福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

箸作り

2015-06-11 22:33:50 | 製作記録
弁当箱用の箸を作ってみました ↓






弁当箱の前にあるスライド蓋の裏に収納する短めの箸です。


今回は、予備を含めて15膳ほど製作。


試作の時に作った1膳はカンナで削り出したのですが、今回は数が多いので治具を製作 ↓






治具といっても、べニア板を組み合わせただけの単純なものです。

(角度調整を何度もしたので、その時のビス穴が残っていますが・・・)

この治具を使って、角材から先細りの形状に加工します。


まずは角材を治具にセット ↓





角材を見てみると、斜めになっており、左端はベースのべニアより外側にはみ出ています。


この状態で、テーブルソーのフェンスに沿わせてますと ↓






角材の一面が斜めにカットできました。


90度転がして再びカットしますと ↓






箸の形になりました ↓






カットした面に、ノコ刃の跡が残っていますので、手鉋をかけます ↓






箸の頭を前蓋の形に合わせて、45度づつカット ↓






既に先細り形状になっているので、カットした分をスペーサーを挟ませて調節しています ↓






箸の形ができたら、水引とペーパーがけをして、塗装ができるように準備して置きます。

この箸も弁当箱同様に漆塗りをする予定です。

弁当箱もやっと先が見えてきました。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漆の塗り立て | トップ | タンスかん »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (Mona)
2015-06-12 12:58:33
時々、覗かせて頂いてます。。

見ていくたびにワクワクする作業です!

木材大好きな私としては、もー テンションあがります。
また、更新楽しみにしてます!
返信する
Unknown (福島木工家具店)
2015-06-12 13:08:27
Monaさん、コメントありがとうございます。
私も木材大好きです。
今回の箸をカットする作業は危険な作業です。製作に使った治具も、箸をしっかりと固定する仕様になっていないので、非常に神経を使いました。本来は安全面を優先した治具を作るべきだと反省しています。
今後も、怪我の無いようにに頑張っていきます。
返信する

コメントを投稿

製作記録」カテゴリの最新記事