世界の軍事費が4年ぶりに増加…
気になる日本の順位は? https://youtu.be/k3A2pLpwSU8
尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日中紛争で《日本は5日間で負ける》とする、米国防総省に近い権威あるシンクタンクの米ランド研究所が関わった衝撃的シミュレーションを小欄は2月中旬、分析が《甘く、首をかしげる戦局も多々認める》と強く批判した。ふと、気になってシミュレーションを読み返して、比較にならぬレベルの衝撃を受けた、米国の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が米大統領選で共和党の候補指名を確実にしたことに加え、先進7カ国(G7)財務省・中央銀行総裁会議(21日/仙台市)ですきま風が吹いた日米為替認識の顕在化で、書架よりシミュレーション資料を引っ張り出したのだ。トランプ氏には、外交・安全保障を「ソロバン上の損得勘定で短絡的に判断するのではないか」といった懸念がつきまとう、シミュレーションによると、中国側が自衛隊に向けた軍事攻撃と並行して、米本土へのサイバー攻撃や経済市場攻撃を実行、金融パニックを引き起こす。結果、米軍は日米防衛体制に距離を置く。「カネの切れ目が縁の切れ目」というわけだが、もっと最悪のシナリオは「金持ちケンカせず」。仮に、トランプ氏が大統領に選ばれれば、大都市機能や経済の壊滅リスクをもたらす中国のサイバー攻撃を警戒し、ハナから日本と関わらない新戦略にカジを切る可能性は排除できない。複数の米シンクタンクが、無人島なのに日米・中紛争の火ダネとなっている尖閣諸島を「厄介モノ」視し始めたが、「危険なトランプ遊び」で尖閣は「厄介なババ」になるのだろうか…
尼崎市の在日特権騒動”が『絶望的すぎる結末を迎え』怨嗟の声に溢れている模様
安倍首相は28日夜、首相公邸で、麻生副総理兼財務相、自民党の谷垣幹事長、菅官房長官と会談し、来年4月の消費税率10%への引き上げについて、2019年10月まで2年半延期したい考えを伝えた
海上自衛隊の練習潜水艦「おやしお」が4月3日、南シナ海に面するフィリピン・ルソン島のスービック湾に入港した。海自の潜水艦がフィリピンを訪問するのは15年ぶり。海自の護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」も同行した、今回の派遣は初級幹部自衛官の練習航海の一環だが、南シナ海の軍事拠点化を進める中国を牽制する意図があることは明白だ。海自はこれまで護衛艦を南シナ海に派遣することはあったが、潜水艦については控えてきた。潜水艦の派遣は、護衛艦の派遣より「中国にとって痛烈なメッセージ」(海自OB)を伴うことになるからだ、潜水艦は海中深くで隠密行動をとり、敵艦船の撃沈や偵察を任務とする。世界中の各国海軍と比べても屈指の性能と運用能力を誇る海自の潜水艦派遣は、練習艦といえども中国には脅威に映るはずだ。海自は今回、そこにあえて踏み込んだ形だ、米海軍は、南シナ海で中国が「領海」と主張する人工島の周辺12カイリ内に艦船を派遣する「航行の自由」作戦を展開しているが、日本は当面、この作戦には参加しない方針だ。ただ、国際社会の一員であり、南シナ海のシーレーン(向上交通路)から恩恵を受ける海洋国家として「日本なりの存在感」(海自幹部)は示す必要がある。潜水艦の派遣は、その一環といえそうだ。
おやしお型の艦体は従来の「涙滴型」から「葉巻型」に一新された(海上自衛隊提供
おやしおは海自の潜水艦として15年ぶりにフィリピンを訪問した(海上自衛隊提供
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おやしおの退役は延期される予定だ(海上自衛隊提供)
おやしおは平成10年に就役。艦名は海流「親潮」に由来する(海上自衛隊提供)
カーター米国防長官は27日、メリーランド州の海軍兵学校の卒業式で講演し、南シナ海で軍事拠点化を進める中国について「自国のルールで動き、国際的なルールを損ねている」と強く批判した。米国のアジア重視政策を明確にするため、最新鋭のステルス駆逐艦を派遣するとも言明した、カーター氏は、中国による軍事拠点化は「地域の向かう方向から外れている」と非難。中国が「孤立を招く万里の長城」をつくることになりかねないと懸念を示した、また、「中国では(南シナ海問題に関与する)米国をよそ者だとする論調があるが、米国は何十年にもわたりアジア太平洋地域に利害関係を持っている」と反論した、中国が南シナ海問題を切り離して米中関係を深めようと提案していると指摘した上で「それはできない。中国は規範に挑戦している」と述べた
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