていた車に直撃しました。慌ててバックして逃げるなかでも落石が続きました。 取材を進めるうちに被害は震源に近い花蓮県にとどまらず、広がっていることが分かりました。1階部分が潰れ、大きく傾いたビルの足元では重機による作業が続いています。ビルが倒れてこないように土砂を積み上げて補強しているのです。 ■ビルが傾く中…余震300回超 現地では4日午前6時までの間に300回以上の余震が起きています。 地震による被害は複数の建物で発生しています。 住民 「最上階の10階なので揺れがすごかったです」 住民は貴重品などを持ち出すために一時的に部屋に戻ることが許されました。台所や寝室では様々なものが落下し、散乱しています。そして、トイレでは便器が床から外れて横倒しになっています。 台北市を取り囲む台湾北部の新北市。現場は震源に近い花蓮市からは約130キロ離れていますが、被害は甚大です。 地震発生前の状況と比べると本来、建物の基礎部分と同じ高さにあった道路や駐車場が大きく陥没していることが分かります。なぜ、ここまで崩れたのでしょうか。 住民 「山だった部分を削って平らにしたんです。あの辺りは一番、弱い部分なんです。元々の土壌ではない、柔らかい土なんです」
NATO ウクライナ支援協議 1,000億ドル検討【モーサテ】(2024年4月4日) (youtube.com)
NATO=北大西洋条約機構は3日、ブリュッセルで外相会合を開き、長期的なウクライナ軍事支援の枠組みについて協議しました。ロイター通信などによりますと、11月に行われるアメリカの大統領選挙で支援に消極的なトランプ前大統領が復権する可能性を念頭に、5年で合わせて1,000億ドル=およそ15兆円の支援を検討しているということです。NATOのストルテンベルグ事務総長は支援の枠組みについて、7月にワシントンで開かれる首脳会議までの合意を目指すとしています。
台湾で震度6強 脱出の2秒後…ビル1階崩壊 「逃げろ」山崩れから車脱出の映像も【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年4月4日) (youtube.com)
台湾の地震による死者はこれまでに9人、負傷者は1000人を超えています。震度6強の揺れを観測した花蓮市では、大規模な山崩れの瞬間がドライブレコーダーに記録されていました。 ■現地の人「こんなひどい大地震は初めて」 地震発生から12時間。道路の崩落現場では、深夜まで復旧作業が続けられていました。 駐車場が陥没して落ちてしまった車が、クレーンでつり上げられています。アスファルトを剥がす作業が行われています。水道管の復旧作業だと思われます。 現地の人 「こんなひどい大地震を経験するのは初めて。水道管が切れてしまったので、それを直さないと。ここら辺のみんなが使える水がなくなります」 ■山崩れ、落石…地震発生直後の様子 被災地では、緊迫した状況が今も続いています。 現地時間の3日午前7時58分。まさに地震発生直後の様子です。車の進行方向が、瞬く間に土煙で覆われると、画面中央の反対方向から1台の車がやってきました。煙に追われながら、間一髪で逃げてきます。 地震発生直後、別の場所では何かを察知し、バックする車。すると、落石がありました。さらに、大きな岩が前方の車を直撃。その後も、次々と落石の恐怖に見舞われました。 観光の目玉でもある“急峻(きゅうしゅん)な山”。その形を変えるほどの大規模な崖崩れが起きました。 大量の土砂が雪崩のように崩れています。線路には、落石。道には岩が散乱し、通行することはできません。そして、道路が完全に崩落してしまった場所もあります。 ■震源地から約100キロ離れた台北市でも… 震源地からおよそ100キロほど離れた台北市。市内のオフィスでは、部屋が左右に揺れて、照明が不気味な音を立てています。 電車内は騒然としていました。立っている女性は両手で手すりをつかんで、座り込んでしまっています。電車は緊急停止。脱線事故も起きました。 煙突は大きく崩れ落ちました。橋の上では、バイクも車も走ることができないほど、アスファルトが波打っているのが分かります。 ホテルの屋上にあるプールからは、大量の水があふれました。 ホテル広報 「プールは5階にあって、水はいっぱい入れてあったので、テレビで見たような状況になりました。水がこんなに激しく漏れたのが意外でした」 新北市でも、2017年に建設された、23階建ての高層マンションの屋上のプールから水がこぼれだし、滝のような光景が広がっていました。 ■最後の人が出た2秒後…建物が押しつぶされる 台湾東部沿岸を震源とする、マグニチュード7.7の地震。震源に近い花蓮では、これまでに9人が死亡するなど、甚大な被害が出ています。 1階部分は大きくつぶれ、ビルは傾いてしまっています。ひさしの下には、がれきと数台のオートバイもあります。 この1階部分は午前6時から営業している“朝ごはんの店”です。当時も複数の客がいたとみられます。 地震が発生した当時の映像です。激しく揺れるなか、朝ごはんの店から、客とみられる十数人が外に逃げてきます。最後の人が出てきたわずか2秒後、1階部分は押しつぶされました。 