長女(小学一年)の通う学校より、
竹馬を作って用意して置いてくださいという通達がありまして、
期日も押し迫ってきてましたので重い腰を上げてつくりました。
左が子供用、右が大人用 ↓
最初に、大人用を試作として作ってみました。
脚を乗せる部分には割れにくいコンパネを採用。
しかし、竹との見た目の相性がちょっとイマイチ。
また、コンパネは重いので、子供用には不向きかなといことで、
子供用の足載せ部分は、杉板で作ることにしました。
まず、杉板二枚を、竹を挟むように取り付けるのですが、
そのまま張り合わせたのでは、乗っている内に、
体重の重みで下にずれていってしまうので、
竹胴体の両サイドに、杉板の幅分が嵌るように、
コの字型に切り欠きして、両側から張り合わせ、
杉板の間には、竹の前後と、足載せステップ部分に、
同じく杉の角材で隙間を埋めて木ネジで固定。
この時、切り欠きした竹の直径よりも、少しだけ杉の角材を小さめに作っておきます。
こうしますと、杉板を張り合わせ、木ネジで締めこんだときに、
竹の胴体をよりがっちりと挟み込むことになります。
更に耐水性のある木工用ボンドも合わせて張り合わせましたから、
このステップ部分は、丈夫で長持ちしてくれるかなあと思います。
竹馬の脚の下部には、割れ防止のため、節がくるようにします ↓
また、念のために、切り口の角をノミで落とし、
玄翁で、切り口の竹の繊維をまんべんなく叩いて、上手く納まるように潰しておき、
最後の仕上げに椿油を塗ってトリートメントしておきました。
初めて作りましたが、まあまあの出来具合だと思います。
これも、木工の道具と材料があったお陰であります。
やはり、純粋な日曜大工は面白いです。
〈 後日談 〉
小学校へ行った時に、他の生徒さんはどのような竹馬を作ってきているのか、
何気なく見てみますと、足載せステップの高さが、どの竹馬も統一されており、
さらにデザインもほとんど同じで、
その中で、うちの娘だけが違うので不思議に思って妻に聞いてみると、
実は、夏休み前に竹馬作りの案内のプリントが配布されていて、
そこに作り方と寸法がかいてあったとのこと・・・。
コラー!
と言いたいところですが、
もう作ってしまったものは、どうしようもありません。
念のため、担任の先生に確認をしてみると、
特に問題ないとのこと。
アドバイスとして、はだしで乗った時に、
足の親指と人差し指で挟んで乗れるように、
乾電池などを直角の部分にテープなどで取りつけたほうが良いことと、
ステップの下に、筋交いを入れたほうが強度がでることを教えていただきました。
様子を見ながら、必要に応じて対処していこうと思います。
〈 追記 11月8日 〉
竹馬を学校で使っている娘より、ステップの部分が、グラグラするとのこと。
丈夫に作ったつもりでしたので、ちょっと意外でした(自信過剰・・・)。
早速、竹馬を引き取ってきて、修理することに。
現物を見てみると、竹の部分が乾燥してひとまわり痩せたのか、
または、ステップと竹との接合部分に力が加わり、杉側のほうが軟らかいので、
衝撃の圧力で杉が少しずつ凹んでいって緩みが出たのか、
もしくは、この二つの原因でグラグラになったと思われる。
娘の通う、小学校では竹馬を裸足で乗ることもあり、
前回、小学校の竹馬の作り方に書いてあった通り、
足の指で掴む部分を新たに作りました。
楔(くさび)の要領で、緩んでいる部分に杭を打ち込みました ↓
こうすることにより、
ぐらつきも無くなり、まさに一石二鳥!
