順調に進んでいた製作に思わぬ失敗。
ベンチフレームを組んで、その上に座面板を取り付けようとしたところ、
予め座面に穿っておいた下穴と、フレームとの位置関係がセンターからずれている。
おや?
まさかねー。
下穴がおかしいのか? フレーム寸法がおかしいのか?
早速測ってみると、短方向のフレームが何と10mmも大きい!
これでは脚は取り付けれても、その下に嵌める畳ずりが入らないではないか!
さてどうしようか。
とりあえず、フレームをばらそうと、当て木をしてゴムハンマーで叩いてみるがビクともしない。
ホゾ(一方胴付き)にしっかりと木工ボンドが効いている。
接着したのは昨日のことでして、ほぼ完全にくっついているのでしょう。
かくなる上は、強引に剥がそうと手がかかるも、その先を想像するに、ベリベリと木が破断しながら、
下手したら長手方向のフレームもロスしそうなビジョンが脳裏に走ったのであきらめる。
よりによって、まとめて(5台分)製作している時に致命的な失敗をするとは・・・
冷静に、冷静に。
昔なら、カーッと血がのぼり、顔面が高潮した後、どーんと自己嫌悪にしばらく落ち込んだものですが、
年を重ねるにつれ(失敗も)、ちょっとは落ち着いて対応できるようになってきたようで。
まあ、しょうがない。
畳ずりを作り直すか(1台につき3×5=15個分)、ということで淡々と作業に入る。
しかし、初めての作るものでもなく、ちゃんと正確な寸法が明記してある図面を用意しての製作なのに
何故このような単純なミスをするのか?
ただ単に寸法の読み違いとは思えないのが不思議。
有り得るのが、部材を仮切断(ちょっと長めに)したままの寸法で、
仕上げ切断しないままにホゾ加工に入ってしまったのが可能性として考えられる。
ちょっと二度手間なのですが、このように部材の切断加工をする時は、二度に渡り切断しているのです。
まず、製材所から届いた状態の木材(たいてい4mあります)を、手押しカンナの機械に通す前に、
加工する部材の寸法より長めに仮切断しておきます。
理由は、4mという長尺のままでは、その木材の反りや捩れを削ってまっすぐに修正しようとすると、
例えば、弓なりに端とセンターで20mmの反りがあった場合、これが45mm角の木材ですと、
手押しカンナで削って、真っ直ぐにすると、45-20ということで、仕上がり寸法は25mmになってしまいます。
このロスを少なくするために、予め短い寸法にカットしておいてから機械に通せば、
修正分を削るには、ごく少しで済むことができるからなのです。
フレームの仮組みをした時(先日の写真です) ↓
先日、いかにも私はきっちりやってますーと書いたばかりなのに・・・ 恥ずかしいー 赤面。
この時にちゃんと念を入れて仕上がり寸法を確認しておけばよかったのにそれをしなかった。
事前に試作品を作っており、図面も間違いないという安心感が、逆に慎重さを欠く事になってしまいました。
慣れとは恐ろしいものなのですね。
もっと目の前の作業に没入するよう、一つ一つを疎かにしないよう大事にするよう努めなければ。
まだまだです。
ベンチフレームを組んで、その上に座面板を取り付けようとしたところ、
予め座面に穿っておいた下穴と、フレームとの位置関係がセンターからずれている。
おや?
まさかねー。
下穴がおかしいのか? フレーム寸法がおかしいのか?
早速測ってみると、短方向のフレームが何と10mmも大きい!
これでは脚は取り付けれても、その下に嵌める畳ずりが入らないではないか!
さてどうしようか。
とりあえず、フレームをばらそうと、当て木をしてゴムハンマーで叩いてみるがビクともしない。
ホゾ(一方胴付き)にしっかりと木工ボンドが効いている。
接着したのは昨日のことでして、ほぼ完全にくっついているのでしょう。
かくなる上は、強引に剥がそうと手がかかるも、その先を想像するに、ベリベリと木が破断しながら、
下手したら長手方向のフレームもロスしそうなビジョンが脳裏に走ったのであきらめる。
よりによって、まとめて(5台分)製作している時に致命的な失敗をするとは・・・
冷静に、冷静に。
昔なら、カーッと血がのぼり、顔面が高潮した後、どーんと自己嫌悪にしばらく落ち込んだものですが、
年を重ねるにつれ(失敗も)、ちょっとは落ち着いて対応できるようになってきたようで。
まあ、しょうがない。
畳ずりを作り直すか(1台につき3×5=15個分)、ということで淡々と作業に入る。
しかし、初めての作るものでもなく、ちゃんと正確な寸法が明記してある図面を用意しての製作なのに
何故このような単純なミスをするのか?
ただ単に寸法の読み違いとは思えないのが不思議。
有り得るのが、部材を仮切断(ちょっと長めに)したままの寸法で、
仕上げ切断しないままにホゾ加工に入ってしまったのが可能性として考えられる。
ちょっと二度手間なのですが、このように部材の切断加工をする時は、二度に渡り切断しているのです。
まず、製材所から届いた状態の木材(たいてい4mあります)を、手押しカンナの機械に通す前に、
加工する部材の寸法より長めに仮切断しておきます。
理由は、4mという長尺のままでは、その木材の反りや捩れを削ってまっすぐに修正しようとすると、
例えば、弓なりに端とセンターで20mmの反りがあった場合、これが45mm角の木材ですと、
手押しカンナで削って、真っ直ぐにすると、45-20ということで、仕上がり寸法は25mmになってしまいます。
このロスを少なくするために、予め短い寸法にカットしておいてから機械に通せば、
修正分を削るには、ごく少しで済むことができるからなのです。
フレームの仮組みをした時(先日の写真です) ↓
先日、いかにも私はきっちりやってますーと書いたばかりなのに・・・ 恥ずかしいー 赤面。
この時にちゃんと念を入れて仕上がり寸法を確認しておけばよかったのにそれをしなかった。
事前に試作品を作っており、図面も間違いないという安心感が、逆に慎重さを欠く事になってしまいました。
慣れとは恐ろしいものなのですね。
もっと目の前の作業に没入するよう、一つ一つを疎かにしないよう大事にするよう努めなければ。
まだまだです。
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