建物の中に取り残された人もいましたが、何とか逃げることができて、けが人はいなかったということです。 そこから、およそ250メートルの地点でも緊迫の瞬間が。画面奥から多くの人が走って逃げてきた、その直後でした。左のビルが激しく横揺れした直後に倒壊。パニック状態で転んでしまい、歩くこともままならないなか、必死に逃げていました。 隣接しているホテルの防犯カメラには、倒壊の衝撃で視界がなくなる様子も映っていました。 崩れたビルは9階建てのアパートで、次々と住民が救出されていきます。 救助された女性 「全部が倒れてきて何もできなかった」 ビルの内部では、消防隊員が斜めになった床を歩いて救助にあたりました。 消防隊員 「階段の付近にいるはず」 「それともエレベーター?」 「地震の時、エレベーターに乗らないだろう。あんなに揺れたんだ」 ■レストラン営む日本人「横揺れもかなりひどくて長い」 余震も続くなか、懸命な救助活動が続けられました。 日本人男性 「やばい、また来た。出ろ出ろ!出ろ!こっちこっち、駐車場」 花蓮でレストランを営む日本人男性は「過去最大の揺れを感じた」と話します。 花蓮日本人会 幹事 溝渕剛さん 「僕、花蓮に来て26年になりますけど、史上一番大きいのが来たなと思わすぐらいの大きさでしたね。横揺れもかなりひどくて長いなという印象でした。余震がかなり頻繁に10分に何回起きたかなという感じ」 現地メディア 「ただいま地震が発生しました。立っていられない状態です。天井も激しく揺れているため、いろいろ落ちてきました」 現地メディアが“25年ぶりの強い揺れ”と報じた地震。その被害は台湾全土に広がりました。 地震発生からまもなく24時間。台湾当局の発表によると、3日午後10時までに、少なくとも9人が死亡し、1011人がけがをしています。また、土砂崩れなどの影響で143人が孤立状態になっています。 余震も頻繁に起きていて、現地メディアによりますと、現地時間午後10時45分までに震度3以上の余震が120回近く起きているということです。
台湾地震 台湾・花蓮のビル倒壊現場は…余震続くなか懸命な作業進む(2024年4月4日) (youtube.com)
今回の地震で最も大きな被害が出ている台湾東部の花蓮から報告です。 (高橋大作記者報告) 花蓮の有名な夜市などが集まる中心部です。 後ろに見えているのは9階建てのビルですが、1階と2階部分が崩壊してしまって手前にねじれるようにかなり傾いています。 1階部分で40代の住人、女性が亡くなりました。亡くなった時の情報ですが、消防や近所の人の話によると、いったん揺れを感じて避難したが飼っているペットの犬を助けるために一度自宅へ戻ろうとして、その瞬間に建物が倒れてきて犠牲になってしまったという情報が入っています。 非常に危なく見えるんですが、一階部分では重機が作業しています。新たに土台を作り、これ以上建物が傾かないように、倒壊しないように作業を進めているということです。 余震は非常に続いているということなんですが、花蓮市内で少なくとも20軒が倒壊しています。 消防当局の発表によると、この後天気が崩れる可能性もあります。二次災害を広げないためにも懸命な復旧作業が急がれています。
「味の違いわかるわけない」逮捕前語った実態 高級ブランド『間人ガニ』産地偽装 水産会社代表ら逮捕 (youtube.com)
「幻のカニ」として知られる京都府京丹後市の「間人(たいざ)ガニ」をめぐり、別の港で捕れたカニを間人ガニとして販売していたとして、水産会社の代表らが逮捕されました。 関西が誇る冬の味覚、カニ。その中でも、最高級ブランドとして知られるのが京丹後の間人漁港だけで水揚げされる「間人ガニ」です。 漁師自らが大きさ、色つやなど約50もの厳しい基準をチェック。味はもちろん、鮮度の高さや希少性から幻のカニと呼ばれることもあります。 お客さん 「おいしい」 間人ガニを扱う料理店「小金」のオーナー 小牧正典さん 「間人(ガニ)はその日に(港に)帰ってくるのが大きい。鮮度の話なんですよ」 価格は、なんと一般的なズワイガニの3~5倍にあたる1杯約3万円で取引されます。 今回、その間人ガニをめぐり産地偽装が疑われる事件が起きたのです。 逮捕されたのは、地元の水産会社「まるなか水産」の代表・中井満容疑者(42)と自営業の山崎一成容疑者(52)です。 警察によりますと、2人は去年2月、兵庫県内の別の港で水揚げされたカニを間人ガニと偽って販売した疑いが持たれています。 間人ガニには漁を行う船だけが持つ緑色のタグがつけられますが、中井容疑者らは何らかの方法でタグを入手し、別のカニに付けて産地を偽装していたとみられます。 地元の関係者は、業界の内情を打ち明けました。 地元の関係者 「やっぱりかという感じですよね。噂は聞いたことはありますが、もっと以前から。タグというのは船の親方しか持っていないので、そこらへんから、何らかの形で入手しているのかなと思っていたが…」 読売テレビは逮捕前の中井容疑者に直接取材。中井容疑者はカメラで撮影しないという条件で、生々しい偽装の実態を語りました。 (Q.産地偽装していたのでしょうか?) 中井容疑者 「証拠を押収されて、容疑を認めざるを得なかった。反省はしている」 (Q.なぜ産地偽装をしたのでしょうか?) 中井容疑者 「間人ガニというブランドは、需要と供給がずっと釣り合っていなかった。漁に出れる日も少なく漁獲量も不安定なのに、ブランド化されて、訪れた人も業者も間人ガニを求める」 そして、驚くべき”言い訳”まで…。 中井容疑者 「ほかの産地のカニと味の違いなんて分かるわけない」 警察の調べに対し、2人は容疑を認め、中井容疑者は「利益を上げるために10年くらい前からやっていた」などと供述しているということで、警察はタグの入手経路などについて調べています。