われながらグットアイデア。
楔は、竹に対して楕円形にしてあるのがミソです。
ステップ部分 ↓
この部分に指を挟んで、乗ることにより、しっかりと竹馬をホールドできます。
裏から見ると ↓
上から下まで貫通しているお陰で、上下のグラつきが無くなりました。
またグラついてきたら、もう一回り太い杭を作りなおして打ち込む予定です。
2018年に、木で竹馬を作りました → 木製竹馬
竹馬を作って用意して置いてくださいという通達がありまして、
期日も押し迫ってきてましたので重い腰を上げてつくりました。
左が子供用、右が大人用 ↓
最初に、大人用を試作として作ってみました。
脚を乗せる部分には割れにくいコンパネを採用。
しかし、竹との見た目の相性がちょっとイマイチ。
また、コンパネは重いので、子供用には不向きかなといことで、
子供用の足載せ部分は、杉板で作ることにしました。
まず、杉板二枚を、竹を挟むように取り付けるのですが、
そのまま張り合わせたのでは、乗っている内に、
体重の重みで下にずれていってしまうので、
竹胴体の両サイドに、杉板の幅分が嵌るように、
コの字型に切り欠きして、両側から張り合わせ、
杉板の間には、竹の前後と、足載せステップ部分に、
同じく杉の角材で隙間を埋めて木ネジで固定。
この時、切り欠きした竹の直径よりも、少しだけ杉の角材を小さめに作っておきます。
こうしますと、杉板を張り合わせ、木ネジで締めこんだときに、
竹の胴体をよりがっちりと挟み込むことになります。
更に耐水性のある木工用ボンドも合わせて張り合わせましたから、
このステップ部分は、丈夫で長持ちしてくれるかなあと思います。
竹馬の脚の下部には、割れ防止のため、節がくるようにします ↓
また、念のために、切り口の角をノミで落とし、
玄翁で、切り口の竹の繊維をまんべんなく叩いて、上手く納まるように潰しておき、
最後の仕上げに椿油を塗ってトリートメントしておきました。
初めて作りましたが、まあまあの出来具合だと思います。
これも、木工の道具と材料があったお陰であります。
やはり、純粋な日曜大工は面白いです。
〈 後日談 〉
小学校へ行った時に、他の生徒さんはどのような竹馬を作ってきているのか、
何気なく見てみますと、足載せステップの高さが、どの竹馬も統一されており、
さらにデザインもほとんど同じで、
その中で、うちの娘だけが違うので不思議に思って妻に聞いてみると、
実は、夏休み前に竹馬作りの案内のプリントが配布されていて、
そこに作り方と寸法がかいてあったとのこと・・・。
コラー!
と言いたいところですが、
もう作ってしまったものは、どうしようもありません。
念のため、担任の先生に確認をしてみると、
特に問題ないとのこと。
アドバイスとして、はだしで乗った時に、
足の親指と人差し指で挟んで乗れるように、
乾電池などを直角の部分にテープなどで取りつけたほうが良いことと、
ステップの下に、筋交いを入れたほうが強度がでることを教えていただきました。
様子を見ながら、必要に応じて対処していこうと思います。
〈 追記 11月8日 〉
竹馬を学校で使っている娘より、ステップの部分が、グラグラするとのこと。
丈夫に作ったつもりでしたので、ちょっと意外でした(自信過剰・・・)。
早速、竹馬を引き取ってきて、修理することに。
現物を見てみると、竹の部分が乾燥してひとまわり痩せたのか、
または、ステップと竹との接合部分に力が加わり、杉側のほうが軟らかいので、
衝撃の圧力で杉が少しずつ凹んでいって緩みが出たのか、
もしくは、この二つの原因でグラグラになったと思われる。
娘の通う、小学校では竹馬を裸足で乗ることもあり、
前回、小学校の竹馬の作り方に書いてあった通り、
足の指で掴む部分を新たに作りました。
楔(くさび)の要領で、緩んでいる部分に杭を打ち込みました ↓
こうすることにより、
ぐらつきも無くなり、まさに一石二鳥!
われながらグットアイデア。
楔は、竹に対して楕円形にしてあるのがミソです。
ステップ部分 ↓
この部分に指を挟んで、乗ることにより、しっかりと竹馬をホールドできます。
裏から見ると ↓
上から下まで貫通しているお陰で、上下のグラつきが無くなりました。
またグラついてきたら、もう一回り太い杭を作りなおして打ち込む予定です。
2018年に、木で竹馬を作りました → 木製竹馬
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます