前回の続き、
反った角材を、再び手押しカンナと自動カンナを使って、真っ直ぐにしました。
続いて、ドラムサンダーという機械(自動ペーパーがけ機みたいなもの)を通して表面をきれいにペーパーがけします。
この機械を通した時に問題が・・・
電気丸ノコを使っているとき、気にはなっていたのですが、
その問題は焦げ付き ↓
ドラムサンダーを通した際、3本のうち、手前の2本に焦げ付きが出ました。
普段は地杉を使っているので、このようなことは、あまりないのですが、
たまに広葉樹の加工で焦げ付きを出すことがあります。
私の経験上、このような焦げが出ることがある樹種はヤマザクラかな。
あっ、それにイスノキも焦げますね。思い出せば他にもあるかもしれません。
焦げの原因は、ペーパーの目詰まりなどでなりますが、樹種、樹種の中でも固有のものによることがあります。
今回のケースでは、同じように加工しているのですが、3本のうち1本には焦げはありませんでした。
自然相手なので原因がわからないこともあり、完全な対策をとることは難しいです。
これも一つの経験となり、アブラギリは焦げを出すことがある、ということがわかりましたので、
次回からの加工は、焦げる想定をした上で進めていくことができます。
経験値アップですね。
この3本のアブラギリの角材は、こうして ↓
途中で、こんな機械(トリマー)を使ったり ↓
こうなり ↓
だんだんと形づくられていくのです。
レポート 5 へ つづく
「アブラギリを活かそう」 まとめ レポート1 レポート2 レポート3 レポート4 レポート5
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