まあ、そりゃあそうでしょうね。
ハリウッド界隈と異なり、本邦では芸能人が古典的リベラルな言動を示すことがスマートでクールな振る舞いと受け止められることは全くない、と言ってもよいかと。
無論、彼に同意する方もたくさんおいでとは存じますが、制作サイドが彼の起用を躊躇わざるを得ないほどには反対派も多いのです。
あくまで私見ですが、日本では、右翼の究極は三島由紀夫に、リベラルの究極は連合赤軍につながっているのです。
これが、芸能人が政治的立場を明らかにすることの足かせとなっているのではないでしょうか。
下品といえば下品なのですが。
多分、北京政権は冊封以外の国際関係を本質的には理解していないと考えています。
ただし、必要とあらば国際法に基づく対等な主権国家同士の関係を理解しているように偽装して振る舞うことができるだけで。
おそらく、フィリピンが何かを中華皇帝に言える立場とは、北京政権は全く理解していないでしょう。
これで北京政権が何かの反応を示すようなら、まだ何とか平和におさまることが期待できるのでしょうけれどね。
大都市圏を抱えて、人口が集中しているとやはり対策は難しいのでしょうから、このランキングはある意味当然の結果かと。