政治資金事件で自民党が議員39人を4日処分へ(2024年4月4日) (youtube.com)
自民党は、派閥の政治資金事件を受けた関係議員の処分について、4日午後、党紀委員会を開いて決定します。自民党本部前から中継です。 住田記者: 今回の処分では、政治資金収支報告書への不記載が、2022年までの5年間で500万円以上あった安倍派や二階派の39人が対象となっていて、特に派閥の幹部を務めた議員に対しては、「離党勧告」を含む重い処分が出される見通しです。自民党の処分の中で2番目に重い「離党勧告」を出す方向で調整されているのは、安倍派の座長を務めた塩谷元文部科学大臣と安倍派で参議院側の会長だった世耕前参議院幹事長で、一度は中止の方針を決めた派閥のキックバックが復活したことや、それぞれの役職から政治的責任が重いと判断したものとみられます。そのほかの幹部についても党員資格停止や、党の役職停止などの処分が検討されているとみられ、派閥内での役割や収支報告書への不記載の額などをもとに、処分の重さが判断される見通しです。ただ今回の処分をめぐっては、党内から、「処分の基準がわかりづらい」という声や、「処分までに時間がかかりすぎている」といった不満の声も上がっていて、納得の得られる処分となるかは不透明な状況です。
悪質ホストクラブ問題 7割立ち入り(2024年4月4日) (youtube.com)
警察庁は4日、悪質ホストクラブの問題を巡り、取り締まり強化の指示を出した2023年11月と12月に、33都道府県警が風営法に基づき延べ729店舗に立ち入り検査したと明らかにしました。全国にあるホストクラブのおよそ7割に相当するとみられます。検査結果などを受けた営業停止を含む行政処分は、2024年1月2月に全国で203件となりました。警察庁によると、ホストクラブに特化して検査数などを集計したのは初めてです。この問題を巡っては、店やホストが飲食代を肩代わりして客に後払いさせる「売り掛け」を悪用し、多額の借金を背負った女性客に売春などをさせる事例が国会などで取り上げられ表面化しました。
北広島町の県道で高齢男性が軽自動車にはねられ死亡 容疑者の20代女を逮捕 (youtube.com)
4日朝、北広島町の県道で80代の男性が車にはねられ死亡し、警察は車を運転していた28歳の女を逮捕しました。
山梨・笹子トンネルの追突事故 トラックの運転手を現行犯逮捕 男の子が意識不明(2024年4月4日) (youtube.com)
山梨県の中央道・笹子トンネル内で軽自動車とトラックの事故があり、過失運転致傷の疑いで54歳の男が現行犯逮捕されました。 大型トラックはフロントガラスが割れ、軽自動車は後部座席がつぶれた状態です。 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、トラックを運転していた茨城県五霞町の運送会社の社員・田所義光容疑者です。 4日午前7時すぎ、山梨県甲州市を走る中央道・上り線の笹子トンネル内で軽自動車に追突し、運転していた10代の母親と乗っていた1歳くらいの男の子にけがを負わせた疑いが持たれています。 男の子は意識不明の重体です。 田所容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が事故の原因を調べています。
ガザ地区のNGOスタッフ“空爆”で死亡 「車1台1台を組織的に狙ったもの」(2024年4月4日) (youtube.com)
ガザ地区で食糧支援をしていたNGOのスタッフ7人が空爆を受け死亡した件で、NGOの創設者が「攻撃は車1台、1台を組織的に狙ったものだった」と証言しました。 ワールド・セントラル・キッチン ホセ・アンドレス氏 「攻撃は車1台、1台を組織的に狙ったものだった。イスラエル軍が統制する非紛争地域で、我々は標的にされた。軍は我々が車3台で移動することを知っていた」 NGOの創設者、ホセ・アンドレス氏は3日、ロイター通信の取材に応えイスラエル軍による攻撃は3回以上あり、車列の前から順に攻撃を受けたと明らかにし、「意図的に狙われ続けており、軍隊の役割としてありえない」と非難しました。 また、イスラエル軍が「重大な過失があった」と謝罪したことについて、現地メディアの取材に「不幸な過失だっとは考えていない。狙いすました攻撃だった」と答えました。 死者が出たことを受け、このNGOはガザでの支援活動を停止していて、船で運ばれたおよそ240トンの食糧は荷下ろしができず、出発地のキプロスに戻りました。