鰹木づくり「後編」
前回では、鰹木(かつおぎ)を丸めてペーパーがけまでしました。
今回は、鰹木を屋根の棟部分にあたる甍覆(いらかおおい)に取り付けるための加工。
まずはテーブルソーの刃を67.5度にセット。
鰹木を保持するための治具を作って、
角度をつけて切れ目を入れていきます。
テーブルソーのノコ刃を高く出すのでとても危険な作業。
見るからに安全な加工方法ではないので、
機械のスイッチを入れる前に、
何度も頭の中でシュミレーションし、危険要素を洗い出します。
下の写真は記録として載せているだけで、真似はしないでください。
安全は保証されていません。
円柱、しかもエンタシス形状なので、部材を保持しにくいところがネック。
ですので、治具にセットする際は、部材が動かず、しっかりと保持されるよう強く締め付けています。
テストピースでの試し切り。
緊張した加工を終え、ボール盤でダボ穴あけ。
鰹木を取り付ける部材(甍覆)へのダボ穴あけ。
取り付けイメージ。
お社製作の様子をブログで紹介してますが、
初めての製作であり、あくまで自己流ということですので、その旨ご了承ください。
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