ベニヤ板を切り抜いて、こんなもの作りました ↓
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これは治具というもので、同じような加工を連続して行う場合に役立ちます。
トリマーという機械を使って、切り抜いた部分に沿わせて動かすと、
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このようになります ↓
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これは本棚の棚板の裏で、4箇所に掘り込み加工をします。
この金具(これはサンプル)を4本使い、そこへ棚板を載せると、
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トリマーで掘り込んだ部分に嵌まり込み、棚板のずれ防止となる訳です。
今回の掘り込み数は約260箇所!
手作業ですと気が遠くなりますが、治具のお陰で早く正確に加工することが出来ます。
ただでさえ、手間隙がかかる手作り家具。
随所に工夫していかなくては商売として回っていきません。
正直、商売は得意ではなく、むしろ苦手です。
ただ作るだけに専念したいのですが、作ることと売ることは表裏一体な訳でして、
コストを下げるあらゆることをしていかなければならないのが現実です。
かといって何でもかんでも安かろう早かろうでは魅力的なモノには仕上がらないジレンマがあります。
課題の一つです。
最近、お客様にご迷惑をかけっぱなしです。
ちょっと落ち着かなくてはなりません。
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