先日、脱原発、原発に依存しない社会をということで1000万人署名運動というニュースが流れた。
原発に批判的なニュースが少ない中で著名人がこのような運動を展開する様子を伝えることは、
反原発運動に勢いが出て、同じような悲劇を起こすリスクが軽減していく方向に進むようで心が弾んだ。
原発は安全に運用していけるか? 本当に必要なものなのか?
というようなアンケートを、その人の社会的な立場抜きにして匿名で国民に取ったら、
結果はいうまでもないと思う。
ただ、巨大な電力事業に関する利権問題や私欲が絡んでくると、
建前が本音を覆ってしまって大事なものを見失ってしまう。
また、国民性として、声を大にして「原発反対!」というのも恥ずかしいと思っているかもしれないので、
なかなか表立って大きな運動になってこない。
私もその一人で、わざわざ人を捕まえて自分から「原発は反対だ!」などと言わない。
しかし、原発再稼動云々のニュースを見ていて、懲りずに再稼動する方向へ持っていこうと発言する人たちを見ていて、
それをただ放送するメディアを見ていて、非常に違和感を持って見ている。
私は個人的に原発再稼動には反対である。
安全対策だけでなく、想定外のことが起こってしまった後の対策が不備だと思うからである。
今の状況でどうして再稼動しようとするのか不思議である。
かと言って、原発反対運動に一生懸命に参加するというのもちょっと気が引ける。
ただ反対だと表明すればすむ問題では無いと思う。
お偉い方は、この先、原発再稼動をしていかなければ電力不足で大変なので、
脱原発の方向だが、すぐに止めるわけにはいかないと言う。
そんな余裕があるのだろうか?
地震は頻発している、地震以外にも大規模災害が多くなってきている。
また同じような地震が、津波が、更なる想定外の大規模災害が原発を襲ったらどうなるか?
原発を早急に解体(どのくらいの期間がかかるかわかりませんが)していくよう即刻動いていかなればならないと思う。
だから原発反対というよりも、
「原発廃止に伴うリスクを受ける覚悟が出来ています」
「原発の無い世の中作りに協力・参加します」
と言うくらいの意識が大事だと思う。
以上、ニュースやネットなどで見た情報を参考にして意見を書いてみました。
冷静に考えると、実際に自分の目で全てを確かめた訳ではないので、このようなことを書くことは抵抗があります。
普段、このような時事問題はブログでは書かないのですが、なんだか最近モヤモヤしていたので・・・。
ところで、
最近、ニュースなどで、お偉い人たちの発言と顔を見ていると、
アッ! この人嘘ついている、
これは本心ではなく建前だな、
いくら立場上とはいえ、利権を守るためにそれを言ってしまうのは気の毒な人だ、
等など、なんだか透けて見えてきているような気がするのは私だけだろうか?
良心に反した言動は苦しくなってきていますよね。
その人の顔に、目に、雰囲気に出てきてしまうのです。
経済成長よりも、心の成長の時代に突入しているのではないですか。
利己的な考えでは身を滅ぼしますよ!
ハイ、実は私も心が苦しいです。
見栄とか意地とかプライドとか捨てて、もっと謙虚に素直にを心がけたいです。
反省。
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